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スカーレット・ピンパーネル

【3.0レポート】ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』

スカーレット・ピンパーネル

主演のパーシー役は、石丸幹二、1990年『オペラ座の怪人』のラウル役でデビューし、現在、舞台、テレビなど多くのメディアで大活躍中だ。フランク・ワイルドホーンの代表作『ジキル&ハイド』主演で大好評を博し、遂に『スカーレット・ピンパーネル』で正義のヒーロー役に挑戦する。ヒロイン、マルグリット役には安蘭けい。2209年に宝塚歌劇団を退団後、ミュージカル女優として第一線で活躍、2008年の宝塚歌劇団で、パーシー役を演じ、自身の代表作の一つに。今回はパーシーの妻マルグリット役を演じる。敵役のショーヴラン役は、石井一孝。ロベスピエール役の平方元基、佐藤隆紀(Wキャスト)は、イギリス皇太子のプリンス・オブ・ウェールズの2役も演じる。
原作はイギリスのバロネス・オルツィの小説「The Scarlet Pimpernel」(「紅はこべ」)。今回、世界中で多数の作品を演出しているガブリエル・バリーが日本で初めて演出。翻訳・訳詞・潤色は日本の演劇界で活躍する木内宏昌。ワイルドホーン氏による、本公演のための新曲も用意。1曲目は、パーシーのソロナンバー、2曲目は、ロベスピエールが歌う。ブロードウェイ版をベースに、新曲を加え、新バージョンに。また、宝塚歌劇版での「A Piece Of Courage」(宝塚歌劇版タイトル「ひとかけらの勇気」)は同作品を代表する人気の高い記憶に残る素晴らしいナンバー、今回の新バージョンでは、演出のガブリエル・バリー氏により、ブロードウェイ版の脚本に合わせて、歌詞・タイトルが新しくなり、また歌われるシーンも変更して登場、どの場面なのか、また歌詞がどう変わっているか、よく聴いて欲しい。

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