【レポート】舞台『蟻地獄』ゲネプロレポートをお届け!
2021年6月4日(金)東京・よみうり大手町ホールにて、舞台『蟻地獄』が開幕!
お笑いコンビ『インパルス』板倉俊之さん原作にして自身初挑戦となる舞台脚本・演出を務める本作。新型コロナウイルス感染拡大の影響による公演中止から約1年の充電期間を経て、舞台『蟻地獄』の復活公演が、遂に開幕を迎えました。
本作で主演を務めるのは、『Zero PLANET』リーダーの髙橋祐理さん。そして、俳優活動はもちろんバラエティでも活躍する天野浩成さん、『乃木坂46』現役メンバーの向井葉月さんら豪華キャストが再集結しました。
本稿では、公演に先駆けて行われたゲネプロの様子を写真(掲載数:13枚)と共にお届けします。
ストーリー
二村孝次郎(演:髙橋祐理さん)は、杉田(演:迫 英雄さん)という男の助言を受け、親友の大塚修平(演:近藤 廉さん)とともに裏カジノに乗り込み一攫千金をもくろむ。
電光石火の早業で女ディーラー(演:安川里奈さん)の目を欺き、見事大金を手に入れたかに思われたが、それは杉田と裏カジノのオーナー・カシワギ(演:山口大地さん)によって仕組まれた地獄への罠だった。
修平は人質に取られ、『5日間で300万円を用意する』という救済条件のタイムリミットは刻一刻と迫っていく。現金を用意することを断念した孝次郎は、あろうことか1個40万円で売買されるという人間の眼球の収集を試みる。眼球を求め彷徨う孝次郎だが、そう簡単に見つかるはずもなく、残された時間はあと僅か…。
窮地に追い込まれた孝次郎は、一縷の望みをかけて集団自殺志願者が集う廃墟へと辿り着く。
集団自殺の発起人・宮内(演:天野浩成さん)を筆頭に、一堂に会するマフユ(演:向井葉月さん)、ケイタ(演:古賀 瑠さん)、フジシロ(演:向清太朗さん)、そして孝次郎。しかし、そこにはさらなる最悪の罠が待ち受けていた。
幾重にも孝次郎に襲い掛かり、足掻くほどに堕ちていく『蟻地獄』という名の絶望の罠—
果たして孝次郎はこの絶望から這い上がり、修平を救うことができるのか?
舞台『蟻地獄』の復活公演では、板倉俊之さんが自身の小説を舞台として甦らせ創り上げる圧倒的ノンストップサスペンスが、さらなる強大な罠と絶望にスケールアップして描かれます。
魂を揺さぶる心理戦と息をもつかせぬ怒涛の展開で、観客をも『蟻地獄』という名の謎と罠に迷い込ませる、スリルと驚きに満ちた渾身のアウトローサバイバルを、是非劇場にて体感してください。
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