【レポート】『浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる -大阪の巻-』内覧会&トークライブ
内覧会には浦沢直樹先生も登場。大きな身振り手振りで、会場内の展示を解説してくださいました。
6時からは、会場と也のホールにて、トーク&ライブ。
浦沢先生は登場するや否や、ギターとブルースハープをセッティング。
演奏と歌の合間にトークするスタイルでステージは進行しました。
トークの内容は、大好きなボブ・ディランの話や今回の展示に関する話、等々。特に印象に残ったのは、展示準備の話。ネームを描いているのはコピー用紙なので、展示準備の時に静電気でアクリル板に引っ付いてしまってきれいに並べられなくて大変だった、結局それで展示に夜中までにかかってしまったとか。浦沢先生は夜中の12時には帰らせてもらったとのこと。じゃあスタッフさんは何時まで……と考えると「お疲れ様です!」という気分になりました。
曲の合間にトークというかトークの合間に曲というか、曲とトークがサンドイッチになった形でイベントは進行していきます。
披露された曲は4曲+1曲(アンコール)。内2曲はライブドローイングしながらの曲披露でした。写真はライブドローイング2曲目のものなのですが、ライブドローイング1曲目のボブ・ディラン『Girl From The North Country 』の浦沢直樹訳『北国の少女』がとても切ない歌詞で胸がズキズキしました。
最後に浦沢先生からのメッセージをみなさんに披露。
今回の展示は、1回じゃ見切れないほどたくさんあるから、もう1回来るといいよ。世田谷文学館でやった時には、リピーターがとても多かったです。
でもねみんな
「あんまり浦沢直樹にだまされないほうがいいぞ!」
そう言ってニヤリと笑う浦沢直樹先生なのでした。
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