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磯部磯兵衛

【インタビュー】『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~天晴れ版』 プレイガイド先行8月6日(土) 10時から受付開始!

演技の魅力に取り付かれた二人
「芝居で評価されたい」(井上)「色んな役をやってみたい」(中山)

――まず、井上さんにお聞きしたいんですが、俳優になったきっかけや目指す俳優像みたいなところがあれば教えてください。
井上:僕、芸能活動してる友達がいて……ホントにしょうもないきっかけやったんですけど、友達と2人で遊びに行ったときに、友達が、ファンに声をかけられたんです。そのとき、その友達がすごく遠くの存在に感じたんですよ。なんか異世界というか、自分のいる世界と違うキラキラした世界にいるなと思って。ちょっと、うらやましいなと思って、でも、キャアキャア言われるアイドルになりたい訳じゃないなと思ったのが、この劇団Patchに入ったきっかけですね。
目指す俳優像は……キャアキャア言われるっていうのは自分からは望まないので、やっぱりお芝居で評価されたい。お芝居を中心にした、渋い俳優になりたいですね。
――でも……2人ともかっこええから、いるだけで結構キャアキャアいわれそうな感じがするんですけどね。僕らから見ると、「男前やなー」と思うんですよ。
井上:そんなねー甘くないんですよ~(笑)かっこいい人、いっぱい居ますからね。
――でも、かっこよさの上に演技力が載ることによって、キャアキャア言われると嬉しいですよね
井上:そこはもう、全然嬉しいです。
――中山さん、どうですか。きっかけとかは

中山:きっかけは、僕、5つ上の兄が居るんですけど、その兄が演劇科のある高校に行ってたんです。兄が出演してる舞台が、初めて見たお芝居で、普段結構だらしない兄が……スサノオノミコトの役をやってて、「うわぁ、かっこいい」って思って、こんなに人って変われるんだ、なんか自分も変わりたいなって思って、その高校に入って、大阪芸大の舞台芸術学科に行ったんです。大阪芸大の卒業の年に、やっぱり芝居を続けたいなって、演じることに対してどんどん欲が出てきて。うまくなりたいって思って、それで、オーディション雑誌広げたりして履歴書50通ぐらい色んな事務所とか、劇団とかに送ったんです。それで、唯一受かったのが劇団Patch。 これも縁やなと思って。
――そういった縁で入ってきて、で、目指している俳優像というのはあります?
中山:今回、2.5次元舞台という括りでやらしてもらってますけど、この分野は、いま凄い盛り上がってて、初心者がおしばいに入るきっかけとしてはすごくいいと思うんです。この原作が好きだから、ちょっと見に行ってみよう、チケット取れたから見に行ってみよっていうのがあって、うわぁ お芝居ってこんなに面白いんや、特にライブ感のあるお芝居って凄く面白いんやっていうのがあって、そこから2.5次元以外のミュージカルやったり、翻訳劇やったり、そういう舞台も見に行く方が増えてるみたいなんですよ。
僕はまず、演技を見てもらえるのが嬉しくて。『磯部磯兵衛物語』は劇団Patch初めての2.5次元ということで新たな挑戦なんです。この出会いをきっかけに、僕らの色々な他の演技も見て欲しい。客演だったり、映像もそうですけど、そこでの芝居も見てもらって、この中山っていう俳優さんってこんな色も持ってるんだ、とか思って欲しいし……どんな作品にもはまる役者になりたいですね僕は。演じるたびに違う顔を見せたいな。
――演技派を目指すって感じですね。そういう意味では今回の母上の役はなかなか。
井上:だいぶ幅が広がったよなぁ。
中山:母上は、そうですね。他にも色んな役をやりたいですね。かっこいい言い方をすると、まだ自分を型にはめるんじゃなくていろんな役を演じてみたい。まだ自分自身何が得意分野なのか、どんな役がはまるのか、わかんないですから。役者は一生できる仕事なんで……欲張りになって色んな役をやりたいって感じです。
――いま、中山さんは色んなところに履歴書送りまくって、結局Patchと縁があったってことなんですけど、井上さんは、どうでしたか。
井上:僕は、学校行く前に、たまたま朝の番組で、劇団Patchのオーディションがあるよというのを見たんですよ。それで、レッスンとかのお金もかからなくて、大阪で、関西でできるということだったんで。ぼくもオーディション雑誌とか見てて、こんなにいい条件は、ほんとにないんですよ。それで、すぐ履歴書を書いて送ったんです。「とにかく送るだけ、送ってみよ」と思って送ったら、返事いただいて、オーディションが着々と進んで受からせてもらって、今があるって形で。
――なかなか、すごい。それも縁ですよね。
井上:縁ですね。
――じゃあ、二人とも縁に導かれてPatchに入ってきたんですね。色んな縁でRPGみたいに仲間が導かれて集まってPatchができて、今回、『磯部磯兵衛物語』で、こういう役をやって、見るほうも楽しい、やるほうも大変だけど楽しい。いいですね。
中山:もうめっちゃ楽しいです。

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