【インタビュー】ドラマ『Solliev0』W主演和田琢磨さん＆染谷俊之さん

2024.03.28

小さなイタリアンレストランを営みながら裏で探偵稼業もしている冬馬と春陽の異母兄弟の秘められた想いと因縁、彼らを取り巻く人々との愛憎劇を描いたドラマ『Solliev0』が、4月1日（月）よりテレビ神奈川ほかにて放送開始。本作は「舞台連動企画」となっており、こちらも2024年上演を予定。

この度、W主演で兄弟役を演じる和田琢磨さんと染谷俊之さんにインタビューを実施。
ご自身が演じる役のことや撮影現場でのエピソード、注目してほしいのシーンなどを伺いました。

最後に直筆サイン入りチェキのプレゼントも♪

(左から)天月冬馬役：和田琢磨さん、天月春陽役：染谷俊之さん

演じる役をどのように捉えて、役作りをしましたか？

染谷：演じさせていただきました天月春陽が、天月ホールディングスを経営する天月家の跡取りで、それが嫌で冬真が経営しているレストランで住み込みで働くようになり、外の世界を楽しんでいる。というところから1話が始まります。全6話で、どれだけ兄の冬真のことを想えるかという部分が肝になってくるので、冬真とは異母兄弟ではありますが、愛を大きく持ち、気持ちを込めながら役作りをしました。あとは、僕には兄がいて、兄やその友達と遊ぶことがすごく好きで結構お兄ちゃん子だったので、今回、弟役としての役作りはしやすかったです。

和田：冬真は自分の中で、絶対に目標を成し遂げるという気持ちがはっきりしている。でも、そういうのを表立って見せずに、獲物を狩るように機会を伺っているような、執着を持っている役です。演じる役と僕が似ているところはあまりないと思いますが、一人暮らしももう長いので、無自覚にこだわりとか執着的なものが出てきているところもあるかもしれないですね。

今回の共演で、お互い新たな発見はありましたか？

染谷：新たな発見は無かったです。無いのがもう当たり前というか、長いこと一緒に居ても、きっと変わらずにこのままなんだろうなと。新たな発見がなかったことが、良かったなと僕は思っています。これから結構関わりが深い役をやるので、今年は一緒にいることが多いんですよ。

和田：この前の作品でも、楽屋が2人一緒だったもんね。僕らはお互いのペースや、ボーダーラインとか、感覚や嗅覚が似ているのでそこが良いですよね。

染谷：考え方が似ているので、現場で「これってどうなんだろう」と思うタイミングが同じで。価値観を共有できるのが嬉しいです。

和田：一緒にいて居心地が良いですね。

撮影現場で印象に残っているエピソードがあれば教えてください

和田：第6話に壮大なアクションシーンがあって、その撮影を山中湖の近くの山奥でやりました。撮影時期が12月だったので結構寒くて大変だったんですけど、監督が「あのシーン、2人とも良かったよ」と労ってくださったので、その言葉に救われました。

染谷：クライマックスのシーンは結構大変でした。第1話は平和な探偵ものなのかな、という気持ちで見始めていただくと思うんですが、話しが進むにつれて、特に第6話は違う作品なんじゃないかと思うくらい方向転換があるので、重いシーンで大変でしたがやりきった後の充実感や達成感は格別でした。4話以降、ガラッと変わっていきますし、6話の終わり方が結構衝撃的だと思うので、ドラマから繋がる舞台も楽しみにしていただけたら嬉しいです。