30-DELUX collaborate with UNiFY『SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語』

【インタビュー】30-DELUX ×UNiFY『SHAKES2024～それは夢、だが人生という永劫の物語』清水順二さん×福井巴也さん

2024.03.14

2007年初演からのべ20万人を動員してきた30-DELUXコメディシリーズの代表作「SHAKES」(シェイクス)。
シェイクスピア作品の登場人物が一堂に会するテーマパーク(シェイクスピアランド)で起こるドタバタ喜劇を演出を大幅に変えてリアレンジ！さらにUNiFYの魅力を活かしたカーテンコールレビューショーをプラスして「テーマパーク演劇×ライブ」でお届けする、怒涛のアクションコメディエンターテインメントライブ。
5月15日(水)～19日(日)東京・俳優座劇場、5月31日(金)～6月2日(日)大阪・ABCホール、6月7日(金)～9日(日)名古屋・メニコンシアターAoiの3都市で上演されます。

この度、本作に出演する清水順二さん(30-DELUX)×福井巴也さん(UNiFY)にインタビューを実施。
コラボすることになった経緯や、本作の見どころ・意気込みなどを語っていただきました。

最後に直筆サイン入りチェキのプレゼントも♪

左から：福井巴也さん、清水順二さん

今回、こうして一緒に舞台をやることを決めた経緯をお教えください

清水：コロナ禍になって、敢えて大阪と名古屋での舞台制作にこだわっていたこともあり、あまり東京で若手を起用できる本公演をやれずにいました。劇団の若い子たちにも新しい刺激がほしい。外部団体とのコラボができたらいいなと思っていた時に、とある方から「UNiFYと30-DELUXが組んだら面白いんじゃない」という、ご提案を頂きました。それをきっかけに、リーダーの福井さんと一度お会いしてお話をしてみようということになりました。自分たちで新たなグループを作り、同時に会社も立ち上げて全てを背負っていく姿や、お話している時ににじみ出ていた人柄も素晴らしい。この方なら同世代の劇団の子たちの刺激にもなるし、UNiFYのメンバーにとっても刺激になり、お互いの活性化にも繋がると感じたので、こうしてコラボすることになりました。

福井：30-DELUXさんからお会いしたいとお話を頂いて、僕たちに興味を持ってくださるからには是非という気持ちでお話をさせていただきました。実際に、清水さんの演劇に対してのアツい想いをお伺いして、ご一緒出来たら面白そうだなと感じました。

稽古も始まっているとのことですが、刺激をもらっていると感じるところはありますか？

福井：同世代で、これまで見てきたものが違う方と喋る機会があまりなかったので、メンバーにもいい刺激になっていると思います。僕はまだ本読みしか参加出来ていませんが、本読みだけでもすごいなと感じる部分や勉強になったところもあるので、この先の稽古もワクワクしますし、気を引き締めていきたいです。

清水：人間は話している時も、話を聞いている時も、いつも心で台詞を言っている。それを演技のメソッドで「心の中の台詞」といいます。演劇だと、それが頷きなどのリアクションになっていくんですが、その手法を用いて言うならば、UNiFYはその心の台詞がとても多い子たちで、客観的にものを考えることがでる。最初の稽古の時、30-DELUXのメンバーと気軽に言い合える環境を作ってあげて、心の中で思っていた台詞をそのまま言葉に出せるようになってほしいなと思っていたら、UNiFYのメンバーはいつもお客様に対してそういうアピールをしてきていたのと、勘が良いのか、考えを汲み取って動いてくれました。これまでもいろんなアイドルグループの皆さんと共演させていただきましたが、彼ら彼女らはコツを掴むまでが早いんですよ。なので、少し厳しいかもしれませんが「あっという間に演技や殺陣とか簡単に抜かされちゃうよ」と、劇団メンバーには常にプレッシャーをかけています。

本作で、初めて30-DELUXの作品をご覧になる方もいらっしゃるかと思います。30-DELUXの見どころや本作で楽しみにしていてほしいところは？

清水：本作は、シェイクスピアの登場人物が一同に介する架空のテーマパーク「シェイクスピアランド」が舞台です。そのオープニングアクトのアクション活劇『ロミオとジュリエット』では本来戦うはずのないシェイクスピアの有名な登場人物同士が戦う、そんな滅茶苦茶なショーの舞台裏の話です。アクションや踊りや歌、そしてサスペンスやコメディなど、演劇の面白い要素をたくさん盛り込んだ作品になっています。
実はこの作品は僕の実体験をもとに作りました（初演2007年10月）。90年代の頃の話になりますが、舞台の本番当日に怪我人が出て、製作プロデューサーが代役をやるという事件がありました。しかも、その代役を見事にやりきったその方は今もエンターテインメントを届ける第一線で活躍されています…そんな出来事を経て、僕も似たような経験を山ほどしてきて、舞台裏ってこんなすごいハプニングが実際に起こることがあるんだということを、お客さんに観てもらったら楽しんでもらえるのでは？という視点から、この作品ができました。
役者という仕事の魅力や舞台を仲間と作る難しさや尊さ、などもお伝えしながらも、心から楽しんでもらえる作品です。
さらに今回は、30－DELUXの面白さ、UNiFYの魅力も知ってもらいながら、ご来場の皆さまと一緒にペンライトを振りながら歌やダンスも楽しめるカーテンコールレビューショーもご用意したのでお楽しみください。オリジナルのペンライトも作成中です(笑)。

UNiFYとして、どのような想いで舞台に挑みますか

福井：普段自分たちがやっている歌やダンスだけではなく、言葉で人の心を動かすのが舞台で、非日常ではありつつも日常で起こることの素晴らしさみたいなものが舞台の中にはある。自分たちが生きている日常が、更に素敵なものとしてお見せできないか思いながらやっています。そして、僕と一緒に会社をやりたいと言ってくれたメンバーが10人いること自体、僕にとっては一生に一度しかないことだと感じています。そうしたこと全て含めて、エンターテインメントとしてUNiFYで魅せていければいいですし、舞台をやったことによって、UNiFYという僕たちが頑張っている日常すらもエンターテインメントとして、メンバー自身も感じてもらえたら、活動が更にかけがえのない時間になっていくと思っています。
ファンの方からも、今回30-DELUXさんとコラボしてくれたことを喜んでくださっている声を頂いたので、その期待にしっかり応えられたらなと思います。

福井さんは、先程ビジュアル撮影を終えたとのことで、撮影してみての感想をお願いします

福井：普段のアーティスト写真とはまた違った感覚で撮影をさせていただきました。今回、スーツを着て刀を構えるのが斬新でしたし、福井巴也としての写真は多くありましたが、演じる役の江口としての姿が世の中の人に届くと思うと、ワクワクします。僕自身も楽しみです。

本作を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします

福井：既に楽しみにしてくださっている方はもちろん、30-DELUXさんやUNiFYを知らずに、ポスターやパンフレットを見て、ふらっと来た人も「観に来て良かった」と思えるような、そんな作品を30-DELUXさんと一緒に作ることが出来たら、僕たちの自信にもなると思っています。
皆さんの期待を超えていけるよう、そして1回観たらまた来ようと思ってもらえる作品に絶対するので、楽しみにしていてください！

清水：劇団を22年やってきて、お客様の心からの笑顔と拍手を見たいという気持ちがずっと根幹にありました。そしてお客様だけじゃなく、関わっている人みんなが「この作品に関わって良かった。楽しかった！また関わりたい」と笑顔で言ってもらえることがいつも目標です。
また、世の中が不景気や地震などで大変な情勢の中、何のためにエンタメをやるのかを、劇団員の子たちに問いかけ考えてきました。日本中が心から笑顔になれる日がいつかまた来るだろうと信じて、この作品をUNiFYとやると決めた以上、最高のものにして、お客様が日常の嫌なことを全て忘れられるくらい生きる勇気を与えたいです。UNiFYと旗揚げのつもりでやるので、とてもエモい作品(笑)になると思います。是非、劇場に足を運んでいただけますと幸いです。

今回インタビューをさせていただいた、清水順二さん、福井巴也さんの直筆サイン入りチェキをそれぞれ抽選で2名様にプレゼント！
チェキの応募方法はStage NewsのXをフォローし、対象ポストをRPをするだけ！
応募締め切りは2024年3月20日(水)23時59分です！沢山のご応募お待ちしております！