【3.0リリース】舞台「ポセイドンの牙」リニューアルして上演決定！

2.5news（編集部）
2017.05.26

舞台「ポセイドンの牙」リニューアルして上演決定！
強烈な社会風刺と芸術性が高評価の舞台芸術家・伊藤靖朗手がける人気作品

舞台芸術家伊藤靖朗が手がけた、2016年に上演し人気を博した舞台「ポセイドンの牙」を、2017年10月にリニューアルして紀伊國屋ホールにて上演致します。

著名人も注目の異才・伊藤靖朗が作・演出を手がける人気作品！
リニューアルして紀伊國屋ホールにて上演！

1999年の旗揚げ以来、『劇場に旅をする』をテーマに空間芸術と比喩的寓話を融合させたオリジナルの演劇スタイルを確立した、舞台芸術集団地下空港。全作品の脚本・演出を手がける主宰の伊藤靖朗氏は、平成25年度文化庁新進芸術家育成プロジェクト『TOP』の演出家に選出。また、2014年にはイギリス・ウェールズ国立劇場の招聘を受けて渡英。現地でのリサーチを経て、2016年に発表した音楽劇「赤い竜と土の旅人」では、CoRich舞台芸術まつり！2016春の準グランプリを受賞しました。2017年3月には、移動型参加型演劇「Safaring The Night」を上演。朝日新聞の文化・文芸欄でも取り上げられました。著名人も注目しており、俳優の別所哲也氏や歌手・土岐麻子氏らも熱い応援コメントを寄せています。また2014年12月の「ダキニ城の虜」では、観劇後に演劇プロデューサー・演出家の岡村俊一氏が「傑作だ！作演出に才能がある！」と自身のツイッターに投稿するなど、才能が高く評価されています。
伊藤靖朗氏の作品の特色は、「構造的寓話」。緻密な世界観を持った幻想的な寓話を通して現代社会に鋭く切り込みます。そして、美術・音楽・衣裳などなどあらゆる舞台芸術を駆使して、劇場を摩訶不思議な空間に作り上げます。「ポセイドンの牙」は2016年5月に紀伊國屋ホールで上演した作品です。舞台だけでなく客席をも巻き込んだ演出と、独特な世界観の脚本が人気を博しました。2017年10月、リニューアルしての上演が決定しました。

個性的な俳優陣が集結！
水産高校の高校生が怪物たちと繰り広げる、異色の冒険譚！

物語の舞台となるのは、架空の海洋都市・ナカツ県オトガメ市。水産高校に通う女子大好きな男子高校生らが、資金難から防衛人材育成高校（男子校）へと変わってしまう母校を救う為に、怪物らと宝物の争奪戦を繰り広げます。物語の中心となる陽気な男子高校生たち「スイサンズ」には、お笑い兄弟コンビ・まえだまえだの兄で、ドラマや映画等幅広く活躍する前田航基を始め、前回から続投の原嶋元久、「あんさんぶるスターズ！オン・ステージ」シリーズ等に出演している小松準弥、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン等で活躍する森田桐矢が出演。スイサンズ全員のマドンナ的存在のヒロインに、DisGoonieや「幻想奇譚白蛇伝」等多くの舞台で主演を務める山下聖菜が出演。高校生らと宝物を取り合う怪物達に、演劇ユニットpnishメンバーの森山栄治、舞台「戦国BASARA」シリーズ等で活躍する汐崎アイル、前回から続投の渡辺和貴、西丸優子が出演。さらに、スイサンズらの担任教師役に、元宝塚雪組トップ娘役の愛原実花。物語のキーパーソン・ポセイドン役でキャラメルボックスの岡田達也が出演します。社会風刺も特徴的な伊藤靖朗作品。物語がどのようにリニューアルされるかも要注目です。
「ポセイドンの牙」は、10月13日（金）から21日（土）まで、紀伊國屋ホールにて上演。