舞台「ゲゲゲの鬼太郎」

【オフィシャルレポート】舞台「ゲゲゲの鬼太郎」いよいよ開幕!出演者コメント&ゲネプロの様子をお届け!

1965年の週刊少年マガジンの連載にはじまり、漫画、アニメ、映画、小説、ドラマ、ゲームなど、半世紀以上にわたり多くの人に愛され続けている「ゲゲゲの鬼太郎」。登場する妖怪たちの多くは日本古来より伝承された存在で、作者である水木しげるが新たな解釈やデザインのアレンジを加えたことで妖怪そのものが広く周知されるようになり、日本の妖怪伝承において大きな影響を与えた作品とも言われています。

そしてこの度、水木しげる生誕100周年である2022年夏に東京・明治座(7月29日~)と大阪・梅田芸術劇場メインホール(8月19日~)にて、舞台「ゲゲゲの鬼太郎」が開幕を迎えます。

主人公であるゲゲゲの鬼太郎役には、舞台「刀剣乱舞」シリーズや「MANKAI STAGE A3!」など、数多くの舞台に出演する俳優の荒牧慶彦。ねこ娘役には、アニメ「中二病でも恋がしたい!」、「スター☆トゥインクルプリキュア」など人気アニメに出演する声優アーティストの上坂すみれ、ねずみ男役は、芸人のみならず歌手や俳優としてもマルチに活躍中の藤井隆、天邪鬼-リン役には、俳優、声優、アーティストと活動の幅を広げる元宝塚歌劇団男役スターの七海ひろき、砂かけばばあ役に、舞台「ハムレット」、「魔界転生」など、ドラマ・映画・CMと第一線で活躍する大⼥優・浅野ゆう子が出演。
そして、タケル役に立花裕大、子泣きじじい役に矢部太郎(カラテカ)、水木役に君沢ユウキ、シーサー役に伊藤修子と、多岐にわたるジャンルから個性豊かなキャストが集結しました。
さらに、目玉おやじ役を、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」でも同役の声を担当している野沢雅子が務めます(声の出演)。
妖しくも愉快な世界観と、登場人物たちの細やかな心情の変化を鮮明に描きます。

本稿では、初演の前日に行われたゲネプロの模様と出演者コメントをお届けします。

出演者コメント

荒牧慶彦

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」「ゲゲゲの鬼太郎」という、誰もが知る作品の舞台化ということで大変なプレッシャーもありますが時代毎に様々な変化を遂げている「ゲゲゲの鬼太郎」だからこそ、舞台での表現も自由なところにあるなと思っています。
既存の鬼太郎のイメージをリスペクトしながら今表現できるゲゲゲの鬼太郎を演じたいと思います!

上坂すみれ

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」ねこ娘役を演じさせていただきます、上坂すみれです!
自分にとって人生で初めての舞台で、「ゲゲゲの鬼太郎」という大好きな作品に携わらせていただくことを、改めて光栄に思います。
普段は声優として活動しており、映像の中のキャラクターに声をあてるという仕事が主なので、舞台上でのお芝居はとても新鮮です!周りの先輩方やスタッフさんにひとつひとつ教えていただきながら、あっという間に稽古期間が過ぎてゆきました。
妖怪と人間という異なる種族の対立や、共存していくにはどうすべきなのだろう?と考えさせられるドラマがありつつ、笑いあり切なさありのドキドキワクワクな鬼太郎ワールドに引き込まれてゆく物語です!ぜひ、多くの方々に楽しんでいただきたいです。

藤井隆

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」どんな舞台美術なのか稽古場で模型を見ながら劇場に入るのをずっと楽しみにしてました。
荒牧さんが毎日誠実に稽古を重ね、先頭を走ってくれたのでみんなで一丸となれました。
上坂さんの初舞台が楽しい気持ちで始まって大阪で終わることができたらいいな〜と思ってます。
浅野ゆう子さんのとっても華やかな砂かけばばあも楽しい場面がいっぱいで見どころです!
スタッフ、出演者一同、万全の体制で感染症対策を心がけ劇場でお待ちしております。

七海ひろき

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」楽しくて笑いの絶えないお稽古場でした。
皆さんと沢山話し合いながらお稽古したので、公演を重ねながらより深く表現していけたらなと思います。
そして、槍の殺陣は初めてでとても難しいですが…精一杯頑張ります!
なにより、ゲゲゲの鬼太郎ファミリーが揃った時のワクワクする高揚感を、是非お楽しみいただけたらと思います!劇場でお待ちしています。

浅野ゆう子

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」幼い頃、この年齢の私の幼い頃(笑)テレビアニメの「ゲゲゲの鬼太郎」と出会いました。
当時のテレビアニメ第一弾の頃はモノクロでした(笑)幼心に、妖怪たちがとても怖くて、でも、怖いけど観たい!そんな作品でした。
時を経て、時代が変わり続けていても愛されている「ゲゲゲの鬼太郎」。この度の舞台版「ゲゲゲの鬼太郎」は、鬼太郎が墓場で誕生した懐かしいエピソードも盛り込まれ、そしてとてもファンタジックな舞台美術や装置セット、キャスト達の装いに、かねてよりの鬼太郎ファンはもとより、お子様、そして今の時代を青春している方々…本当に幅広い世代の皆様に楽しんでいただける作品となっていると感じます。
水木しげる先生の代表作「ゲゲゲの鬼太郎」。そこに鬼太郎ファミリーの一員“砂かけばばあ”として参加させていただけますこと、とても嬉しく思います。私的には更に“砂かけばばあ”だけではなく、素敵な役も頂戴しております。そちらも楽しみにしていただきたい!と、意気込んでおります(笑)
荒牧鬼太郎の魅力を存分に味わってくださいませ。

立花裕大

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」タケル役の立花裕大です。この作品に参加できることをとても嬉しく思います。
「ゲゲゲの鬼太郎」という作品はもちろん知っていましたしテレビで見ていたので舞台化と聞いた時はとても驚きました。漫画だけでなく何度もアニメ化され、映画にもなったり、作者の水木しげるさんご本人のお話もドラマになったりどの世代にも愛され続ける素敵な魅力があります。舞台には舞台ならではの表現方法があると思うので、主演の荒牧さんをはじめとする素晴らしい共演者の方々の胸を借りながら楽しい作品作りをしていけたらと思います。
そんな中でも僕の役は普通の人間です。一人の力は弱いけど、それだけに思いは大きい。力は弱くても集えば大きなエネルギーとなる。その中で葛藤する一人の人間です。とても演じがいがあるし、本番が始まってももっともっと深めていける部分があります。
最終稽古でも気がつく事がたくさんありました!この現場は誰もが前向きに作品に向き合っていて素晴らしいです。そんな、舞台「ゲゲゲの鬼太郎」、是非ともお楽しみください!

矢部太郎(カラテカ)

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」稽古を重ねるたびに「ゲゲゲの鬼太郎」が大好きだった子供の頃の記憶がどんどん思い出されて、目の前に鬼太郎が!ねずみ男が!妖怪たちがいることに感動します。僕も子泣きじじいなのですが……。
「ゲゲゲの鬼太郎」の世界はどこかひんやりとしていて、納涼にとても良いと思います。舞台「ゲゲゲの鬼太郎」はお客さまの身体をゾッとさせたり、ひんやりさせたり、そうしながらもどこか心はあたためてくれます!間違っても子泣きじじい役の僕の演技で寒い気持ちにはさせないよう頑張ります。

君沢ユウキ

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」水木役を演じさせて頂きます、君沢ユウキです。小さい頃から見ていた「ゲゲゲの鬼太郎」に出演させてもらえること、とても光栄に思っております。
稽古を通して、楽しくて笑えて、登場人物みんなチャーミングなのに、こんなにも深いテーマの作品になるんだなと、驚きと共に、開幕を心待ちにしています。
私自身も、水木として、大切な鬼太郎に沢山の愛を込めて、日々誠心誠意演じさせてもらえたらと思います。楽しみにしていて下さい。
劇場でお待ちしております。

伊藤修子

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」最近では舞台でやる役もすっかり不審なおばさん系にシフトしてしまい、20 年前とかなら今回演じるシーサーのような役も抵抗なくできていたかもしれません。
心の中では常に「もう 45 なのに大丈夫かしら…」と思いながらやっています(笑)
一応お芝居の中でも年をとっている設定にはなっているのですが。
テレビ版のような可愛みが出ていない仕上りになっているかもしれませんが、楽しくご覧いただければ幸いです。

【あらすじ】
困ったことがあったら人間がゲゲゲの鬼太郎(荒牧慶彦)に手紙を投函できる妖怪ポスト。
最近依頼がなく不審に思ったねこ娘(上坂すみれ)が妖怪ポストを張り込んでいると…ねずみ男(藤井隆)が依頼を勝手に受けていた。
とある村で、天邪鬼のリン(七海ひろき)が現れ人間の邪魔をする、と聞いたねずみ男は、「これで天邪鬼を退治できる」と、村人たちに妖怪に効く薬を売りつける。鬼太郎と目玉おやじ(声:野沢雅子)は、人間が直接、天邪鬼と対峙するのは危険だと村へ駆けつけ、村人のタケル(立花裕大)と出会う。タケルは「石垣を壊すのは危険だ!」と村人に訴えるが、皆、効く耳を持たない。騒動の最中、仲裁に入ろうとした目玉おやじは瀕死の重傷を負ってしまう。瀕死となった目玉おやじは砂かけばばあ(浅野ゆう子)が待つゲゲゲの森に帰り、看病されることに…。
人間からは「妖怪」だと恐れられ妖怪からは「人間の味方」と敵視されるリンに、鬼太郎は親近感を覚えるが…。

公演概要

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」【公演名】 舞台「ゲゲゲの鬼太郎」
【原作】 水木しげる 【脚本・演出】 田村孝裕

【出演】
ゲゲゲの鬼太郎/荒牧慶彦
ねこ娘/上坂すみれ
ねずみ男/藤井隆
天邪鬼-リン/七海ひろき
砂かけばばあ/浅野ゆう子

タケル/立花裕大
子泣きじじい/矢部太郎(カラテカ)
水木/君沢ユウキ
シーサー/伊藤修子

三村遙佳・石井陽菜(W キャスト)
岡田夢以・葉月ひまり(W キャスト)

井出卓也
満田伸明
皇希
田中さち恵

目玉おやじ/野沢雅子(声の出演)

<東京公演>
【会場】 明治座(〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町 2-31-1)
【日程】 2022 年 7 月 29 日(金)~8 月 15 日(月)
【開演時間】 12:00/17:30 ※8 月 15 日のみ 11:00 開演

【料金(税込)】
S 席(1・2 階席・車いすスペース)12,000 円 A 席(3 階席)6,000 円
S 席(1・2 階席・車いすスペース)アフターステージ付き公演 13,000 円
A 席(3 階席)アフターステージ付き公演 7,000 円
※6 歳以上有料/5 歳以下のお子様のご入場はご遠慮ください
※車いすスペースの販売方法は公式サイトをご覧ください

<大阪公演>
【会場】 梅田芸術劇場 メインホール(〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町 19-1)
【日程】 2022 年 8 月 19 日(金)~8 月 28 日(日)
【開演時間】 12:00/17:30

【料金(税込)】
S 席(1 階席・2 階席前方・車いすスペース)13,000 円
A 席(2 階席後方)9,000 円 B 席(3 階席)5,000 円
S 席(1 階席・2 階席前方・車いすスペース)アフターステージ付き公演 14,000 円
A 席(2 階席後方)アフターステージ付き公演 10,000 円 B 席(3 階席)アフターステージ付き公演 6,000 円
※6 歳以上有料/5 歳以下のお子様のご入場はご遠慮ください
※車いすスペースの販売方法は公式サイトをご覧ください

【公演に関するお問い合わせ(東京・大阪共通)】
03-3666-6666 明治座チケットセンター(10:00~17:00)

【公式サイト】https://gegege-stage.jp
【Twitter】@gegege_stage

【主催】舞台「ゲゲゲの鬼太郎」製作委員会

©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
©舞台「ゲゲゲの鬼太郎」製作委員会

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