【レポート】ミュージカル『魔女の宅急便』
幕があくと中央に大きな木、その根元に座っている少女のシルエット、そして物語が始まるのだが、なんだか絵本の最初のページをめくる時のワクワク感が舞台上に立体的に眼前に出てきた感、とある町で赤ちゃんが生まれる、魔女のコキリ(岩崎ひろみ)と学者で普通の人間のオキノ(横山だいすけ)との間に生まれた女の子、キキと名付けられるのだが、親元を離れるまでをテンポ良く、楽しげな楽曲と歌、そしてダンスでトントンと見せる。プロジェクションマッピングとフライングの掛け合わせでダイナミックに大空をほうきで飛ぶ!話を知っていても、もうテンションが上がる、上がる!そして海に近い街コリコにたどり着く。グーチョキパンのおかみさん、オソノ(白羽ゆり)、キップの良い頼りになるおかみさんタイプだ。空を飛ぶことを夢見る少年・トンボ(阿部顕嵐)、キキとの出会いはちょっと最悪だが、ちっとも悪気はないトンボ、気のいい奴だ。
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