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『映画刀剣乱舞-黎明-』

【レポート】『映画刀剣乱舞-黎明-』ついに公開!公開記念舞台挨拶イベントの様子をお届け!

“本能寺の変”にて、刀剣男士たちと織田信長や羽柴秀吉ら戦国武将が絡み合い、衝撃の結末を描き出し、興行収入9.5億円の大ヒットを記録した前作『映画刀剣乱舞-継承-』(2019)から4年―― 戦いの舞台を<現代>へと変え、スケールアップした『映画刀剣乱舞-黎明-』が3月31日(金)より遂に公開。

この度、本作の初日舞台挨拶が東京・TOHOシネマズ 日比谷にて開催されました。

『映画刀剣乱舞-黎明-』

左から:耶雲哉治監督、本田礼生、定本楓馬、佐藤たかみち、和田雅成、鈴木拡樹、荒牧慶彦、梅津瑞樹、山本涼介、小西詠斗、玉城裕規

イベントには、主演の三日月宗近役・鈴木拡樹さんをはじめ、山姥切国広役・荒牧慶彦さん、へし切長谷部役・和田雅成さん、山姥切長義役・梅津瑞樹さん、髭切役・佐藤たかみちさん、膝丸役・山本涼介さん、骨喰藤四郎役・定本楓馬さん、堀川国広役・小西詠斗さん、一期一振役・本田礼生さん、小烏丸役・玉城裕規さんら、主要登場キャラクター10振りの“刀剣男士”たちが集結。
耶雲哉治監督とともに、ついにお披露目となる本作の公開を迎えてのお気持ちや、本作の重要な要素の一つ“想い”にちなみ、思い入れのあるシーンや、注目してもらいたいシーン、見逃してほしくないこだわりポイントなどを語りました。

『映画刀剣乱舞-黎明-』

『映画刀剣乱舞-黎明-』本作を観た感想を聞かれた鈴木さんは「すごく楽しめました。VFXも物凄いカット数ということなんですけども、ナチュラルすぎてどこにVFXが使われているのかが分からないくらいでした。そこが作り手としての美学だったということで、素晴らしかったです」とハリウッド・クオリティのVFXの魅力を語り、荒牧さんは「始まった時のワクワク感、没入感がすごくて、あっという間にエンドロールまでたどり着きました。皆さんも同じ感想を持っていただけたら嬉しいです。皆さん、どうでしたか?」と観客に問いかけ、それに応えるように大きな拍手が贈られました。

『映画刀剣乱舞-黎明-』

『映画刀剣乱舞-黎明-』そして、三日月宗近・山姥切国広・山姥切長義の三つ巴のシーンでの殺陣について聞かれると、荒牧さんは「監督から『結構近い距離で殺陣をしてくれ』と要望があったので、長くて絡まる物が沢山付いている我々は大変でした。映像だとそんなに違和感ないですけど、実際やると違和感ありまくりですよね(笑)」と言うと、梅津さんが「これくらいの距離ですよね」と、距離を再現。耶雲監督も「布が本当に厄介だったんですけど、動きを指示したらすぐにみんなやってくれていたので、布のプロだと思いました」と、衣装捌きを絶賛しました。

『映画刀剣乱舞-黎明-』

『映画刀剣乱舞-黎明-』前作『映画刀剣乱舞-継承-』を経て、今作でこだわった点を聞かれた和田さんは「前作とは違う本丸の、へし切長谷部ということをかなり意識して演じました。なので殺陣も、前作ではナイトのような重心の高いイメージでやっていたんですけど、今作では重心を下に落として、一撃の重さを意識しました」と役作りについて語った後、続けて「前作の公開日が1月18日で、へし切長谷部の刀帳番号(118番)だったんですよ。今日は何の日か知っています?おめでとう(へし切)長谷部!」と、本日(3月31日)がへし切長谷部国宝指定記念日でもあることを祝い、会場からは大きな拍手が起こりました。
そして定本さんは「前作では、顕現したばかりで右も左も分からない感じだったんですけど、今作では顕現してから時間が立っているということで、意志の強さや芯の強さを表現しました」と、意識した点について語りました。

『映画刀剣乱舞-黎明-』

『映画刀剣乱舞-黎明-』

『映画刀剣乱舞-黎明-』映画初参戦の感想を聞かれた小西さんは「映画なので人間味のあるお芝居を心掛けました。一番最初に思ったのは、時間遡行軍が怖い(笑)。深夜に森の中で1人で戦いのシーンを撮ったんですけど、暗闇の中に目が光ってる時間遡行軍が沢山いて、囲まれていたのですごく恐怖を覚えました。あとは、山の中なので足場が悪く、舞台の時のようには出来なくて、刀剣男士ってすごいなと思いました(笑)」と、本田さんは「前日が雨で、地面がぬかるんでいたんですけど、一期一振なのでどんな時もロイヤルでいることを意識しました」と、玉城さんは「今回はワイヤーアクションがあるから、差支えがないようにしながら(小烏丸の)髪を長くしたんです。撮影初日が山での撮影だったんですけど、距離感に慣れていなくて、仮設トイレで5分くらいもがいてました(笑)」と、撮影時のエピソードを明かしました。

『映画刀剣乱舞-黎明-』

『映画刀剣乱舞-黎明-』そして、刀剣乱舞の作品に初参戦となる山本さんは「初登場だったので、いろいろ調べながら一から作りました。インする前に、たかみちと2時間くらい散歩をしながら、役についてや人生について話をして、兄弟感を出すようにしました」と、佐藤さんは「刀を使ったアクションが初めてで、しかも(演じる髭切が)“極”なんですよ。なので家の近くの大きい公演で夜中に木刀を振ってました。100本振って、教えてもらったことなどもやっていたんですけど、本田礼生くんが1日に1000本振っていると聞いて、それからちゃんと毎日1000本振るようにしました」と、それぞれ役作りについて語りました。

続いて本作の見どころについての話題になると、注目ポイントを書いたフリップをそれぞれ披露。
『映画刀剣乱舞-黎明-』鈴木さんは「神通力を使って、現代で起きる支障を振り払おうと奮闘するところです」
『映画刀剣乱舞-黎明-』荒牧さんは「刀剣男士は格好よくて見る場所が多いですけど、もうひとつは小鬼が可愛いので注目です。もう一回観る時は、小鬼の色が何色あったのか確かめてみてください」
『映画刀剣乱舞-黎明-』和田さんは「4Dでも上映されているので、揺れを是非体感してほしいです」
『映画刀剣乱舞-黎明-』梅津さんは「ロボットの関節が好きなんですけど、それが(山姥切)長義の手の鎧部分にも似ているところがあり、もう無限に手を動かせるんですよ。是非見てください」
『映画刀剣乱舞-黎明-』佐藤さんは「髭切が“極”なので、あのひらひらしたマントを皆さんも気になっていると思うんです。最初は支障が出ないようにどう戦おうかと考えていたんですけど、絡ませた方がダイナミックで格好いいなと思ったので、途中からは思い切りバッサバッサ絡ませて戦っています」
『映画刀剣乱舞-黎明-』山本さんは「『兄者』と、登場する度に言っているので、何回言っているか数えてみてください」
『映画刀剣乱舞-黎明-』定本さんは「本当に細かい部分まで作られていて、骨喰藤四郎だと龍の彫り物があったりするんですけど、そうした造形部分も見ていただけたら楽しいと思います」
『映画刀剣乱舞-黎明-』小西さんは「今回の撮影で初めて気付いたんですけど、時間遡行軍がヌメっとしていて濡れているんです。不気味で怖いなって思ったので、そこを確認していただけたら嬉しいです」
『映画刀剣乱舞-黎明-』本田さんは「皆さんも殺陣の一手一手に想いを込めて細部までこだわっているので、是非注目していただけたらと思います」
『映画刀剣乱舞-黎明-』玉城さんは「足場が悪い中で立ち回った後に、カットを割らずに続けてセリフを言うので、そのセリフを息切れせずに言えるのが注目ポイントです」と、それぞれが考える注目ポイントを語りました。

『映画刀剣乱舞-黎明-』耶雲監督からは「『4Dバス』を経験しているのは、僕だけなんですよ。エンジンの振動や、路面の揺れを再現しておきました!アクションファンだけでなく、バスファンの方の要望にも応えられるかと思います(笑)」と言い、会場の笑いを誘いました。

キャストを代表して鈴木さんより「これから日々沢山の方に観ていただけると思うと、楽しみですし高揚しています。今作は、人と刀剣男士が一番近い距離で存在している作品になっていると思います。是非、沢山の方に楽しんでいただきたいと思います」と、耶雲監督より「とにかく面白く作ろうという想いで、キャスト・スタッフで作りました。初日を迎え、我々の役割がこれで終わりました。あとは皆さんのものになったと思います。この作品を観た後の想いの力を、是非伝えていってほしいです。想いの力が日本中に広がることによって、この“黎明”という名前通りの、新しい明日を明るく出来るかと思っています。よろしくお願いします」と、挨拶がありました。

『映画刀剣乱舞-黎明-』最後に、鈴木さんの「『映画刀剣乱舞-黎明-』はじめよう」という掛け声でキャノン砲を発射し、本作の公開を盛大に祝いました。

『映画刀剣乱舞-黎明-』

『映画刀剣乱舞-黎明-』

『映画刀剣乱舞-黎明-』

作品情報

『映画刀剣乱舞-黎明-』タイトル:『映画刀剣乱舞-黎明-』
全国大ヒット上映中

出演
鈴木拡樹 荒牧慶彦
和田雅成 梅津瑞樹 佐藤たかみち 山本涼介 定本楓馬 小西詠斗 本田礼生 玉城裕規
秋田汐梨 中山咲月 柳 美稀 飛永 翼 / 津田寛治 堀内正美 竹財輝之助 / 柄本 明

原案:「刀剣乱舞 ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS)
監督:耶雲哉治 脚本:小橋秀之 鋼屋ジン 音楽:遠藤浩二
主題歌:「DESTINY」BLUE ENCOUNT(Ki/oon Music)

公式サイト:touken-the-movie.jp/
公式 Twitter:@toukenthemovie #映画刀剣乱舞

<ストーリー>
西暦 995 年 京都。藤原道長と安倍晴明の密談により、大江山に住まう鬼・酒呑童子の討伐を命じられた源頼光たちは、見たことのない様相の敵に道を阻まれる。その正体は歴史改変を目論む“歴史修正主義者”が放った“時間遡行軍“。この窮地を救ったのが、三日月宗近ら歴史を守るべく戦う“刀剣男士“たちであった。しかし、先に鬼の根城へと踏み込んだ山姥切国広は酒呑童子の最期の呪いを受け、光とともに姿を消してしまう――。
西暦 2012 年 東京。下校途中だった琴音の耳に聞き慣れない音が届く。引き寄せられるように向かった先で目にしたのは、禍々しい影と戦う一振りの太刀だった。戸惑う琴音だが、不思議な声に導かれるままその名を口にする。 「―― 三日月宗近」
一方、日本各都市では市民が突如意識を失う事件が多発。この不可解な事態を解決すべく、時の政府から遣わされた刀剣男士・山姥切長義が内閣官房国家安全保障局に出現。事態との関与が疑われる山姥切国広の確保を始めとする “特命任務”の開始を告げる。その要請に応じ、各本丸より続々と刀剣男士が集結する。
消えた山姥切国広、それを追う三日月宗近の運命は? 時間遡行軍の真の目的とは!?

©2023「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC

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