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舞台『Take Me Out』2025

【レポート】舞台『Take Me Out』2025、開幕!初日前会見&ゲネプロ(レジェンドチーム)の様子をお届け!

2025年5月17日(土)有楽町よみうりホールにて、舞台『Take Me Out』2025が開幕。

2002年初演のリチャード・グリーンバーグによる戯曲。メジャーリーグを舞台に同性愛者であることを告白した名選手とそのチームを描いた作品で、2016年の日本初演、2018年に再演されました。
人種差別問題や性的マイノリティ、階級、スポーツにおける男らしさといったテーマを基に、メジャーリーグの華やかな選手たちの関係を捉えながら、そこに渦巻く閉鎖性によって浮き彫りになる社会的マイノリティに深く切り込み、私たちが向き合うべき実情にスポットを当てた『Take Me Out』。メジャーリーグを舞台にした本作が、日本初演・再演合計60公演を重ね、過去2度の公演とは違うアプローチで上演されます。

2018年の再演を支えたオリジナルメンバーに新メンバーを加えた経験豊かな「レジェンドチーム」 、330人の中からオーディションを勝ち抜いてきた実力の持ち主である「ルーキーチーム」 。
野球経験の豊富なキャストや、今回が舞台初出演となるキャストなど多様な俳優が集まっており、試合さながら「レジェンドチーム」「ルーキーチーム」2つのチームによる熱い戦いが繰り広げられます。
「また挑戦したいと常々願っていた戯曲」と語る演出・藤田俊太郎が今回初めて、2チーム体制にてそれぞれ違った演出を行うという新たな試みに挑みます。

本稿では、初日記念会見コメントと併せてゲネプロ(レジェンドチーム)の様子をお届けします。

開幕コメント

演出:藤田俊太郎
愛おしき、舞台『Take Me Out』2025の幕開けを迎えられることを誇りに思っております。最愛のお客様を、夢のような劇場空間に連れ出したいと思っています。
重厚な台詞劇のレジェンドチーム、躍動する群集劇のルーキーチーム、全く違う2作品が出来上がりました。オープニング、エンディング、解釈も、上演時間も全て違います。同じシーンを作らないことを演出の目標として、キャスト一人一人が個性と魅力を炸裂させています。皆の力を舞台上で発揮できるよう、素晴らしいプランナーやスタッフ、カンパニーの作り手と一丸となって両チームを演出することを心がけました。「言葉で始まり、言葉と光で終わるレジェンドチーム」と、「言葉で始まり、言葉と心で終わるルーキーチーム」どちらも自信作です。乞うご期待ください。

【レジェンドチーム】
玉置玲央:レジェンドチームもルーキーチームも良い稽古をしてきました。初日までに、より良い作品になるよう努めてまいります。前回出演してから7年経ちますが、その間に様々な事を経験しました。それを舞台に反映できれば良いなと思います。

三浦涼介:ようやく劇場に入り、身が引き締まる思いです。精一杯努めます。よろしくお願いします。

章平:これまでキャストみんなで意見を出し合って、とても良い充実した稽古ができました。前回から7年が経ち、自分の中の解釈もより細かくなっていると思います。『Take Me Out』の深み、ダレンの深みにたどり着きたいです。

原嘉孝:チームワークがすごく良いです。稽古中たくさん濃い時間を過ごせたので、千秋楽に向けて皆でもっと深いところにたどり着けるよう、1日1日考えながら演じていきたいと思います。

小柳心:『Take Me Out』(出演)3回目!よろしくお願いします!

渡辺大:4月から始まった稽古があっという間で、もう本番ということが信じられないくらい濃密な時間を過ごさせていただきました。最後まで頑張って走り抜けたいと思います。

陳内将:2018年以来、2度目の出演になります。この7年間色々な演劇に連れ出していただいたので、2025年の公演でもお客様を素敵な演劇に連れ出していけるよう、務めさせていただきます。

加藤良輔:稽古場でしっかり積み上げてきたものを最後まで全力でお届けできるよう頑張ります。

辛源:深みを追求できる、すごく風通しのいい稽古場でした。才能ある方々に囲まれ、こうして作品に出演できることを幸せに思います。お客様を野球の世界に“Take Me Out”したいと思います。

玲央バルトナー:始まってしまうといずれ終わってしまうので、既に寂しい思いがあります。レジェンドチームとルーキーチームの2チームではありますが、このチームに出会えたことに感謝しつつ、1試合1試合頑張っていきたいです。

田中茂弘:7年前に比べてまた歳を重ね、やっと監督役に相応しい年齢になれたような気がします。頑張ります。

本間健太:素敵なメッセージと素敵な言葉が詰め込まれた作品です。この作品に参加できてとても光栄に思います。最後まで全員で駆け抜けられるよう、頑張ります。

【ルーキーチーム】
富岡晃一郎:ルーキーチーム1ヶ月間、身も心も清々しいイケメンくんたちに囲まれて濃密な稽古期間を過ごしました。レジェンドチームとルーキーチームで全く違う雰囲気の作品に仕上がりました。どちらも応援していただけると嬉しいです。

野村祐希:僕たちルーキーチームは、レジェンドチームとは全く違うものになっています。レジェンドチームに負けないよう頑張っているので、ぜひ両チームとも観ていただけたら嬉しいです。

坂井友秋:4月から稽古が始まり、毎時間が本当に充実していました。レジェンドチーム、ルーキーチーム、一丸となって精一杯がんばります。

安楽信顕:ルーキーチームは全員が初参加になりますので、丁寧に一から脚本を読み込み、芝居を立ち上げました。すごく幸せな稽古時間を過ごしました。稽古で積み上げたものをお客様にお見せするのが恐ろしくもあり、同時に楽しみでもあります。

近藤頌利:ルーキーチームの初日は5月23日なので、初日を迎える実感は正直まだありません。本番までの1週間、たくさん新たな発見があると思いますので、初日を迎えるまでは『Take Me Out』の事を考えていきたいです。

島田隆誠:まずはレジェンドチームが初日を迎えるとのこと、おめでとうございます。面白いことは間違いありません。とにかく生で観るべき作品だと感じていますし、生だからこそ感じられるものがあると思います。ぜひ観に来ていただきたいです。

岩崎MARK雄大:ここまでの稽古を通して、良い作品を作り上げることができていると思っています。ここ有楽町に野球場が出来上がっています。レジェンドチームとルーキーチーム、2チームの戦いを観ていただきたいので、両チームをぜひ観に来ていただけたらと思います。

宮下涼太:ご観劇いただいた方々を、どこかへ連れ出してくれる仕掛けを演出の藤田さんがたくさん用意してくれています。レジェンドチームとルーキーチーム、全然違う仕掛けになっていますし、僕らも稽古の度に連れ出していただきました。お客様に楽しんでいただけるよう、稽古で得たもの一つ一つを出していけたらと思います。

小山うぃる:ルーキーチームはルーキーらしく、がむしゃらに皆様を“Take Me Out”したいです。よろしくお願いします。

KENTARO:こうして皆で並ぶのは製作発表以来ですが、最初はよそよそしかったみんなが、今ではとても良いチームになっていて、個性が役に反映されているかのようです。全力で挑んで、素晴らしい初日を迎えたいです。

大平祐輝:我々の初日はもう少し先になりますが、深みを目指し、良い作品を届けられるよう、しっかりと準備していきます。

八木将康(テキストコメント):まずはここまで何事もなく全員で初日を迎えられることに感謝の気持ちでいっぱいです。約1年前にオーディションがありルーキーチームというものが誕生して今この瞬間を迎えられたこと、どうしても偶然とは思えなくて、このメンバーでなくてはならなかった必然性を感じています。藤田さんのもと、ルーキーチームという誇れるチームが出来たこと。その全員でこれから初日を迎えられること。10公演ワクワクが止まりません。自信を持って面白いと言える作品、そしてチームになっています!劇場に来られる方は楽しみにしていてほしいです!

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

舞台『Take Me Out』2025

公演概要

舞台『Take Me Out』2025

【作】リチャード・グリーンバーグ
【翻訳】小川絵梨子
【演出】藤田俊太郎

【出演】
レジェンドチーム:玉置玲央、三浦涼介、章平、原嘉孝、小柳心、渡辺大、陳内将、加藤良輔、辛源、玲央バルトナー、田中茂弘
ルーキーチーム:富岡晃一郎、八木将康、野村祐希、坂井友秋、安楽信顕、近藤頌利、島田隆誠、岩崎 MARK 雄大、宮下涼太、小山うぃる、KENTARO
ベンチ入り(スウィング):本間健太(レジェンドチーム)、大平祐輝(ルーキーチーム)

【製作】シーエイティプロデュース、エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
【企画】シーエイティプロデュース

<東京公演>
【公演日程】2025 年 5 月 17 日(土)~6 月 8 日(日) 全 30 公演(レジェンドチーム 20 回、ルーキーチーム 10 回)
【会場】有楽町よみうりホール
【チケット料金】
レジェンドチーム 9,800 円/ルーキーチーム 7,800 円
2 チーム観戦チケット 16,000 円(レジェンドチーム・ルーキーチーム各 1 公演ずつ、計 2 公演(全席指定・税込)
【主催】読売新聞社、エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ、シーエイティプロデュース
【お問合せ】チケットスペース 03-3234-9999(10:00~15:00※休業日を除く)

<名古屋公演>
【公演日程】2025 年 6 月 14 日(土)~15 日(日) 全 3 公演
(レジェンドチーム 3 回、デイビー・バトル役は宮下涼太が出演)
【会場】Niterra 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
【チケット料金】9,800 円(全席指定・税込)
【主催】キョードー東海
【お問合せ】キョードー東海 052-972-7466(月~金 12:00~18:00、土 10:00~13:00※日曜・祝日は休業)

<岡山公演>
【公演日程】2025 年 6 月 20 日(金)~21 日(土) 全 3 公演
(レジェンドチーム 3 回、デイビー・バトル役は宮下涼太が出演)
【会場】岡山芸術創造劇場ハレノワ 中劇場
【チケット料金】9,800 円(全席指定・税込)
【主催】岡山県音楽文化協会、山陽新聞社、RSK 山陽放送、公益財団法人岡山文化芸術創造、
シーエイティプロデュース、エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
【お問合せ】岡山音協 086-224-6066(平日 9~17 時/土日祝・休み)

<兵庫公演>
【公演日程】2025 年 6 月 27 日(金)~29 日(日) 全 4 公演
(レジェンドチーム 4 回、デイビー・バトル役は宮下涼太が出演)
【会場】兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【チケット料金】9,800 円(全席指定・税込)
【主催】兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
【お問合せ】芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255(10:00~17:00 月曜休/祝日の場合翌日)

【オフィシャルHP】 https://takemeout.jp/
【オフィシャルX】 @takemeoutJP

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