
【レポート】主演・小瀧 望 ミュージカル『梨泰院クラス』開幕!囲み取材会コメント&プレスコールの様子をお届け!
2025年6月9日(月)東京建物Brillia Hallにて、ミュージカル『梨泰院クラス』が開幕。
日本でも大ブームを巻き起こした「梨泰院クラス」。チョ・グァンジン氏の原作(韓国・カカオウェブトゥーン配信)を基に、世界初ミュージカル化。
主人公のパク・セロイ役を小瀧 望、チョ・イソ役を和希そらとsaraのWキャスト、オ・スア役を梅澤美波と川口ゆりながWキャストで務め、そしてセロイを取り巻く個性豊かなキャラクターたちを、新原泰佑、土井ケイト、吉田広大、秋沢健太朗、浅野雅博、佐戸井けん太、実力派俳優たちが演じ、作品に厚みを生み出します。
そしてクリエイター陣も「梨泰院」という韓国随一のインターナショナルな街を体現するかのような多彩な顔触れが揃い、脚本を坂口理子、歌詞と構成をイ・ヒジュン、音楽をヘレン・パーク、演出を小山ゆうなが担い、振付をカイル・ハナガミが務めます。
本稿では、世界初演の初日開幕に先立って実施された、囲み取材会でのコメントと併せてフォトコールの様子をお届けします。
開幕を迎えるお気持ち
小瀧:本当に走り続けた2ヶ月で、初演の大変さを痛感しました。本番ギリギリまで改善や変更があったりする中、みんなで必死にしがみついて追いついて作り上げてきました。戦い続けてきた成果をこれから皆さんのもとに届けられるということで、頑張ります。
和希:世界初ミュージカル化ということで、我々も本当に試行錯誤しながら今日までお稽古をしてきました。いよいよお客様にご覧いただくということで、どんな反応をもらえるのか、それによって私たちもどう成長し、変化していくのか、楽しみにしながら日々生きていきたいと思います。
sara:正直まだ初日という実感がなく、いよいよ始まるんだなと。昨日ゲネプロを拝見させてもらったんですが、照明やいろいろな力が合わさって、梨泰院クラスの世界が舞台上に広がって、登場人物がここで生きているというのは舞台ならではの魅力だなと。梨泰院クラスのファンとしてすごく楽しく感じたので、皆様にも楽しんでいただける舞台になっていると思います。
梅澤:ドキドキしています。とにかくパワー溢れるメッセージ性の強い作品になっているので、この作品のパワフルさに負けないよう、信頼できる仲間たちとこの公演を最後まで走り抜けたいです。個人的にはミュージカルは大挑戦なので、この公演を経て、スアのように強く生きられるよう頑張りたいです。
川口:この作品がミュージカル初挑戦となります。普段はあまり緊張しないタイプですが、現時点でちょこっとしているので、しっかり落ち着いてオ・スアを最後まで全力で頑張りたいと思います。
一番注目してほしいポイント
小瀧:上演時間は休憩を含めて2時間50分くらいですが、舞台上で描かれる年数は17~18年と、本当に長いんです。人の成長というものを感じてほしいですし、音楽が本当に素晴らしいのと、オープニングからカイルさんの生命力やエネルギーが溢れるような振付が詰め込まれているので、一気に心を鷲掴みにしたいと思います。
和希:梨泰院のフリーダムさというものが歌詞にも出てきますが、視覚、聴覚、心で楽しんでいただける作品になっていますので、実際の韓国の梨泰院に来たような気持ちで、空気を感じていただけたらと思います。
sara:梨泰院クラスが舞台になることで、登場人物が本当にこの場で生きて存在して、会話して、悩んで戦って。友情や成長や恋愛など、本当にいろんなテーマが入っていて、何を信じてどう生きていくか、豊かさや苦しさというものをお客様に共有できる時間になっていると思います。
梅澤:この作品は人間臭さのオンパレードだと思っていて。それぞれ自分の正義や信念を持って生きているんですが、時にはそれが間違ってしまったり、綺麗な生き方をしていない。いろんなものと葛藤しながら生きている様が、すごく愛おしく感じる瞬間が一人一人のキャラクターにあるんです。弱さとかが見えた時に、きっと共感してもらえると思いますし、感情移入しながら観ていただけたらと思います。
川口:自由さが色鮮やかに表現されている作品だと思いますし、登場人物全員が個性豊かで、それぞれ信念や生き方というものを真っ直ぐに持っているので、そこを楽しんでいただきたいです。
お客様へメッセージ
小瀧:世界初演が開幕します。遂にこの日が来たかという思いでいっぱいですし、今日からこの舞台で信頼できるカンパニーと共にスタートを切れること、本当に幸せに思います。このミュージカルは、ここにしかない良さがたくさん詰まっていて、ダイナミックでドラマチックで、あっという間に時間が過ぎると思います。この日から長い戦いになりますが、皆様に楽しんでいただけるよう頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。
STORY
高校生のパク・セロイ(小瀧 望)は、父(浅野雅博)の仕事の都合で引っ越した転入先で、クラスメイトのチャン・グンウォン(秋沢健太朗)が傍若無人にふるまいヒドイいじめを行っている様を見かける。校内の誰もが見て見ぬふりをするが、セロイは彼を許せずに思わず殴ってしまう。グンウォンは父の勤務先でもある国内最大手飲食チェーン「長家」の会長チャン・デヒ(佐戸井けん太)の長男で、揉めたセロイは転校僅か1日で退学、父も会社を辞めることに。数日後、セロイは引っ越し初日に出会って以来気になっていた1日だけの同級生スア(梅澤美波/川口ゆりな)に道で偶然出会い、成り行きで自分の気持ちを打ち明けることになる。だが、そこに父が事故で亡くなったという衝撃的な知らせが入ってきた。グンウォンが乗ったバイクに轢かれたと分かり怒りを止められないセロイは、グンウォンに暴力を振るって刑務所へ収監されてしまう。
―出所から7年後、働いて資金を貯めたセロイは梨泰院で飲食店を開いていた。
父の復讐を誓うセロイは、彼に興味を持ち追いかけてきた天才でソシオパスなイソ(和希そら/sara)、セロイによって人生を救われたヒョニ(土井ケイト)とスングォン(吉田広大)、イソに想いを寄せるグンウォンの弟グンス(新原泰佑)ら仲間たちと共に、梨泰院の街で成功を目指して駆け上がっていくー。
公演概要
<CAST>
パク・セロイ 小瀧 望
チョ・イソ(Wキャスト) 和希そら/sara
オ・スア(Wキャスト) 梅澤美波/川口ゆりな
チャン・グンス 新原泰佑
マ・ヒョニ 土井ケイト
チェ・スングォン 吉田広大
チャン・グンウォン 秋沢健太朗
パク・ソンヨル 浅野雅博
チャン・デヒ 佐戸井けん太
篠山輝信 塚本 直 長谷川開
大久保芽依 岡田治己 小熊 綸 KATSUHIRO(5IN) 加藤翔多郎 川本アレクサンダー
永松樹 西尾真由子 yume RIO 木暮真一郎(スウィング)
原作 チョ・グァンジン「梨泰院クラス」(KAKAO WEBTOON Studio)
脚本 坂口理子/歌詞・構成 イ・ヒジュン/音楽 ヘレン・パーク
演出 小山ゆうな
製作=東宝
【東京公演】
公演日程:2025年6月9日(月)~30日(月) 東京建物Brillia Hall
料金(全席指定・税込):S席16,000円 A席11,000円 B席6,000円
【大阪公演】7月6日(日)~11日(金) 箕面市立文化芸能劇場 大ホール
【愛知公演】7月18日(金)~21日(月祝) アイプラザ豊橋
公演に関するお問合せ先
東宝テレザーブ 0570-00-7777(ナビダイヤル)
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