シリーズ10周年記念イベント『戦国BASARA10周年〜十年十色の宴〜』、5000人以上のファンが集結！

2.5news（編集部）
2016.03.05

　めっきり暖かくなった3月5日、有楽町の東京国際フォーラムAで『戦国BASARA』シリーズ10周年を記念したイベント、題して『戦国BASARA10周年～十年十色の宴～』が行われた。会場には大勢のファンが詰めかけ、ほぼ満席状態。国際フォーラムAは5000人以上収容出来るホール、開場と同時に長蛇の列が出来たほどだ。
　時間になり、照明が変わり、観客は早くもテンションアップ、のっけからライブ、トップバッターはSOLIDEMO、早くもペンライトが点灯、10周年にふさわしい幕開きだ。森田成一、続いてカプコンの小林裕幸プロデューサーが登場し、大きな拍手が起こった。森田成一はこのイベントのMCを務める。小林は「ファンあっての”BASARA”です！」と感謝の言葉を述べ、またまた客席から大きな拍手が起こった。それからこの日のイベントの流れの説明があった。
　スクリーンに”ドラマ絵巻その1”の文字が浮かんだ。豪華声優陣が登場し、次々と名場面、名台詞の連続、生アフレコ中、客席は静まり返り、力強い台詞が会場に響いた。これ以上ない贅沢な時間が流れる。それが終わると一転して賑やかで楽しいトークのコーナー、”その1”。速水奨、玄田哲章、森川智之、大川透、保志総一郎が登場した。10年たった感想を聞かれ、各々、自分のことや『戦国BASARA』のこと等、賑やかなトークを繰り広げ、時折、客席から笑いも起こった。トーク絶好調のタイミングでホラ貝の音が響いたが、すんなり終わるはずもなく、声優陣から「何故、正宗は英語をしゃべるのか？」の質問に小林は「山本ディレクターのアイディアです」との回答で声優陣のみならず、客席からも感嘆の声がもれた。
　トークコーナー”その1″終了後、再び、ライブコーナーに。まずは石川智晶が登場、『戦国BASARA3』のエンディング曲『逆光』を熱唱、それから『戦国BASARA 皇』の『ヘブンリーブルー』を歌い、客席のペンライトが揺れた。それからスペシャルなトークコーナー、T.M.Revolutionの西川貴教、保志総一郎が登場し、客席は大いに沸いた。西川と保志は赤を基調にした服装、小林もジャケットのベストが赤、特に保志と小林はこの夏にリリースされるゲームを意識しての”赤”とのこと。赤と言えば……そう真田幸村である。小林から「『真田幸村伝』、準備中です！」と言うや否や、客席は大いに盛り上がった。
　　そして今回も主題歌はT.M.Revolutionと小林から発表があり、スクリーンにCDのジャケ写が大きく映し出された。タイトルは『Committed Red』、4月6日にゲームに先行してCDが発売されるとのこと、さらに西川からT.M.Revolutionは今年で20周年とインフォメーション、客席はまたまたテンションがアップ、そこへまたホラ貝の音が鳴り、スクリーンに”ドラマ絵巻その2”と文字が浮かんだ。またまた生アフレコ、とりわけ、真田幸村vs武田信玄の場面ではアフレコしながら息のあった”アクション”（手だけ）、名台詞満載、ここは会場が沸きに沸いた。その後、次々と名場面が繰り出されたが、なんと、このイベントだけの”バージョン”が用意されており、ここは”サプライズ”。それからトークコーナーの”その2”、中原茂、石野竜三、三木眞一郎、岡本信彦、中村悠一が登場した。10年前の思い出等を語り、ここでホラ貝が鳴った。またまたライブ、m.c.AT、宮崎歩、YOFFY(サイキックラバー）が次々に登場し、熱唱した。
　ライブ終了後、この夏に発売になる新作ゲームについて小林から発表があった。今回の新作は初の試みで真田幸村の生涯を描いているとのことで『戦国BASARA』初の”列伝”シリーズ、新プレイキャラクターとしてアクションをつくったそう。槍も変わるそうで、発売が待ち遠しい。対する伊達政宗は白装束で背中に十字架、こちらも新プレイキャラクターとしてアクションをつくったとのこと。しかも発売は……夏、夏といえば”大阪夏の陣”である。会場はさらなる熱気に包まれた。史実に基づいている部分もあり、このゲームでは真田幸村の父と兄も登場するとのことである。詳細は4月より順次発表されるそうで、ここで映像が初お披露目、そのスタイリッシュなビジュアルに客席が盛り上がったところでおまちかね、T.M.Revolutionのライブ、客席はほぼ総立ち状態、およそ20分、たっぷり3曲熱唱した。それから声優陣、アーティスト陣が登場し、改めて挨拶。小林は「ゲームからマンガ、アニメ、舞台と広がって……ありがとうございました。ファンあっての『戦国BASARA』です」と感謝の言葉を述べた。最後に小林は「酒井忠次役でおなじみのT.M.Revolutionの西川貴教です！」とアナウンスし、ここで全員が舞台に揃った。締めは保志総一郎、「戦国〜」、客席から大きな声で「BASARA!!」と恒例の掛け声、瞬間、華やかなキャノン砲、大歓声に包まれてイベントは終了した。舞台も夏に新作、斬劇『戦国BASARA4 皇』本能寺の変が上演される。