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スルース

【3.0レポート】トニー賞演劇作品賞を受賞した傑作サスペンス「スルース」

トニー賞演劇作品賞を受賞した傑作サスペンス「スルース」

「フレンジー」「ナイル殺人事件」「地中海殺人事件」などの映画脚本でも知られるアンソニー・シェーファーが、1970年に書き下ろした戯曲『スルース~探偵~』。著名なミステリー作家のアンドリュー・ワイクとその妻の愛人である若い男のマイロ・ティンドルが対峙するサスペンス劇で、二人の男たちの騙し合いに観客までもが翻弄されるストーリーだ。
ロンドンとニューヨークでロングランを重ね、71年にはトニー賞演劇作品賞とエドガー賞を受賞。翌72年にはローレンス・オリビエとマイケル・ケインが出演して映画化され、アカデミー賞にも3部門でノミネートされました。2007年にリメイクされた際には、オリジナル作品で若い男を演じたマイケル・ケインが老作家・アンドリュー役で出演。マイロ役をジュード・ロウが演じて話題に。日本では73年に劇団四季で初演されて以来たびたび再演され、高い人気を得ているサスペンス劇の決定版である。

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