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舞台「グランギニョル」

【レポート】舞台「グランギニョル」

舞台「グランギニョル」

<出演者・演出家コメント>

染谷俊之
「『グランギニョル』が間もなく開幕します。今日までキャスト・スタッフ一同、力を合わせて頑張ってきました。千秋楽まで誰1人欠けることなく全力で突っ走ってまいります。この独特の世界観を是非味わっていただきたいです!劇場でお待ちしております」

三浦涼介
「気づけば約1ヶ月、みんなで稽古してきまして、遂に初日を迎えます。アクションがたくさんあって体を張っており。燃える舞台になるかと思います。吸血種の話ですが、とても繊細な作品に仕上がっています。ぜひ劇場で『グランギニョル』の世界観に浸っていただきたいと思います」

末松健一
「『グランギニョル』がいよいよ開幕です。あらゆるジャンルから集まった実力派キャストたちが、各々の演技をぶつけ合うゴシックサスペンス劇。退廃かつ耽美な世界観に是非浸りにきてください」

舞台「グランギニョル」

<ストーリー>

特権階級である名門貴族の家督者であり、吸血種の統治機関《血盟議会》の若手議員でもあるダリ・デリコ(染谷俊之)。

ダリはある日、上司ヨハネス(影山泰)より停職処分を受ける。ダリが遂行した異教団殲滅作戦の際に、保護されたスー(田中真琴)という《人間の女》が身籠った赤子が、ダリの子であるという疑惑が議会にリークされたからだ。もしそのことが明るみとなれば、それは吸血種と人間種の間で締結された《不可侵条約》に違反する行為であり、将来を嘱望されていたダリの失脚に繋がりかねなかった。 だが、停職中であるはずのダリは、ヨハネスよりある事件を秘密裏に捜査することを命じられる。それは、各地で発生していた《繭期少年少女失踪事件》の真相を解明せよというものであった。ダリは、任務補佐官に任命された下級議員マルコ(栗山航)と、護衛 兼 合同捜査官として派遣されたヴァンパイアハンター歌麿(松浦司)と春林(東啓介)らと捜査チームを結成し、事件を追うこととなる。

事件を追う中で、《黒薔薇館》という闇の社交倶楽部が捜査線上に浮かびあがる。その黒薔薇館の会員の中に、ダリの同期議員であるゲルハルト(三浦涼介)の姿があった。またダリたちはその社交倶楽部で、不老不死を研究するバルラハ(窪寺昭)という男と、ダミアン(日南田顕久)という謎の人物と接触する。ダミアンは、歌麿と春林が長年追っている、多くの猟奇的事件を裏で糸引いていると目される吸血種だった。またバルラハの傍には、アンリ(藤木修)、キキ(田村芽実)、オズ(大久保祥太郎)という三人の吸血種の少年少女たちが付き従っていた。三人は、失踪者リストに掲載されている吸血種たちであった。

一方、教団の残党から命を狙われるスーは、デリコ家の屋敷に匿われていた。だが、人間である彼女は屋敷の使用人たちから嫌悪され、不遇の扱いを受ける。その彼女を庇ったのは、ダリの妻であるフリーダ(愛加あゆ)であった。スーとフリーダは、次第に心を通わせていく。しかし、スーを身籠らせたダリのスクープを追う新聞記者ジャック(服部武雄)がフリーダに近づく。

混迷する人間関係、血盟議会という巨大組織との対峙、陰謀渦巻く黒薔薇館、そして吸血種の間で伝承される原初の吸血種《TRUMP》の不死伝説──事件を解き明かした先で、ダリがたどりつく真実とは?

舞台「グランギニョル」

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