【3.0レポート】舞台「『ポセイドンの牙』Version蛤」
舞台「『ポセイドンの牙』Version蛤」
1999年の旗揚げ以来、『劇場に旅をする』をテーマに空間芸術と比喩的寓話を融合させたオリジナルの演劇スタイルを確立した、舞台芸術集団地下空港。全作品の脚本・演出を手がける主宰の伊藤靖朗氏は、平成25年度文化庁新進芸術家育成プロジェクト『TOP』の演出家に選出。また、2014年にはイギリス・ウェールズ国立劇場の招聘を受けて渡英。現地でのリサーチを経て、2016年に発表した音楽劇「赤い竜と土の旅人」では、CoRich舞台芸術まつり!2016春の準グランプリを受賞。2017年3月には、移動型参加型演劇「Safaring The Night」を上演。朝日新聞の文化・文芸欄でも取り上げられた。また2014年12月の「ダキニ城の虜」では、観劇後に演劇プロデューサー・演出家の岡村俊一氏が「傑作だ!作・演出に才能がある!」と自身のツイッターに投稿するなど、才能が高く評価されている。
伊藤靖朗氏の作品の特色は、「構造的寓話」。緻密な世界観を持った幻想的な寓話を通して現代社会に鋭く切り込みます。そして、美術・音楽・衣裳などなどあらゆる舞台芸術を駆使して、劇場を摩訶不思議な空間に作り上げます。「ポセイドンの牙」は2016年5月に紀伊國屋ホールで上演、客席をも巻き込んだ演出と、独特な世界観の脚本が人気を博したが、2017年10月、満を持してのリニューアル上演となる。
個性的な俳優陣が集結!
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