魔女の宅急便

【レポート】ミュージカル『魔女の宅急便』

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ミュージカル『魔女の宅急便』

 
『魔女の宅急便』、1989年に宮崎駿監督によってアニメ映画化されたが、これが大ヒットしたのは周知の通り。原作は角野栄子による児童書、シリーズ1作目『魔女の宅急便』は主人公のキキが両親の元を離れて知らない街で魔女として一人立ちをする姿を描いている。この作品はシリーズ化され、2009年に最終巻『魔女の宅急便その6それぞれの旅立ち』が刊行され、シリーズは完結、また2014年清水崇監督により実写化もされている。なお、ナレーションは原作者の角野栄子。ミュージカル化は1993年、演出に蜷川幸雄を迎えての上演、楽曲は宇崎竜童であった。その後、何度か上演を果たしたが、今回の上演は久しぶり、しかも脚本・演出が新しくなる。注目のキャスト、主人公のキキ役には、2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリ に輝きデビュー、昨年『赤毛のアン』でミュージカル初主演を務めた上白石萌歌。空を飛ぶことに憧れる少年トンボ役は、ジャニーズJr.の阿部顕嵐、さらに、 岩崎ひろみ、横山だいすけ、中井智彦、藤原一裕、なだぎ武、元宝塚トップ娘役の白羽ゆりら実力派ががっちり脇を固める。

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