【イケメンコレクション】第6回 俳優・横井翔二郎さんインタビュー
僕の幸せは「関わった人みんなが幸せになる」こと
小劇場やアンサンブルなどさまざまな経験を積まれていますが、これまでで印象に残っている作品はありますか?
横井:2013年上演舞台『男おいらん』です。これははじめて話すのですが、『男おいらん』の公演中に地元の大切な人が亡くなったんです。その報せを受けたとき、なぜかわからないけれど「作品をやりきらなきゃ」と思ったんですよ。「地元に帰らずに、千秋楽まで走り抜けなきゃ」と。もちろん、今でもその人の死に立ち会えなかった後悔はあります。ですが、その後悔も背負って役者をやり続けようと思ったんです。
そうだったのですね。
横井:もちろん、劇団シャイニングの方が僕のことを見つけてくれたおかげで今があるので『劇団シャイニング』も大切な存在です。
大切な人の死や劇団シャイニングとの出逢いを経てさまざまな舞台を踏ませていただくなかで、俳優として売れたいというよりは、横井翔二郎として幸せになりたいな、と思うようになりました。
「横井翔二郎として幸せになる」ということは、仕事としてではなく、横井さん自身が、ですか?
横井:抽象的な表現になってしまいますが、「僕自身が幸せになる」ということが仕事で大きなステージに立つことや、海外に行くことと同じなら、そうだといいなと思っています。
なるほど。こちらも抽象的な質問になってしまいますが、いま横井さんの思う”幸せ”とは何なのでしょうか。
横井:これまで関わった人を幸せにできること、です。応援してくれる方々、背中を押してくれた親友や、推薦してくれたのすけもそう。僕のことを考えてくれる事務所の方や、今回取材をしてくださった2.5newsさんもそうだし……。関わった人が幸せでいることが、僕の幸せです。
お仕事の幸せが僕自身の幸せか、というと……正直なところ、まだわかりません。ですが、関わった人を幸せにできるといいな、とは思います。
その想いを届けられるよう、努めます。最後に、これからどんな役者になりたいですか?
横井:先日千秋楽を迎えたマジステ(舞台『俺たちマジ校デストロイ』)や舞台『からくりサーカス』で演出をされた村井雄さんがくださった言葉をお借りすると「凄い俳優」になりたいです。
マジステの打ち上げで村井さんから「可愛いとか、面白いとか、かっこいいと呼ばれる俳優になるよりも、”凄い俳優”になってね」と言っていただいたんです。少なくとも面白い・面白くないは好みで別れてしまう。でも、凄い・凄くないは好き嫌いの感情を超越して、誰にでも伝わると思うんです。もしかすると「凄い俳優」になるというのが、先ほども言った「横井翔二郎としての幸せ」に近づく一歩かもしれないですね。
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◆横井翔二郎 / Yokoi Shojiro
1991年1月28日生まれ。A型。鹿児島県出身。趣味はレコードで音楽を聴くこと。主な出演作品は劇団シャイニング for うたのプリンスさまっ『天下無敵の忍び道』『ポラリス』『からくりサーカス』『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』など。2019年5月3日(金・祝)~8日(水)三越劇場にて『ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE AROUND2』への出演を控えている。
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