【レポート】MANKAI STAGE『A3!』~AUTUMN 2020~ 開幕!
第一幕では、秋組 第二回公演『異邦人』のストーリーが展開される。
左京(演:藤田 玲)に「お前はすぐ他人に譲って、自分を後回しにする。その性格が芝居に出る前に主役をやれ。」と言われ、今回主演を務めることになった臣(演:稲垣成弥)。
第一回公演の際に、自分をさらけ出すポートレイトをやった事により、吹っ切れたと思われていたが、臣はそうではなかった。今でも過去を引きずったままで、夢の中に現れる亡き親友・那智の姿にうなされていた。
ある日、買い出しで外を歩いていると、かつて自分が属していた暴走族『ヴォルフ』のメンバーであるリョウ(演:里中将道)と出会う。
その一方、準主演で女役をやることになった太一(演:赤澤遼太郎)。自信満々に稽古で演じてみせるが、団員たちが思わず笑ってしまう程には、女性というイメージがズレていた。
女性らしい仕草や演技が上手くいかず、悩む太一に助け舟を出したのは、冬組の東(演:上田堪大)だった。
同じ秋組メンバーや、他の組の団員たちに助けられ、過去と向き合う臣。そして、女役という難しい役を自分のものにするために奮闘する太一の姿を、見守っていただきたい。
主演を務める臣の演技は、表情や動きに大胆さと迫力がある。普段の穏やかな彼とは違う姿を堪能してほしい。
東にアドバイスを貰い、役を完成させた太一。その口調や仕草はどこかで見覚えがあるかもしれない…?
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