【インタビュー】舞台「炎炎ノ消防隊」-地下からの奪還- 石川凌雅さん×岩崎悠雅さん
2022年9月17日(土)より上演される、舞台「炎炎ノ消防隊」-地下からの奪還-。
原作は、「週刊少年マガジン」(講談社)で連載し好評を博した大久保篤さんの人気漫画。人が突如燃え出し、炎の怪物“焰ビト”となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。その脅威に立ち向かう特殊消防隊たちを描いたバトルファンタジー作品で、2019年に「炎炎ノ消防隊」、2020年に続編となる「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」としてTVアニメ化され、「炎炎ノ消防隊 参ノ章」制作決定も発表されました。
舞台版は、2020年7月〜8月に第1弾、2022年1月に第2弾「-破壊ノ華、創造ノ音-」を上演。
そして、遂に「地下(ネザー)」編に突入する第3弾「地下からの奪還」公演は、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズなどで活躍する石川凌雅さんが、主人公・森羅 日下部 役を務め、秋樽 桜備役に伊万里有さん、茉希 尾瀬役に長谷川里桃さん、ヴィクトル・リヒト役に菊池修司さんと、新しい顔ぶれを「第8」に迎えるほか、主人公の弟である象 日下部 役は、岩崎悠雅さんが演じます。
また、今作からの新キャラクターとして、田上真里奈さん、稲垣成弥さん、山田ジェームス武さんらが参加し、第1弾、第2弾から続投となる横田龍儀さん、馬場良馬さん、礒部花凜さん、早乙女ゆうさん、TAKAさん、佐倉花怜さん、河原田巧也さん、鵜飼主水さん、飯窪春菜さん、萩野崇さんらと、これまでの続編となるストーリーを描きます。
この度、本作で主演を務める森羅 日下部 役:石川凌雅さんと、主人公の弟・象 日下部 役:岩崎悠雅さんにインタビューを実施。
本作にかける想いや、演じる役の魅力など、本作への意気込みを語っていただきました。
森羅 日下部 役:石川凌雅さん×象 日下部 役:岩崎悠雅さん
出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
石川:僕が主演をやらせていただけるなんて!?という気持ちと、凄く嬉しいなという思いがありました。
それと同時に、責任も大きいなという気持ちもありましたが、今は覚悟を持って、舞台を千秋楽まで無事にやり遂げて、成功させたいなと思っています。覚悟と気合はもう出来上がっています!
今回、初めてお会いする共演者の方も多いですが、上手くコミュニケーションをとって、力を合わせて頑張りたいです。
岩崎:出演が決まった時は凄く嬉しくて、原作も何度も繰り返し観させていただきました。その度に、自分が象 日下部(ショウクサカベ)を演じれるんだ!っていう喜びが湧き上がってきて、まだ稽古前ですがこのシーンはどう演じようかなと、いろんなことを考えています。本当に凄く楽しみな気持ちでいっぱいです。早く稽古がしたいです。
出演が発表された際の周りの方の反応はいかがでしたか。
石川:人生で一番LINEが来ました(笑)。
これまで共演させていただいた役者の方々や、今までお世話になったスタッフさんや、昔からの同級生からも連絡がたくさん来ました。もちろん、これまで出演してきた作品もそうですが、「炎炎ノ消防隊」という作品が本当に沢山の方に愛されているんだなと、肌で感じました。
みんなが応援してくれて、そして背中を押してくれたので、最初に感じたプレッシャーを期待感として捉えられるようになりました。
岩崎:自分は、解禁日にちょうど別現場に居たんですよ。年下の子がいっぱいいる現場だったんですけど、そこでみんなが「え?!象 日下部(ショウクサカベ) 役で出演するの?!」ってすごい反応をしてくれて、照れちゃいました(笑)。やっぱり人気作なんだなと肌で感じたので、気を引き締めてしっかり演じようと思いました。いい意味でプレッシャーになりました。
あとは僕の従兄弟が「炎炎ノ消防隊」が大好きで、しかもショウの大ファンだったらしく、LINEで「ゆうにい、おめでとう!頑張ってね!」とメッセージを貰いました。
応援メッセージを沢山いただいて、本当にいい舞台に出来るよう頑張りたいなと思いました。
原作漫画やアニメをご覧になった感想をお願いします。
石川:憧れる登場人物がすごく多い作品だと感じました。シンラは周囲から悪魔だと言われながらも、ものの見方や捉え方が歪むことなく、自分の中の正義を貫こうとしている姿が素敵だなと。こういうふうでありたい、こういう自分でいようといった気持ちを強く持つことで、踏ん張って生きている彼に惹かれます。
作品名の「炎炎ノ消防隊」にあるように、みんなの魂が本当にアツいなと思いました。胸熱です!
岩崎:一番最初に感じたのは、「炎炎ノ消防隊」というタイトルから、まさか主人公たちが炎を使って人々を救うとは思わなかったので、新しいなと思いました。全てのキャラクターが一人一人個性的で、魅力しかないなと。
その中に僕が演じさせていただくショウや、ジョーカーなど、謎めいたキャラクターが居ることで、いろんなことを考えさせられる作品だと思いました。真剣なシーンの中にも、ギャグシーンもあったりして、作中でのそうしたギャップも面白いですし、時間を忘れて見入っちゃう作品です!
今はもう、ショウのことしか考えられなくて、このシーンの時はどんな気持ちでいるんだろうとか考えちゃいますね。
演じる役と、ご自身と似ているなと感じるところや、魅力的だと感じているところはありますか?
石川:仕事とプライベートの切り替えが出来ているところが似ているなと感じています。シンラも普段はアーサーと喧嘩したり砕けていますが、火災現場では自分の全うすべきことをしっかりやり抜くといった、ギャップがあるなと。
自分はそこまできっちり切り替わるわけではないのですが、仕事とプライベートのオンオフを大切にしています。
あと少し違うなと感じた部分は、僕は悲しい出来事があったら時間を経て気持ちを紛れさせていくタイプなんですが、シンラはそれを糧により強くなろうと前を向き続けるタイプなので、自分よりも何倍も勇敢ですごく格好いいなと。まさにヒーローだなと思いました。
岩崎:謎が多く、まだ多くを語らないキャラクターではありますが、その中でもショウ自身の芯の強さが垣間見えたりして、でも子供らしいところもあって。そんなところが魅力的だと思いますし、ショウの自信や強さを僕も見習いたいと思います。
これまでの公演はご覧になりましたか?
石川:1作目2作目と観させていただいて、本当にテンポ感がすごく良くて、目まぐるしい展開から片時も目が離せなかったです。舞台版の好きなところは、やっぱりアクションシーンです。映像に合わせたアクションや、ワイヤーアクションなどの演出が凄いなと。迫力があって、見どころ満載ですよね!
なので今から稽古が本当に楽しみで、舞台版としての魅力をもっと追求して、稽古を通してもっともっとシンラに近づけていけたらなと思います。
しっかりと体力を付けて、全18公演を乗り切りたいと思います!
岩崎:僕はこれからです。
兄弟喧嘩というか、シンラとショウの戦いが僕は楽しみで。戦いながらもお互いの感情が交差する場面や、感情が溢れるシーンもあると思うので、楽しみな気持ちでいっぱいです!
あとは、ショウの能力を舞台でどう表現するのかを一番楽しみにしています。
石川さんと岩崎さんは、本日初めてお会いになったとのことですが、お互いの第一印象をお伺いしてもよろしいでしょうか?
岩崎:僕には弟がいて、普段は長男の立場なんですけど、舞台では凌雅さんが演じるシンラの弟役として出演させていただきます。普段からお兄ちゃんっぽくないと言われるのですが、僕もついて行く方が好きなので、お会いして間もないですが、凌雅さんがすごくお兄ちゃんな感じで接してくれるので嬉しいです。お互い名前も似ていますし(笑)。
石川:僕は兄弟もいなくて後輩もあまりいないのですが、すごく慕ってくれそうな予感がしています。
岩崎:もう、慕ってますよ!
石川:すごく良い関係になれそうでワクワクしますね。
兄弟役なので、お互い意見を交わしながら一緒に作品を作っていきたいです。
最後に、本作を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。
石川:今作より森羅 日下部(シンラクサカベ) 役を演じさせていただきます、石川凌雅です。これから始まる稽古を楽しみにしつつ、そしていい作品に出来るよう頑張りたいと思います。東京・京都の全18公演、どうか応援のほどお願い致します!
岩崎:今作まで先輩方が繋いできてくださった、舞台「炎炎ノ消防隊」を更に盛り上げていけるように、アツい舞台に出来るよう象 日下部(ショウクサカベ)として全力で生き抜いていきたいと思います!応援よろしくお願いします!
公演概要
■原作
大久保篤「炎炎ノ消防隊」(講談社『週刊少年マガジン』所載)
■スタッフ
脚本:なるせゆうせい
演出:久保田唱
制作・主催:DMM STAGE
■キャスト
森羅 日下部:石川凌雅
アーサー・ボイル:横田龍儀
秋樽 桜備:伊万里有
武久 火縄:馬場良馬
茉希 尾瀬:長谷川里桃
アイリス:礒部花凜
環 古達:早乙女ゆう
ヴィクトル・リヒト:菊池修司
ヴァルカン・ジョゼフ:TAKA
象 日下部:岩崎悠雅
アロー:佐倉花怜
ハウメア:田上真里奈
カロン:稲垣成弥
ヨナ:河原田巧也
アサルト:山田ジェームス武
Dr.ジョヴァンニ:鵜飼主水
リサ漁辺:飯窪春菜
レオナルド・バーンズ:萩野崇
アンサンブル:奥平祐介、加納義広、久保早里奈、高田紋吉、日野亮太、渡辺誠也
<東京公演>
2022年9月17日(土) 〜 9月25日(日)
会場:サンシャイン劇場(〒170-8630 東京都豊島区東池袋3丁目1−4サンシャインシティ 文化会館4F)
<京都公演>
2022年9月29日(木) 〜 10月2日(日)
会場:京都劇場(〒600-8216 京都市下京区烏丸通塩小路下ル 京都駅ビル内)
◇東京公演
9月17日(土)13:00/18:00
9月18日(日)13:00/18:00
9月19日(月・祝)13:00
9月20日(火)休演日
9月21日(水)19:00
9月22日(木)19:00
9月23日(金・祝)13:00/18:00
9月24日(土)13:00/18:00
9月25日(日)13:00
◇京都公演
9月29日(木)19:00
9月30日(金)19:00
10月1日(土)13:00/18:00
10月2日(日)12:00/17:00
■チケット
プレミアム席 12,000円 (税込)
一般席 9,800円(税込)
■チケット取り扱い
<オフィシャル二次先行(先着)>
2022年8月15日(月)12:00~8月21日(日)23:59
<一般販売(先着)>
2022年8月27日(土)12:00~
申し込みURL: https://w.pia.jp/t/fireforce/
【チケットに関するお問い合わせ】
チケットぴあ http://t.pia.jp/help/
■公式サイト https://fireforce-stage.com
■公式ツイッター https://twitter.com/FireforceStage
※推奨ハッシュタグ #炎ステ #炎炎ノ消防隊
■ストーリー
巨大企業「灰島重工」から「第8」に配属された研究員リヒト。不自然な人事をいぶかしく思う「第8」だったが、白装束の調査の為「第7」管轄の浅草へ向かう。最強の消防官と言われる「第7」の大隊長・新門 紅丸の破天荒な鎮魂に驚きを隠せないシンラたち。浅草の町でシンラが偶然助けたユウという少年をきっかけに、シンラたちは、孤高の凄腕技術者であるヴァルカンとの出会う。一方、白装束らの策謀によって炎と混沌に包まれる浅草。驚異的な力を持つ鬼の“焰ビト”が目の前に立ちはだかる。壮絶な戦いの末、「第7」と「第8」は、無事事件を解決し信頼関係を築く。
そして、リヒトの調査によって白装束らのアジトが判明する。そこは、聖陽教が禁忌の地とする「地下(ネザー)」と呼ばれる場所だった。ヴァンルカンを仲間に加えた「第8」は、いよいよ地下鉄道の遺構から 暗闇に閉ざされ「地下(ネザー)」への侵攻を試みる・・・
©大久保篤・講談社/舞台「炎炎ノ消防隊」製作委員会
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