刀剣乱舞

【レポート】舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(再演)

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なお、ゲネプロ終了後に囲み会見があった。登壇者は鈴木拡樹 、荒牧慶彦、佐々木喜英 、瀬戸祐介 、納谷健、北村諒 、和田雅成 、椎名鯛造、廣瀬大介 、杉江大志 、東啓介 、健人。
まず座長の鈴木拡樹が「初演と同じく、“織田信長とは何者なのかか”というのがテーマ。観てくださる皆様に夢を与えられる作品じゃないかなと強く感じており、それぞれがキャラクターにこだわって勉強したことなどが、この板に乗ればいいなと思っています。歴史モノは“たられば”話がおもしろい、それがあります。刀剣をテーマに描いた歴史モノはなかなかありません。歴史物として楽しめるステージに」と挨拶した。舞台の冒頭で「織田信長とは何者なのか」と問う。戦国時代における織田信長、もっと俯瞰的な見方をすれば、日本の歴史の中での織田信長の“位置”、また“役割”を問いかけている。
荒牧慶彦は「初演時にはいろいろな反響をいただきました。それを糧にして、再演という形でさらにたくさんの方々に観ていただけることを光栄に思っています。前回(初演)と違うところを見つけて頂きたい」とコメントした。瀬戸祐介はこの再演からの参加で「今回初めて江雪役を演じるうえで、(長い)髪の毛の処理に稽古日数や注意力の大半を払って演じました(笑)。」と言って笑いを誘った。この華麗な“ロン毛”で優雅なアクションは必見!納谷健は「今回は瀬戸さんが加わったことで、新しい兄弟観も生まれているので、左文字兄弟に注目していただけたら」とコメント。北村諒は「今回2名新しいキャストも入り、新しい空気になったと思います。パワーアップもしてますし、織田信長のもとにあった刀、宗三、長谷部、薬研、不動という4振りの関係性や、信長に対する想いも深まっているので、そこに注目していただけたら」と語ったが、再演から参加のキャスト、前回とは違った“風”を随所に感じる。和田雅成は「かなりパワーアップしていると思います!」と語ったが、特に殺陣・アクションは引き締まった感がある。椎名鯛造は「個人的には不動行光の成長物語」と言うが、この不動行光の心情の変化はこの舞台の要であった。

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