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スルース

【3.0レポート】トニー賞演劇作品賞を受賞した傑作サスペンス「スルース」

スルース

物語の舞台は終始変わらず、アンドリュー・ワイクの部屋で繰り広げられる。
マイロ・ティンドルは有名なミステリー作家のアンドリュー・ワイクから呼び出しを受ける。実はマイロはアンドリューの妻と不倫していたので、てっきりその“お咎め”を受けるものだと思っていたが、アンドリューは「実は浪費家の妻にはほとほと困り果てていた」「私にも素敵な愛人がいる」と切り出し、自宅の金庫に保管してある宝石を盗んで欲しいと言い、宝石には盗難保険がかかっているので、自分は保険金と愛人を手にし、マイロには宝石と妻を与えると言う。なんだか虫が良過ぎてちょっと怪しい申し出ではあるが、金銭的には厳しいマイロは、完璧な犯罪と思わせるために作家のアンドリューが考えた筋書き通りに珍妙な手順で宝石を盗み始める……。

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