「逆2.5次元」カバー✕浪川大輔✕星海社FICTIONS 小説のカバーに革命を!
「逆2.5次元」
カバー✕浪川大輔✕星海社FICTIONS
小説のカバーに革命を!
今までイラスト中心だった星海社書籍のカバービジュアルに新たな風が吹く──演じるのは表現者・浪川大輔。
アニメイトでは「三神の名刺風カード」特典付き販売も決定!
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現役医師小説家・津田彷徨の『ゴミ箱診療科のミステリー・カルテ』
天才医師・三神宗一郎のキメ台詞「謎は退院(エントラッセン)だ」
浪川大輔が演じるのは現役医師小説家・津田彷徨が紡ぐ、コロナ時代の医療ミステリー『ゴミ箱診療科のミステリー・カルテ』の主人公、天才医師・三神宗一郎。出世街道から外れた彼は「ゴミ箱診療科」と揶揄(やゆ)される総合内科のひきこもり変人部長にして名探偵だ。
綴られたのは「安楽椅子探偵」……医局で起こる奇妙な事件を自身が現場に出向くことなく、届けられたカルテや助手の報告だけを手がかりに解き明かす。今回、そんな天才医師「三神宗一郎」像を浪川大輔が解釈し、表現した。浪川が撮影中に「三神宗一郎が推理している姿」を思い浮かべてふいに自身の頭を指でとん、と突いたその瞬間がカバーに採用されている。
撮影中も浪川は「三神医師は笑いますか?」「それは悪い感じ? 無邪気な感じ?」と次々に問いかける。答えるのは、このカバー企画を立ち上げたのは本書担当編集者にして星海社代表取締役社長・太田克史。過去にも歴史ある講談社ノベルスの舞城王太郎デビュー作『煙か土か食い物』の蛇皮カバーの実現や、西尾維新のデビュー作『クビキリサイクル』で同じくデビュー前の新人だったイラストレーター・竹を起用し、今やスタンダードとなった絵師による文芸作品の小説カバーの先駆けとなった存在だ。その太田がこのたび、新たな小説カバー文化創生に挑む──。それは、3次元の映像化ありきではなく、先に描かれた2次元のキャラクターを演じるのでもなく、生身の人間が世に出る小説の登場人物を世界で初めて表現し、作品世界へと誘(いざな)う、「逆2.5次元」カバー誕生の瞬間だった。
浪川大輔さんコメント
「自分の武器とする『声』という武器を封じられて表現する、そういった今回の挑戦にぞくぞくします。僕が最初に演じることで、誰もまだ見たことのない「医師・三神宗一郎」という存在を初めて読者のみなさんにお届けする……僕自身と年齢が近い役でもあるし、とてもやり甲斐がある撮影でした。
これはきっと新しいジャンルの表現なので言語化が難しいのですが、僕がこのプロジェクトに関わることで、現場のわくわくした空気感を少しでも伝えることができ、作品世界に入り込むきっかけになれたら光栄です。エンタメって常に本気で挑まなければならないし、本気で挑むからこそ響くと思っています。プロジェクトに参加したひとりとして表情や指先まで今の僕が持つものをすべて使って心を込めました。どうぞ、本書を手にとって三神が挑む謎解きの世界を愉しんでください」
<浪川大輔さんプロフィール>
1976年4月2日 東京都出身。
1985年に「劇団こまどり」に所属。12歳で映画『E.T.』の主演・エリオット少年吹き替えに抜擢。声優、俳優として幅広く活動。
最近の出演作は「ルパン三世」シリーズ(石川五ェ門)、「体操ザムライ」(荒垣城太郎)、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(ギルベルト・ブーゲンビリア)など多数。
津田彷徨さんコメント
作家として少しズルをしたと思っています……なぜなら多くを語らずとも、三神宗一郎を演じる浪川大輔さんの姿を見てもらえれば、この作品世界と人物像が伝わるのですから。実際、作品が仕上がった段階で確信したことは、この作品のラストピースは浪川さんだったということです。
コロナ時代の安楽椅子探偵として、そして変わり者の天才医師として、三神宗一郎という人物をどのように表現するか……その試行錯誤を行っていた中、浪川さんが三神を表現してくださった瞬間に、白黒二色であるはずのこの作品の文章は華やかな彩りを帯びました。
ですが同時に、その華やかさに負けぬよう、そしてその色彩に力強さを与えられるよう今回の作品を描いたつもりです。令和の、そしてコロナ時代の医療ミステリーを描いた『ゴミ箱診療科のミステリー・カルテ』、ぜひ楽しんでください。
<津田彷徨さんプロフィール>
1983年、兵庫県生まれ。総合内科専門医。
内科医として勤務する傍ら執筆活動を開始し、2014年『やる気なし英雄譚』(MFブックス)でデビュー。
ほか『ネット小説家になろうクロニクル』(星海社FICTIONS)、『転生太閤記』(カドカワBOOKS)などの著作がある。
太田克史コメント
それにしても浪川大輔は、なんというすばらしい役者なんだろう! そんな誰もがわかりきったことを、ずっと頭の中でリフレインするしかない完璧な撮影でした。編集者冥利に尽きるとはまさにこのことです。皆さん、浪川さん演じる三神宗一郎をイメージしながら、一ページ一ページを手繰ってみてください。新しい読書体験があるはずです。
太田克史プロフィール
1972年生まれ。津田彷徨担当編集者。星海社代表取締役社長。
講談社ノベルスを中心に、京極夏彦、清涼院流水、上遠野浩平、舞城王太郎、佐藤友哉、西尾維新、奈須きのこ、竜騎士07らを担当する
【作品概要】
星海社FICTIONS
『ゴミ箱診療科のミステリー・カルテ』
著者:津田彷徨
定価:1,180円(税別)
ISBN:978-4-06-520915-8
発売日:2020年10月17日
サイズ:B6判
*発売日はお住まいの地域によって異なります。
*星海社FICTIONS
https://www.seikaisha.co.jp/information/2020/10/12-post-report.html
スタッフクレジット
モデル:浪川大輔
ディレクション:おーちようこ
撮影:江藤 はんな ( SHERPA+ )
撮影アシスタント 日下部真紀・市谷明美(講談社写真部)
ヘアメイク:鈴木和花
カバーデザイン:Veia
スペシャルサンクス:藤石知子(ステイラック)、松下卓也(講談社)
株式会社 星海社
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。
※こちらの特典表記が商品ページから無くなりますと、配布終了となりますのでご注意ください。
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