岸本勇太

【インタビュー】岸本勇太さん ―追求心を持ち続け、役と真剣に向き合うためのルーティーン―

ミュージカル『薄桜鬼 志譚』、家庭教師ヒットマンREBORN! the STAGE、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-など、2.5次元舞台で活躍している岸本勇太さん。
今回の独占インタビューでは、役作りへのこだわりや、稽古期間・公演期間のルーティーン、休日の過ごし方や好きなものまで、ご自身について沢山語っていただきました!

また、7月9日(木)に誕生日を迎え27歳になった岸本勇太さん。7月12日(日)には、おうち誕生日パーティーをテーマに『岸本勇太 27th ONLINE BIRTHDAY PARTY』が開催されます!
岸本勇太さんのお誕生日を、一緒にお祝いして楽しみましょう♪

直筆サイン入りチェキプレゼントもあるので奮ってご応募ください!


【岸本勇太さん~メイキング映像&ぷち質問コーナー~】


『岸本勇太 27th ONLINE BIRTHDAY PARTY』
今回のテーマは、おうち誕生日パーティー♪

【開催日程】 7月12日(日)

Party I:13時〜
https://t.livepocket.jp/e/yuta27party1 

Party II:16時〜
https://t.livepocket.jp/e/yuta27party2 

☆それぞれ約1時間の生配信を予定しております
☆Party I、Party IIで内容は異なります


【岸本勇太さんインタビュー】

岸本勇太――はじめに、自己紹介をお願いします。

岸本勇太です。2.5次元作品の舞台を中心に、役者をやっています。よろしくお願いします!

――岸本さんの、芸能界入りのきっかけをお伺いしてもよろしいでしょうか。

ダンスボーカルのオーディションを受け、合格したのをきっかけに芸能界入りをしました。それからB-PROJECT on STAGE『OVER the WAVE!』(金城剛士 役)への出演オファーをいただきまして、役者としてのデビューをしました。その時に、役について考えることの楽しさや、演じる楽しさを知り、様々な作品に出させていただくようになりました。

岸本勇太――初めて舞台に立った時のお気持ちをお聞かせください。

台詞を忘れたらどうしようとか、上手く出来るだろうかなど、初めは緊張するかと思ったのですが、全然緊張することなく、楽しく舞台に立つことが出来ましたね。
緊張よりも、ワクワクする気持ちが勝っていました!そういう気持ちは、昔も今も変わらないです!

――全然緊張されなかったんですね!初舞台では緊張される方が多い印象でしたので、意外でした。

緊張しているのは自分だけじゃない、みんなも緊張しているんだろうなと考えたら、緊張しなくなりました。緊張することにメリットがあれば良いのですが、空回りしてしまいそうなので…それなら緊張しないよう、余計な力を抜くようにしています。

岸本勇太――原作キャラクターとオリジナルキャラクター、それぞれ役作りはどのようにされていますか?

原作キャラクターの役の時は、原作である漫画やアニメを観るのは勿論ですけど、描かれていない部分をどう演じるか、よりキャラクター「らしさ」を演じるかを考えて役作りをしています。台本には、実際にアニメや漫画と同じシーンが書かれていて、その部分は原作を何度も見直していればキャラクターに寄せることは出来ると思うんです。ただ、舞台ですとそれ以外にも原作にはないシーンが追加されていますので、そこでどういう表情や動きをするのか、「原作では描かれていない部分で、どこまでキャラクターらしさを読み取り演じられるか」を、いつも意識しています。

『「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stage -track.1-』(略称:ヒプステ)では、舞台オリジナルディビジョンであるアカバネ・ディビジョン“North Bastard”の堂庵和聖 役として出演させていただきました。オリジナルキャラクターの役作りは、とても難しくて苦労しました。2.5次元作品の舞台は、原作が愛されているからこその舞台化ですので、原作の世界に自分の演じるオリジナルキャラクターをどう溶け込ませるか、そしていかにお客様に愛してもらえるようにするかを、凄く考えました。
今までの役作りとは全く違ったので最初は苦労しましたが、僕らの作るものが正解になると思い、キャラクターや同じチームとして演じる仲間の持つ良さを活かしながら、より格好良いものを目指しました。そうすれば、お客様にも気持ちが届くと思い、やらせていただきました。

――台本を早く覚えるために、工夫していることはありますか?

初舞台に立った際に教えていただいた覚え方をしています。まず、一通り台本に目を通して、全体を頭に入れる。そして料理やお風呂など、舞台とは全く関係ない事をしている時に、スラスラと出てくる台詞は身体にしっかりと入っている証拠なので、そこまで自分の台詞を覚えられるようにしています。
最近は、出来る限り少ない回数で台詞を覚えるように心がけていますね。今までは何回も台本を読み込んでいたのですが、効率が良くないと感じ、やり方を変えました。舞台での動きをイメージしながら…例えば、この台詞の時は上手から出てくるのかな?ここはそんなに手数が多くない殺陣かな?など、台詞と動きを一緒に組みながら記憶するようにしています。そうすることによって、動いた際に自然と台詞が出てくるようになりました。
早く台詞を頭に入れておけば、稽古の際にそれだけ早く新しいことがやれますので。とにかく、出来るだけ早く台詞を頭に入れることを意識しています。

岸本勇太――ご自身の中で、稽古期間・公演期間のルーティーンはありますか?

ルーティーンは、演じる役ごとに毎回考えて決めています。
例えば、ミュージカル『薄桜鬼』永倉新八 役の時は、筋肉が印象的なキャラクターでしたので、役作りの一環として稽古に筋トレグッズやプロテインを持って行ったりしました。稽古着も桜を取り入れてみたり、形から入るのが一番やりやすいのと、好きなのでそうしています。
ヒプステの時には、Rapバトルの舞台なので、ヒップホップダンサーを意識した稽古着を着用していました。よりキャラクターをイメージしやすい状態にしていましたね。

公演期間中のルーティーンは、衣装を着る順番を舞台ごとに毎回決めて、その通りに着るようにしていますね。
アクセサリーやグローブ等、装飾の多い衣装もあるのですが、それもひとつひとつ順番を決めて着用します。順番を間違えたら、いちからやり直しています。そうすることによって、より集中出来る状態を作っているんです。

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