映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶

【レポート】映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶の様子をお届け!

映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】が<ミュージカル時代劇>というまったく新しいコンセプトで始動。

タイトルは『邪魚隊/ジャッコタイ』。どこか抜けてる個性豊かな死刑囚4人が死罪免除を条件に、将軍おかかえの使い捨ての特殊部隊【邪魚隊】として働かされる。そこへ彼らと正反対の堅物な田舎武士が巻き込まれ、寄せ集めの凸凹チームが結成!将軍の命で「人食い鬼」退治に挑むことになった凸凹チームはミッションを成功させ平和を取り戻すことが出来るのか!?歌あり、笑いあり、涙ありの<ミュージカル時代劇>となっています。映画『邪魚隊/ジャッコタイ』は、2024年5月31日(金)より公開。

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶5⽉21⽇(⽕)に新宿バルト9にて、完成披露舞台挨拶舞台挨拶が開催されました。
イベントには、本作の主演である邪魚隊のリーダーでスリ師の鱗蔵を演じる佐藤流司、邪魚隊に巻き込まれる堅物な田舎武士・水野平馬を演じる阿久津仁愛。そして邪魚隊メンバー、拷問仕掛けの天才・スルメ役の橋本祥平、毒を操る闇医者・鮒右衛門役の小柳 心、変装の天才・比売知役の廣瀬智紀。幕府お抱えの医者・蓼丸玄庵役の輝馬、「お太鼓教」教祖の用心棒・多々良役の玉城裕規、「お太鼓教」カリスマ教祖・安食満親役の石井一彰、そして本作のメガホンをとる兼﨑涼介監督の9名が登壇。

作品の完成を迎えた⼼境、ミュージカルパートや殺陣シーンの魅⼒などを語りました。

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶完成披露を向かた心境を聞かれた佐藤が「感無量です。本当に、ここまで来たんだなと…思いました」と感極まった様子でコメントをすると、小柳から「どのテンション?」と早速ツッコミが入る。
阿久津は「歌やお芝居やアクションを頑張ったので、たくさん観ていただきたいです。やっとこの日が来たなと、最高の気持ちです」と、喜びを語りました。

映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】への出演が決まった時の気持ちを聞かれると、佐藤は「舞台や映画・ドラマをやらせてもらってきて。企画書を頂いた段階で、映画の中にミュージカルが盛り込まれていて、時代劇で立ち回りもある作品で、すごく伸び伸びと自分のフィールド上で戦える作品に携わらせてもらえると思い、非常に嬉しく思いました」と振り返り、阿久津は「舞台と映画、どちらも同じ作品でやれるのはすごく楽しみです。時代劇は初めてだったので、しっかり演じられるかな、という不安もありましたが、映画を撮り終えた今は舞台がどうなるのか益々楽しみな気持ちでいます」とコメント。

ムビ×ステ作品には『漆黒天』に続いて2回目の出演となる橋本は「舞台と映像の両方を体験できることは、役者としては本当にこの上なく嬉しいことです。何よりも、『太秦で撮影したことがある』と言えることが、役者人生としても誇らしい」と語ると、佐藤が「それ、さっき取材で心くんが言ったやつ」と指摘。小柳は「俺が言った後だから、そっちの方がまとまってる」と悔しそうに言い、この一連のやりとりに会場からは笑いと拍手が起こりました。
同じく、ムビ×ステ作品には『死神遣いの事件帖』に続いて2回目の出演となる廣瀬は「前回は、舞台『死神遣いの事件帖 -幽明奇譚-』の方に出演させていただきました。今回は映画と舞台、どちらもやらせていただけるとのことで、すごく嬉しかったです。オリジナル作品なので、自分で0から構築できるキャラクターがひとつ増えるのも嬉しく思いました」と、笑顔でコメント。舞台『死神遣いの事件帖 -鎮魂侠曲-』に出演していた輝馬は「僕も映画の方にも出演してみたいと思っていたので、お話をいただけた時は本当に嬉しかったです」と、今作で映画と舞台どちらもやれることへの喜びを語り、そしてムビ×ステには初出演となる玉城は「ずっと噂は聞いていたので、遂にお話をいただけて本当に嬉しく思います。周りの役者さんもこのシリーズに出ていて、羨ましいなと思っていたので。映画と舞台の両作品に出演できるということで、嬉しいです」と思いを語りました。

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶ミュージカルシーンの撮影について、佐藤は「最後の安食と戦うシーンが結構難航しました。お芝居の中に歌が入っているような感じだったので、そこは皆さんと話し合って決めたことが多かったです」と振り返り、ダンスの振りについて「各々で練習して本番に臨んでいました」と語ると、小柳が「現場で振りを覚えられますか?と聞かれた時、佐藤先生は『覚えられます』って言われて。我々二人(小柳・廣瀬)は『覚えられません』ってなって。レッスン場で夜も練習したよね」と、廣瀬と共にダンスの練習をしていたエピソードを明かしました。廣瀬も「なんとか佐藤先生に間に合うことができました」と言うと、佐藤からは「格好よかったです」という感想が。

本作は殺陣も見どころとなっており、佐藤は「玉城くんが、振りの入るスピードが早くて。俺も結構早い自信があったんですけど、玉城くんの方が先に振りが入っていて。振り稽古についていくのが少し大変でした」と、阿久津は「遅れたら死ぬと思ったので、ついて行くために一生懸命練習しました」と、玉城は「舞台と違って、殺陣の時の刀の位置が結構近かったりするので、痺れました。あの空間での立ち回りは楽しかったですし、すごく素敵な時間でした」と、撮影を振り返りました。

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶ドラマ「科捜研の女」シリーズに出演し、その撮影を本作と同じく京都撮影所でしている石井は「8年くらい通っていて、スタッフの皆さんや監督も知っている方ばかりですごく安心感はありました。ただ、映画の装いで歩いていたらみんな気付かなくて…。気心知れたスタッフさんに挨拶をしても、俺だと分からなかったみたいです」と明かしました。
続いて、兼﨑監督は「初めての方が多かったんですが、1人に質問したらみんなで考えるということをやってくれて。自然に雰囲気を作っていって、お芝居に対して真摯に向き合っているから楽しそう、というのが見ていて心地よかったです」と映画の撮影を振り返りました。

最後に、キャストを代表して主演を務める佐藤が「自分自身で観ても、面白いと思える作品でした。スクリーンで観ることで、臨場感を味わってもらえるかと。そして、映画に負けないくらい臨場感のある舞台を用意してお待ちしておりますので、そちらの方もどうぞよろしくお願い申し上げます」と述べ、本イベントを締めました。

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶

佐藤流司

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶

阿久津仁愛

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶

橋本祥平

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶

⼩柳 ⼼

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶

廣瀬智紀

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶

輝⾺

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶

⽟城裕規

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶

⽯井⼀彰

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台挨拶

ストーリー

天下泰平の江戸時代。人々の平和な暮らしの裏側に、限られた者しか存在を知らない特殊部隊があった。その名も【邪魚隊】。鱗蔵(佐藤流司)、スルメ(橋本祥平)、鮒右衛門(小柳 心)、比売知(廣瀬智紀)からなる邪魚隊は全員が死刑囚。死刑免除の引き換えに、死と隣り合わせの危険な闇仕事を任される隠密部隊だ。
今回、邪魚隊に下された任務は、謎の集団・お太鼓教への潜入捜査。昨今、江戸の町では人が突然消える事件が続出。それらは人喰い鬼の仕業と恐れられ、一方でお太鼓教の教祖・安食満親(石井一彰)は鬼から人を守る救いの神として崇められていた。しかし、将軍・徳川吉宗(永井大)ら幕府はお太鼓教と鬼の関係に疑問を抱き、鱗蔵らのスリのスキルを駆使して教団からある物を盗み出すミッションを命じる。御典医・蓼丸玄庵(輝馬)によると、その「ある物」が、鬼退治に役立つという。
一方、そんな邪魚隊の前に一人の青年が現れる。彼の名は、水野平馬(阿久津仁愛)。生き別れの姉を探す旅を続けていた平馬だが、お太鼓教の歌姫・音御前(高田夏帆)こそが姉であると確信。真実を知るために、鱗蔵たちとともにお太鼓教に忍び込む。
だが、姉を救いたい平馬の行動が生んだアクシデントにより、鱗蔵たちは安食の側近・多々良(玉城裕規)に捕えられてしまう。さらに、目の前に現れた安食によって、鱗蔵の封印していた過去が甦る。
はたして邪魚隊はお太鼓教の陰謀から江戸の町を救えるのか。人喰い鬼とならず者たちの妖美にして痛快な戦いが今始まる。

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』映画『邪魚隊/ジャッコタイ』
2024年5月31日(金)公開

脚本 :小西麻友 監督 :兼﨑涼介
音楽:和田俊輔 作詞:藤林聖子

出演
佐藤流司
阿久津仁愛 橋本祥平 小柳 心 廣瀬智紀
高田夏帆 姜 暢雄 輝馬 横山 涼 吉岡睦雄
玉城裕規 石井一彰 / 永井 大


【東映ムビ×ステ 舞台『邪魚隊/ジャッコタイ』】
会場・日程
2024年8月9日(金)~25日(日)
東京:サンシャイン劇場 20公演

2024年8月30日(金)~9月1日(日)
大阪:サンケイホールブリーゼ 5公演

2024年9月4日(水)
愛知:一宮市民会館 2公演

2024年9月7日(土)・8日(日)
石川:石川県立音楽堂 邦楽ホール 3公演

脚本 :小西麻友 演出:毛利亘宏(少年社中)
音楽:和田俊輔 作詞:藤林聖子

出演
佐藤流司
阿久津仁愛 橋本祥平 小柳 心 廣瀬智紀
松本寛也 森大 中村誠治郎 輝馬 玉城裕規 ほか

脚本 :小西麻友 演出:毛利亘宏(少年社中)
音楽:和田俊輔 歌詞:藤林聖子

チケット価格 <全席指定> 9,500円(税込)※未就学児入場不可
発売日 6月9日(日) 10:00~ チケット一般発売

チケット先行
■プレイガイド2次先行:5月21日(火)12:00 ~ 5月27日(月)23:59 ■
e+(イープラス) https://eplus.jp/jakkotai/
ローソンチケット https://l-tike.com/jakkotai/ (Lコード:31720)
チケットぴあ http://w.pia.jp/t/jakkotai-stage/

チケット一般発売日 :2024年6月9日(日)10:00~
※出演キャストのFC等でもチケット先行を実施。詳細は出演キャストHPやFCサイト等をご確認ください。

公式HP : toei-movie-st.com/jakkotai/
公式X(旧Twitter): @toei_movie_st
公式Instagram : @toei_movie_st

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