田尾下哲

【インタビュー】ライブミュージカル「プリパラ」演出・田尾下哲さん特別インタビュー

“今回どれくらいバージョンアップするの?”が見せ場なので是非、いらしてください!

ーー最後の質問です。公演PRお願いします。

田尾下:“プリミュ”って呼んで頂いてますが、この“プリミュ”の良さっていうのはお客様が参加して物語が成立するところだと思うんです。それは前回本当に確信しました。今回は客席にどんどん、物語が出てくる、展開出来るように作っていきたいと思いますので、前にいらした方も是非、来て頂いて「客席に出てくるってどんなもんなんだ?」っていう気持ちで是非!そのそらみドレッシングのメンバーと青井めが姉ぇ、青井めが兄ぃ、ひな、かりん、アイドルダンサーズとちゃん子、栄子たちとこの物語を一緒に作って欲しいと思います。是非、この物語の登場人物になって劇場にいらして頂き、ハッピを着るのも、コスプレも大歓迎です!女の子のアイドルになって輝きたいっていう気持ち、男の子も女の子も大人も子供も楽しめる作品になっていますので、再演ですが、前回観たなっていう方も“今回どれくらいバージョンアップするの?”が見せ場なので是非、いらしてください!、いろんなジャンルで演出をやらせてもらっているんですが、その中でもファンに一番愛して頂けている演出作品という意味において、凄く誇りです!自分がこの作品を愛して、自分が「これはお客様が観たいんだ」と感じたこと、それを表現したいと思ったその気持ちは間違っていなかったのは凄く嬉しいし、気持ちも新たに今回、作っているところです!

田尾下哲

田尾下哲(たおした・てつ)

1972年兵庫生まれ、横浜育ち。第20回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。
ドイツ人演出家ミヒャエル・ハンペに西洋演劇、演出を学ぶ。2000年から演出家として活動。03年から09年まで新国立劇場に所属し、オペラ・チーフ演出スタッフを務めた。
09年、チューリヒ歌劇場『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』で、共同演出・振付を担当しヨーロッパデビュー。
近年の演出作は、神奈川県民ホール『金閣寺』、あいちトリエンナーレ『蝶々夫人』、ホリプロ『天才執事ジーヴス』、平幹二朗主演『王女メディア』、自作『プライヴェート・リハーサル』/『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』、日生劇場『三銃士』/『後宮からの逃走』など。
今後もオペラ、ミュージカル、芝居の演出が控えている。

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