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天下統一恋の乱

【インタビュー】劇団番町ボーイズ☆第4回本公演 with 人狼TLPT S舞台『天下統一恋の乱 Love Ballad ~序章~』株式会社オラクルナイツ 代表取締役 桜庭未那総合プロデューサー、演出家 佐藤徹也

番町ボーイズ☆のメンバーたちは自分たちで伸びようとしているところが好感が持てます!(桜庭)
みんなバランス感覚、与えられたものに対して対応するのが上手いな、と(佐藤)

--今回出演する番町ボーイズ☆のメンバーについて。どんなグループでしょうか?

桜庭:私は佐藤さんと比べるとお会いした回数もそんなにないんですけれども、正直に言うと第1印象と何回かお会いしてからの印象が結構違うんですよ。初めてお会いした時はお互い緊張しているのもあったと思うんですが、かっこいい男の子達、STAND ALONEな感じでかっこよかった、っていう印象だったんです。みんな個性的でタイプが凄く違うな〜って。でもゲームをしながらデイスカッションしてて、歳が違っていても仲良く話せたりしていて、劇団にはお兄さんみたいな人と弟みたいな人がいて、いいファミリー感があって、しかも素直だし、ひとりひとり個性があってなおかつ、まとまってて、きちんと目的を果たそうという意志があって凄くいいな〜と、ただのイケメン集団ではないですね。

--演劇集団、劇団としてもそういうところは期待が持てそうなポイントですね。

桜庭:「言われたから、仕事だからやってる」っていう受け身ではなく、自分たちが表現することが面白くなってきて、前向きに出来ることを“幅”をもっと探す、探そうとする、自分達で伸びようとしているところ、凄く好感が持てます!みんな真面目な質問してくる、こちらとしてもとても楽しみです。

--目的を持ってるし、番町ボーイズ☆としてひとつのまとまりがある……。

桜庭:はい、人の前に立つ素質は元々あるところにプラス、やりたい意志も見えてきたな、と思いました。

佐藤:うん、バランスを見る感覚、自分の役割で前に出る時は前に出る、引くときは引く……ワークショップに行ってみて凄く驚きました。

桜庭:そういう意味ではアタマのいい子が多い。

佐藤:もの凄く、ね。

桜庭:うん、うん、どうしたら自分がかっこよく、さらに周囲のメンバーもどう引き立たせるか、っていうことを考えるところが、あの若さの集団ではなかなか見られない。

佐藤:彼ら、真面目過ぎて……凄く一生懸命やっている!もう、真剣にやり過ぎちゃって(笑)。だから、お客さんに見せることを教えてやらなきゃ、これが僕らの仕事なのかなと。

桜庭:何でも全力でやってくれる。

佐藤;本当に真面目でいいですね。

桜庭:インプロビゼーション的な面で見ると、ここは伸びる要素だと思っています。何事にも集中出来ているので、あとはちゃんと見せ方にシフトしていければ、かなり強くなれる、完成度も高くなると思っています。この舞台は最終的には勝ち負けの話ではなく、キャラクターの生き様、どう戦い、どう散っていくのか、今回は死んでしまう訳ではないんですが、今回の舞台ではきちんと見せる形に出来ると思います。

佐藤:本当にずーっとやってて、集中しちゃって(笑)。“急”しかなくって“緩”がなかった(笑)。

--真面目過ぎるところがある意味、長所

佐藤:うん。

--伸びる要素ですね。

佐藤:そう。今のところ短所がないですね。うん。

桜庭:芝居に対してつまんなさそうなメンバーはいない。

佐藤:そう、そう。真剣になりすぎる。こっちが息つく暇がない(笑)。(ふふふ。)

--楽しみですね。

佐藤:うん。桜庭さんがさっきおっしゃったけど、頭のいいメンバーたち、よく揃えたな、と。イケメンはもちろんなんですけど、“地アタマ”っていうのかな?みんなバランス感覚、与えられたものに対しての順応力に長けているな、と。

桜庭:この作品は主人公でないと気がすまないタイプの方は向いていないところがあるんです。自分が主人公で、かっこよくなければ、いけない、決して間違えない、になってしまうと、失敗が恐くなる。最後まで残って「かっこいい」、「俺はわかってたよ、潜伏していたぜ」って言える逃げ道を持っちゃうと、盛り上がりに欠けてしまいますね。

佐藤:わかる。

桜庭:フラットな関係じゃないキャストは向いていないんです。仲間をリスペクト出来る、「殺してくれよ、俺、脇役になれる」みたいな形に出来る方は向いています。ウチの公演だとフラットになるメンバーしか残ってない。この公演でも「俺だけかっこよければいい」というタイプのメンバーはいない。稽古の段階でもガンガン失敗して、学んでくれています。

--基本的な条件としては13人全てが同じ立ち位置、フラットな関係、そこがスタート地点。

佐藤:「僕は人間です」っていうのが基本ですよね。

桜庭:実は普通の人間が一番の主人公、誰もがなり得る。どんなことが起こっても、対応する力っていうものをしっかり土台に持っている必要があります。

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