【レポート】主演・岩本照ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」プレスコール＆囲み取材の様子をお届け！

2024.08.18

2024年8⽉19⽇(⽉)より、東京国際フォーラムホールCにて開幕を迎える、ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。

本作は1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の⾃伝⼩説『世界をだました男』をもとに製作された映画のミュージカル版。映画はスティーヴン・スピルバーグが監督し、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオが演じ、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じるというハリウッドが誇る⼆⼤名優の競演が話題となりました。ミュージカルは2009年7⽉にシアトルにて初演。その後2011年にブロードウェイに進出し、同年のトニー賞ではノーバート・レオ・バッツが主演男優賞を受賞、ミュージカル作品賞をはじめ計3部⾨にノミネート。

2022年の初演に続き、主役の若くハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア役をSnow Manの岩本照が務め、天才詐欺師を追うFBI捜査官ハンラティ役を、吉⽥栄作が初演に続き続投。ヒロインのブレンダ役を、元宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名彩世が演じます。
また、初演に続き岸祐⼆、春野寿美礼、⽣⽥智⼦、阿部裕ら、ミュージカル界の実⼒者も再び顔を揃えました。

8月17日(土)には、公演に先駆けてプレスコールと囲み取材を実施。
プレスコールでは、劇中ナンバーより「Live In Living Color」「ジェット・セット」の2曲が披露され、その後行われた囲み取材には、キャストの岩本照、仙名彩世、吉⽥栄作、演出・翻訳・訳詞の上⽥⼀豪ら、4名が登壇。本作への意気込みを語りました。

左から：上⽥⼀豪、仙名彩世、岩本照、吉⽥栄作

初日を迎えるにあたって

岩本：いよいよ始まるんだという気持ちと、もう初日かという感覚があります。前回よりも稽古日数がたっぷりあったので、みんなで積み上げてきたという自信がありますし、あとはお客さんにお見せするだけだなと。ワクワクした気持ちが強いです。

仙名：皆さんと大切に作り上げてきたので、お客様にお見せできるのが本当に楽しみです。全力で頑張りたいと思います。

吉⽥：初演と再演からのスタッフ・キャストと、毎日大切に積み上げてきました。この瞬間は、何度経験しても何とも言えない気持ちとワクワクがあります。最後まで無事に駆け抜けていけたらと思います。

上⽥：今回はキャラクターの内面や、実際に生まれているお芝居の空気感を丁寧に確認し、よりドラマ性を掘り下げていきました。ヒロインが変わったので、新しい空気感の中で、色々とチャレンジするシーンがあるので、そこを一緒に作るのが楽しかったです。あとは、舞台セットが少しだけゴージャスになったので、そこも見ていただけたら嬉しいです。

初演に続いて再演への出演が決まった時のお気持ち

岩本：1度やらせていただいた後、またこうした機会をいただける経験があまりなかったので、嬉しかったです。「やりなよ。いいと思うよ」って言ってくれる自分が居て、確かになぁ～となり。是非やらせてくださいと、即答したのを覚えています。そこから、ここに来るまで時間が早かったなと。それだけ充実した日々を過ごさせてもらっていると感じました。

吉田：再演の話をいただいた時、まず頭に浮かんだのが岩本照くんの顔でした。多分、誰よりも再演を望んでいたんじゃないかなと、僕は勝手に思っていて。ステージ上でスポットライトを浴びて輝く照くんを、誰よりも近くで見たいです(笑)。初演でのコミュニケーションと信頼関係もあり、仙名さんをはじめ新しいキャストが新しい風を吹き込んでくれるので、更にパワーアップしたステージになると思います。

新キャストとして出演が決まった感想

仙名：(出演が決まった時)嬉しかったです。華やかでワクワクするシーンが立て続けに展開されるので、お客様も身を任せて楽しんでいただけたらと思います。

公演を楽しみにしているお客様へメッセージ

岩本：嘘のような本当の話のこの作品は、とんでもなくエネルギーの強い作品だと思っています。再演ですが、甘んじることなく初心の気持ちで一丸となって作ってきました。お時間を作って観に来てくださった皆さんの心を、嘘なく本当のエネルギーで満たしてあげられるという自信があります。是非、気を付けて劇場に足を運んでいただけたらと思います。