青の祓魔師

【レポート】舞台「青の祓魔師」 京都紅蓮篇

舞台「青の祓魔師」 京都紅蓮篇

2012年、2014年と公演され、大好評だった舞台『青の祓魔師(エクソシスト)』、原作コミックは累計1500万部を突破し、現在も集英社『ジャンプSQ.』にて連載中だ。上演する部分は人気の高い原作コミックの5巻〜9巻にあたる部分で京都を舞台に「不浄王」をめぐる戦いを描く。

青の祓魔師

正十字学園最深部に封印されていた「不浄王の左目」が奪われるが、犯人は、悪魔落ちした祓魔師・藤堂三郎太。燐たちは、京都出張所に封印されている「右目」の警護のため、京都へ向かう。京都出張所は、構成員の多くが「明陀宗」という仏教宗派に属しており、明陀宗は世襲制の組織体制。竜士の父・達磨大僧正が頭首であったが、達磨は祓魔師として活動する門徒たちと距離を置き、不可解な行動をとっていた。
疑念を募らせた僧正家の宝生蝮は、藤堂に協力し、右目を奪う。竜士はなおも真意を明かさない達磨に詰め寄る。燐はそれを止めようとするが、禁止されていた炎を使ってしまい、監房に入れられてしまう。達磨は蝮を追う一方で、彼と獅郎、降魔剣とのつながりを手紙で燐に明かす。
「両目」を手に入れた藤堂は、悪魔「不浄王」を復活させる。さらに達磨の使い魔・伽樓羅(カルラ)を喰らい、自らの身体に憑依させる。藤堂に騙されていたことを知った蝮は、京都出張所に戻り、達磨を助けてほしいと懇願する。燐は炎の暴走により自信を喪失し、降魔剣を抜けなくなってしまうが、仲間たちに助けられ、共に不浄王討伐へ向かう。燐と竜士はクロに乗り、不浄王の心臓を焚滅しに向かう。一方雪男は、伽樓羅を取り込み不死の身体を得た藤堂に追い詰められる。燐は、雪男は、竜士は……というのがだいたいのストーリーだ。

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