【レポート】舞台『KingLEAR&MACBETH2021 ~シェイクスピア戯曲~』開幕!「リア王」ゲネプロの様子をお届け!
世界的古典文学シェイクスピアの四大悲劇「リア王」「マクベス」を題材に、舞台演劇史上最も難易度の高い同日ダブル公演を行う舞台『KingLEAR&MACBETH2021 ~シェイクスピア戯曲~』が、2021年8月5日(木)東京・ニッショーホールにて開幕!
主演・演出を務める横内正さんをはじめとした大御所俳優陣に加え、松村龍之介さん、瀬戸啓太さん、日向野祥さん、土井一海さん、山根理輝さん、御堂耕平さんら2.5次元舞台で活躍している俳優陣が共演。
多数の大御所俳優と話題の2.5次元俳優との化学反応が見どころとなる今作は、全17ステージで昼・夜「マクベス」「リア王」を交互に上演。幅広い年代層のターゲットに分かりやすく・ダイナミックな演劇を展開します。
本稿では、公演に先駆けて行われた囲み会見での、登壇キャストらによるコメント&「リア王」ゲネプロ公演写真をお届けします。
登壇キャストからのコメント
横内 正さん
(リア王:リア王、マクベス:マクベス)
2.5次元で活躍する皆さんは、こうしたお芝居に関わる機会が少なかったと思いますが、稽古では素直に僕に質問をしてくれて、自分たちで役も作り上げていました。
こうした若い皆さんと、我々のようなキャリアを積んできた俳優たちが組み合わさり、新しいお芝居に仕上げられたかと思います。
皆さん格好いいだけではなく、凄く情熱的でお芝居が好きな方なので、素晴らしい俳優さんになると思います。それは保証します。
松村龍之介さん
(リア王:フランス王、マクベス:マルカム)
遂に来たか!という気持ちです。共演者の皆さんと一緒に楽しみながら、約1ヶ月ほど稽古をしてきました。難しい時期ではございますが、こうして大先輩と共に舞台に立てる幸せを噛み締めながら、初日を迎えられたら良いなと思います。本番がすごく楽しみです。
稽古の時から、横内さんが80歳で2作品を堂々と主演でやっていることがとても衝撃的でした。僕は27歳なのですが、半世紀以上生きて、半世紀以上役者を続けて、横内さんのように舞台上で堂々と出来るかと言ったら自信がないです。それくらい先頭に立ち第一線で活躍しているのを見て「もっと自分も頑張らなきゃ!」と思います。横内正という男を目標に、もっと役者を歩んでいきたいと思いますし、いつかは超えられるように頑張っていきたいです。
瀬戸啓太さん
(リア王:エドマンド、マクベス:メンティース)
やっと来たか!という思いでいっぱいです。ゲネプロが無事に終わったので、これから無事に公演が出来れば良いなと思っています。
僕は「リア王」の方が出番が多いので、1回1回を大事に、丁寧に、そして先輩たちのエネルギーに負けないように全力で頑張りたいです!
普段出演している舞台が2.5次元作品が多いですが、僕を応援してくださっている方々にこの作品を見ていただいて、「こういった作品も面白いな」と、好きになってもらえたら嬉しいです。
日向野祥さん
(マクベス:ロス、マクベスのみ出演)
僕は「マクベス」のみの出演となります。僕たちが普段携わるテイストとは違ったお芝居も沢山あり、その中で僕たちが呼ばれた意味や、今までと違った色を存分に出せるように精一杯挑んで来ました。
稽古でもいろんな事に挑戦させていただき、横内さんをはじめ沢山の方にアドバイスもしていただいたので、そういったものを沢山詰め込んで千秋楽まで走っていきたいと思います。
また、熱量の出し方や、立っている時に言葉を発しなくても出る存在感などは、レッスンで学ぶのではなく、大先輩の方々の姿を見て、そこから如何に盗めるかだと思っています。挑むことが大事だと思っているので、この作品で学ばさせていただきます。
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