【インタビュー】舞台「新宿羅生門」中島 健さん×瀬戸啓太さん×市川慶一郎さん
2023年9月22日(金)より、東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて開幕する舞台「新宿羅生門」。
「新宿羅生門」はアイディアファクトリーの新ブランド「ALTERGEAR(オルタギア)」よりリリースを予定している、Nintendo Switch 専用ソフト。ノベルと戦闘、収集要素が盛り込まれた新感覚の転生伝奇アドベンチャー作品であり、新宿を舞台に繰り広げられる活劇を通して、時空を超えた運命の再会、戦いを通して深まる友情や絆、志半ばで倒れた幕末武士の怨念を哀しく美しく描きます。
この度、ゲームのリリースに先駆けて舞台化される本作に出演の、沖田洸 役:中島 健さん、中沢颯 役:瀬戸啓太さん、土方玲雄 役:市川慶一郎(9bic)さんにインタビューを実施。
役作りについてや本作への意気込みなどを語っていただきました。
最後に直筆サイン入りチェキのプレゼントも♪
出演が決まってのお気持ちをお聞かせください
中島:これまでに原作のある舞台に出演したことがなく、今回主演で沖田洸を演じてほしいとお話を頂いたときは正直戸惑いました。原作のある舞台経験をされたことのあるキャストが多いので、これから自分なりに頑張っていこうと思います。
瀬戸:原作はありますが、まだ未発売の作品であまり情報が出ておらず、自分の役はどんな感じなんだろうかとキャラクタービジュアルを見させていただいたら、銀髪ロングのキャラクターで。僕はこれまで、このような大人っぽくて澄ましたような役を演じることが無かったので、何故この役になったのかを教えていただいたんです。「イメージにないから、新たなところを開拓してみたら良いんじゃないか」と言ってもらえたので、僕にとっても今回はいろんな意味で挑戦な部分も多くあります。ここから原作が進んでいくと思うので、いいスタートダッシュを舞台で切れたらいいなと思っています。
市川:これまで所謂2.5次元作品に出演させて頂いたことはありますが、まだ原作が展開していない作品をやらせていただくのは初めてなので、難しそうだなと思いました。これから原作にボイスが付くわけで、イメージと違う感じに演じてしまったらどうしようという不安もありますが、頑張りたいと思います。
ビジュアル撮影では、役のイメージなどのお話はありましたか?
市川:歴史の話をしていただきました(笑)。役については大雑把な感じで教えていただいて、僕のイメージ的にはすごく冷酷そうだなと思ったんですけど、台本を読んでみたら意外と温かいキャラクターでした。
瀬戸:撮影の時はまだ台本が無かったので、キャラクターイラストから得たイメージで撮影させていただきました。演じる役は、すごくキリッとしたビジュアルをされていたので「もう少し目を細めて!」って、撮る時に何度か言われました。僕は目が印象的みたいで「どうしても力強くなっちゃうから、もっと澄ましたような、人を見下したような、生きているか分からないくらいの死んだ魚の目でやって」と言われたのが印象的でしたね(笑)。
中島:原作のキャラクターの立ち絵と全く同じポーズをしてほしいと言われて、やらせていただいんたんですけど、なかなか大変でした(笑)。スーツ姿でこの構えは見た目以上に大変なんだなと、実感する撮影でしたね。
台本を読んでみての感想をお聞かせください
瀬戸:まだ初稿なので、ここから変更があると思うんですけど、思っていたより殺陣が少なく、人間ドラマが深く描かれているなと感じました。後半で見せ場になる殺陣がありますが、結構しっかり会話劇の方もやらないといけない作品だななと。
中島:“スーツ×日本刀”というテーマなので、僕自身、殺陣の経験がなくて不安でもあるんですが、共演者の皆さんはきっと殺陣がすごいと思うので、必死に食らいついていかないといけないなと。それだけではなく、お芝居もしっかり作り込まないといけないなと感じました。
瀬戸:最初はイラストからの情報しかなかったので、スーツ着てるしみんな大人なのかなと思っていたんですよ。台本を読んでみたら高校生が居たりして、そうなんだ!とビックリしました。
中島:そうなんですよ。なので、まだ探り探りでやっているところです。
市川:意外と出番多いなと思いました。見た目的にあまり喋らなさそうで、結構無口なタイプなのかなと思っていたんですけど…セリフ多いなって。
瀬戸:嫌なの?(笑)
市川:嫌じゃないです(笑)。
作品の印象はいかがでしょうか
瀬戸:しっかり各キャラクターにフォーカスが当たっていて、凄いなと思いました。登場人物が多いんですけど、それぞれ大切な役割があって、派手なところはすごく派手に描かれていて、映像演出がどうなるのかも気になりました。
中島:キャラクターデザインも素敵ですし、刀を使ったアクションがあるというのも格好いいなと。
市川:見た目はすごく素敵ですが、これで殺陣をするとなると結構大変そうだなと思いました。
中島:そうですね。背中側は特に、可動域が狭かったりするので、うまく殺陣が出来るのかどうか。
瀬戸:僕はこれまでいろんな衣装で殺陣をやったことがありますが、割と動きやすい方だなと感じました。ただ、ロングのヘアスタイルが初めてで、少し動くだけでも静電気でボサボサになったりするので、髪の扱い方も意識しないとダサくなっちゃうかなと。あと、“スーツ×日本刀”って、すごく格好よく聞こえると思うんですが、衣装にゆとりがない分、殺陣をしている時に身体のラインが結構しっかり見えるので、如何に綺麗に見せられるかが課題ですね。
中島:他のお仕事で制服とか着る機会があったりしたんですけど、今回のスーツも含め、普段ファンの方が見れないような服装なので、それもこの作品の魅力のひとつになっていると思います。舞台から、原作を好きになってくれる方が増えてくれたら嬉しいです。
市川:瀬戸さんが仰っていた通り、今回スーツなので身体のラインがしっかり出ちゃうんですよね。普段のアイドル活動の時は、結構ワイドな衣装を着ていて、粗を誤魔化して生きてきたんですよ(笑)。スタイリッシュなものを着てしまうとダンスの粗さとかもバレてしまうので。なので、今回はだいぶマズいですね…(笑)。頑張らないと。
役作りはどのようにしていきたいと考えていますか?
瀬戸:稽古期間は1ヶ月あるので、もし何か起きた時の対応も出来るような関係になれるよう日頃からみんなと仲を深めていきたいと思います。ディスカッションが出来ることが舞台の強みだと僕は思うので、特に同じチームの人達とお芝居につてはもちろん雑談なども含めて濃く話して仲を深めるところから始めたいと考えています。
中島:まだ原作の方が出来上がっていないというのもあるので、キャラクターに寄り添うというより、台本の読み合わせなどを通して自分が思う沖田洸という人物を作っていきたいと思います。頑張ります。
市川:僕は演技経験が豊富というわけではないので、一旦、良い意味で役を作り込まず、稽古で大先輩たちの全てを吸収しながら役を模索していこうと思います。芝居中の殺陣は経験がないので特にそう思ってます。
中島:僕も殺陣の経験が無いので、瀬戸さんや先輩方に教えていただけたらすごく嬉しいです。
瀬戸:経験はありますが、僕は結構我流なんです。他の人から、良いなと思った部分を盗んで殺陣が出来るようになったタイプで、それこそ今作で殺陣振付をやってくださる鵜飼主水さんは、僕の殺陣の師匠のような方です。なので、今作の殺陣のテイストはやれるという自信はあります。僕が教えられることがあればやらせていただきます。市川くんはアイドル活動でダンスをやっているとのことなので、ダンスと同じで殺陣もやった分だけ形になるものなので、できる限りこの稽古期間中は一緒にやっていきたいなと思っています。
ここまで一緒にインタビュー取材をやってみていかがでしたか?
瀬戸:中島くんは、すごく人見知りなんだろうなという感じはするんですけど、慣れてきたら人懐っこくたくさん喋ってくれるんだろうなと思っています。市川くんは、同じ作品に出演したことはあるけど、僕がゲスト出演だったので会ったことはあります。その時からずっと思っているのは、やけに肝が据わっているなと。僕は、結構ビビらないようにしっかり準備をしていくので、なんとか心を保っているんですけど、市川くんはどんな状態でもブレなくて精神が強いなと感じました。
市川:瀬戸さんは舞台でご一緒したことがあるのと、あと僕は元々モデルもやらせて頂いていたので、中島さんはモデルとして大先輩なので存じ上げておりました。最初はもっと怖い人なのかなと思っていたんですが、なんて言えばいいんでしょうか。優しそうですよね。
中島・瀬戸:(笑)
市川:僕も結構喋らなさそうとか言われるんですけど、意外と喋るのでそこは中島さんと似ているかなと。
中島:そうですね。瀬戸さんが言っていたように、すごく人見知りなんです。話し掛けづらいと思われることもあるんですが、殻を破ったらすごいお喋りになるタイプの人間なので、仲良くしていただけたら嬉しいです。僕は今日初めてお会いして、市川さんは肝の据わり方が凄いなと思いました。瀬戸さんは、なんかいじめてくるタイプの方なのかなって(笑)。まだ分からないですけど…いじられたりすることあるんですか?
瀬戸:いじられたりもするけど、僕はいじめるタイプですね(笑)。
中島:やっぱりそっちタイプだったんですね(笑)。
瀬戸:なにか面白いことやってよって、無茶振りするかもしれません。
中島・市川:(笑)
最後に、本作を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします
中島:原作がまだ出来上がっていないので、観に来てくださる方も、どうなるんだろうという気持ちだと思います。この座組で、僕たちがとんでもなく良い作品を作るので、不安なくぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
瀬戸:本作は“スーツ×日本刀”が見どころでもありますが、僕が素敵だなと思う役者さんが多く集まっているので、この座組で良いお芝居が出来て、良い作品をお客さんに届けられると思っているので、期待して観に来ていただけたら嬉しいです。
市川:こういうゲームが好きな方が来てもすごく楽しんでもらえるような、そして舞台を観た後に原作ゲームをプレイして、どちらも良いなと思ってもらえる公演に出来たらと思います。
今回インタビューをさせていただいた、中島 健さん×瀬戸啓太さん×市川慶一郎さんの直筆サイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!
チェキの応募方法は2.5newsのX(旧Twitter)をフォローし、対象ツイートをRPをするだけ!
応募締め切りは2023年9月27日(水)23時59分です!沢山のご応募お待ちしております!
※サイン入りチェキは当選者1名様につき1枚とし、XのDMにて当選された方にのみ、ご連絡いたします。その際にチェキの種類は選べません。
※仕様上2.5newsのXのアカウントをフォローして頂かない場合はDMが送れませんのでご注意ください。
※DM送信後は48時間以内にご連絡が無い場合、当選は無効といたします。
公演概要
【公演日時】2023 年 9 月 22 日(金)~10 月 1 日(日) 全 12 公演
※公演終了後、感染症対策を加味したうえ、キャストによる送り出しを予定しております。
【会場】こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
【チケット料金】
特典付き 12,000 円(税込)[特典:T シャツ(フリーサイズ)]
全席指定 9,700 円(税込)
【チケット】
イープラス https://eplus.jp/sin_rashomon/
ぴあ https://w.pia.jp/t/rashomon-stage/
ローソンチケット https://eplus.jp/sin_rashomon/
スペース・ゼロ チケットデスク https://www.spacezero.co.jp/(インターネットのみ)
【出演者】
中島健 瀬戸啓太 橋本全一
井阪郁巳 田中稔彦 田中尚輝
市川慶一郎(9bic) 新谷聖司
塚本凌生 日向野祥
鵜飼主水 兼崎健太郎 金子昇 他
【スタッフ】
脚本・演出:萩原成哉
原作:ALTERGEAR「新宿羅生門プロジェクト」
企画協力:アイディアファクトリー/花梨エンターテイメント
主催・企画・制作:舞台新宿羅生門製作委員会
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ 提携公演
【公式サイト】http://askcoltd.com/rashomon-stage
【公式 X(旧 Twitter)】@rashomon_stage
【お問合せ】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)
【あらすじ】
副都心・新宿。
幕末に無念の死を遂げた武士の子孫たちが次々と先祖の記憶に目覚めはじめる。
血伝継承……それは人の血に宿る「先祖の記憶」(ドグラマグラ)。
「覚醒者」は時に手を組み、時に斬り合い、狼藉を働く者も現れた。
これにより新宿の治安は悪化。人々は恐怖に怯えていた。
主人公・沖田洸(おきたあきら)はある晩、土御門と名乗る陰陽師に出会い前世の意識に目覚める。
やがて江戸市中見廻職「新徴組」隊士「沖田林太郎」の魂を継ぎ覚醒者の怨念を鎮めるため「新徴組抜刀隊」の一員として戦いに身を投じていく。
幕末から百五十年。戊辰の戦いは今なお続く―─―
(C)新宿羅生門プロジェクト
(C)舞台新宿羅生門製作委員会
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