【インタビュー】アメツチ公演「アテルイ」モレ役:谷水力さん
2024年10月9日(⽔)より、東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて開幕する、アメツチ公演「アテルイ」。
悲劇の英雄アテルイと坂上⽥村⿇呂のライバルものという古代⽇本屈指の⼈気を誇る題材を数々の話題作を世に発表してきた演出家 ⼭⽥英真さんが、安藤匠郎さんのプロデュースで上演。
本公演は、古代⽇本・平安時代初期、まだ政府に属していなかった東北の地・蝦夷と⽇本朝廷との争いの中から、蝦夷の⼤将・アテルイと朝廷の将軍・坂上⽥村⿇呂の友情が芽⽣えるライバル物語を描きます。国の統⼀を狙う朝廷と、侵略される側の蝦夷、それぞれの正義を胸に戦う男たちを華やかな⾐装と激しい殺陣で彩る、幻想歴史アクションとなっています。
アテルイ役を富永勇也さん、坂上⽥村⿇呂役を⾕佳樹さんが演じ、⽥村⿇呂の腹⼼で剣の達⼈・幸武役:猪野広樹さん、アテルイの副将モレ役:⾕⽔⼒さんら、舞台で実績を積み上げ殺陣を得意とするキャストが出演します。
この度、本作でモレ役を務める⾕⽔⼒さんにインタビューを実施。
本作にかける想いや、ビジュアル撮影を終えての感想など、本作への意気込みを語っていただきました。
本作への出演が決まって
普段は原作物が多いんですけど、ここ最近はストレートの舞台もなるべく経験するようにしていた中で、出演のお話をいただきました。武将の時代や現代劇が多いのですが、この時代のものをやることが無かったので、自分にとってもひとつ新しい挑戦になるかなと。いろいろ勉強しながら頑張っていきたいですし、面白い作品だなと感じました。
役どころについてお聞かせください
アテルイの副将・モレを演じさせていただきます。アテルイの右腕のような存在で、軍師で頭が良い、冷静な性格の人物です。蝦夷軍はあまり上下関係がなく、同志であり、家族のような関係。みんなが芯として持っているアツさや、土地を守りたいという気持ちが繋がっていて、それはモレも同じ。そこが素敵で、僕もそういう男でありたいと感じています。
俳優業をやっていて、ご自身の中で芯として持っているものは?
どこの現場でも、毎回楽しくやりたいという思いを持っています。特に舞台系は、稽古期間を含めて共演者やスタッフと一緒に作っていくものなので、周りをしっかり見ながらコミュニケーションを取っています。
台本を読んでみての感想
セリフが多いなと思いました(笑)。軍師の役なので、説明セリフまではいかないですが、戦況や作戦内容についてのセリフが多くて。何のためにこの兵を動かしているのかなどをしっかり理解できていないと覚えるのも言うのも難しいなと感じました。稽古は始まったばかりですが、立ち位置など決まって、景色がどんな感じに広がっているのかが分かってくると、また理解が深まると思っています。
役作りはどのようにされていますか
クールな役となると、落ち着いているというイメージだけで作りがちになってしまうので、蝦夷としての信念やアツい想いを、お客さんにしっかり伝えることを大事にしながら作っています。
稽古で、いま課題としているところや楽しみなことは?
それぞれの関係性や、キャストがそれぞれ持ってきてくれているキャラクターが、良い意味で自分で本読みしていた時とは違う部分があるので、そこを落とし込みながらやっていきたいです。
今回、役どころ的にそんなに殺陣は多くないのかなと思っていたのですが、台本を読んでみたら結構戦うシーンがあり、しかも二刀流ということで。これまでも殺陣をやってきましたが、二刀流は初めてなので、そこが楽しみでもあり挑戦でもあり、頑張らないといけないなと思っています。
また、本川翔太くんが、いろんなところで遊びを入れてくれるのが面白くて。今回の僕の役柄的には難しいところもありますが、僕もなにか出来ないかなと探してみたりもしています。もっと稽古が進んでいけば、よりアツくて面白みがある作品になっていくんじゃないかなと、ワクワクしています。
ビジュアル撮影で、実際に扮装してみての感想
着物や袴とはまた違っていて、いつもとは違う時代感を感じて新鮮でした。格好よくてテンションも上がりました。ちゃんと動くことも考えて作ってくださっているのも感じて、ありがたいなと。殺陣での布さばきも考えておきたいです。
アテルイ役の富永勇也さんとは、久しぶりの共演ですね
トミー(富永さん)との共演は約7年ぶりで、当時もすごく仲が良くて一緒に稽古をしていました。まだ稽古が始まったばかりで直接言葉は交わしていませんが、多分、お互い大人になったなぁと思っているんじゃないかな。そんなに久しぶりという感覚はなくて、お芝居やいろんな部分でお互い成長はしているけど、根っこの部分やノリは変わってないねと、話しました。
本作の座組の印象は?
ストイックな方が多いと感じています。休憩中も、それぞれ台本を読んだり武器の扱いを確認していたり。僕もそうですが、お互いいろんなことを学びながら、見習いながら、成長できる。年齢的にも、いい感じに大人な方たちが集まっている座組です。
本作の見どころ
朝廷軍も蝦夷軍も、長い間、土地や家族を守るために戦っている。ただ戦っているのではなく、どんな思いで、なにを守ろうとしているのかをお客様に伝えて、そこからなにか考えたり感じ取っていただける作品です。
長い間、信念を持って戦い続けてきた蝦夷と朝廷の戦いの行く末が描かれる本作。谷水さんが、この先もずっと持ち続けたい信念は?
子供心です。4、50歳になっても、良い意味で男子感や、すごくくだらないことで笑ったり、お芝居でもそうした楽しむ心をずっと持ち続けていきたいです。
本作を楽しみにしている皆さんへメッセージ
朝廷軍と蝦夷軍の対比や、悩んで葛藤する共通点もあり、それぞれの姿がとても見やすくて面白い作品になっていると思います。この作品を観ていただいて、想いを感じ取っていただけたら嬉しいです。
今回インタビューをさせていただいた、⾕⽔⼒さんの直筆サイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!
チェキの応募方法はStage NewsのXをフォローし、対象ポストをRPをするだけ!
応募締め切りは2024年10月14日(月)23時59分です!沢山のご応募お待ちしております!
※サイン入りチェキは当選者1名様につき1枚とし、XのDMにて当選された方にのみ、ご連絡いたします。その際にチェキの種類は選べません。
※仕様上アカウントをフォローして頂かない場合はDMが送れませんのでご注意ください。
※DM送信後は48時間以内にご連絡が無い場合、当選は無効といたします。
公演概要
出演
アテルイ 富永勇也
坂上⽥村⿇呂 ⾕佳樹
モレ 谷水力
ユウヒ 日向野祥
トウカク 橋本全一
ハヤテ 阿部快征
セキトウ 本川翔太
百済王俊哲 高田淳
多治比浜成 土田卓
巨勢野足 丸山正吾
三好 前嶋曜
幸武 猪野広樹
⼤伴弟⿇呂 佐藤アツヒロ
澤⽥圭佑 中野貴⽂ 桐⾕直希 佐松翔 清⽔⿓平 岡将⼠ ⽥中翔⼤ 清⽔優志 相澤景太
⽇程:2024年 10月9日(⽔)〜10月13日(⽇) 全9公演予定
会場:スペース・ゼロ(こくみん共済coopホール)
チケット(全席指定・税込):10,000円
一般発売中
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/aterui/
イープラス https://eplus.jp/aterui/
カンフェティ https://www.confetti-web.com/@/aterui
公式X:https://x.com/aterui_stage
公式ホームページ:https://ateruistage.com/
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