【レポート】舞台「KING OF PRISM –Shiny Rose Stars-」
エイベックス・ピクチャーズは、本日2月20日よりTOKYO DOME CITY HALLにて、舞台「KING OF PRISM –Shiny Rose Stars-」を上演する。
劇場版アニメシリーズ3作の累計動員数110万人突破、“応援上映”のブームを巻き起こし、現在は「KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-」が大ヒット上映中と、留まることを知らない勢いで記録を更新し続けるアニメ「KING OF PRISM」。同作初の舞台化作品、舞台「KING OF PRISM –Over the Sunshine!-」(2017)の上演 から2年。青葉譲(アニメ監督:菱田正和)がどうしても描きたいと熱望した、アニメでは描き切れなかった新作オリジナルストーリーが今作では展開される。これまで見せたことのないキャラクターの新しい一面が見られ るとともに、20曲を超える舞台初披露曲、完全新曲となる7曲のデュオソングなどプリズムスタァ達が披露するキラメキたっぷりのプリズムショー(ライブパート)にも注目だ。
本稿では、初日に先駆けて行われた囲み会見の様子をお伝えする。
4年に1度のプリズムキングカップ。華々しくプリズムキングとなったのは、スランプを乗り越えたヒロだった。 仁が打倒エーデルローズを誓う中、プリズムショー協会主催の公式ストリートデュオ大会『KIDUNA climax』が急遽開催されることとなる。エーデルローズ、シュワルツローズ、そしてエーデルローズを離れ、新事務所を立ち上げたOver The Rainbow…。スクールの垣根を超えた、史上初 のデュオ組み合わせに全員翻弄!?そして大会でそれぞれがその手に掴むものは―。いまだかつてないデュオプリズムショー大会で波乱の展開が巻き起こる…!
会見に応じたのは、一条シン役橋本祥平さん、太刀花ユキノジョウ役横井翔二郎さん、香賀美タイガ役長江崚行さん、十王院カケル役村上喜紀さん、鷹梁ミナト役五十嵐雅さん、西園寺レオ役星元裕月さん、涼野ユウ役廣野凌大さん、如月ルヰ役横田龍儀さん、そして今作の脚本を担当する青葉譲さんの9人。
まず最初に橋本さんは、「前作から2年半たったということで、今日という日をキャストスタッフ一同待ちわびておりました。去年のライブが残念ながら中止になってしまいまして、その分のエネルギーが集まっている感じです。一条シンと出会って2年半、僕自身も今年27になるということで、あの2年前の煌めきをどうやって思い出そうかな?あの時のフレッシュ感をどうやって出そうかな、と考えたりもしました。今回は芝居パートはもちろんですが、ライブパートが盛り沢山で、デュオ大会、PRISM 1と2つ大会が劇中で開催されますので、精一杯皆様と楽しめたらな、と思います。」と話した。
次に今回初めて、舞台「KING OF PRISM」に参加となる横田さんは「今回このお話をいただいた時に、僕自身とてもプレッシャーに感じました。というのは、アニメのキャラクターのボイスはとても高い声で、僕自身声が低いので…」と、オファーを受けた時の自身の気持ちを明かした。
さらに、カンパニーについて「とてもいいカンパニーで、僕のこともすぐ受け入れてくれて…あれ?受け入れてくれてるよね?」と他のメンバーに語りかけるシーンもあり、仲の良い雰囲気を伝えてくれた。
アニメ版にも参加している五十嵐さんは、毎度おなじみの五十嵐節ともいえるトークを炸裂。「キンプリといえば、やはりプリズムショー。このプリズムショーをリアルに体験できるというのはやはり舞台ならでは。さらにキンプリならではの応援上演。舞台なら舞台上とお客さんが繋がる感覚、このライブ感を是非楽しんで欲しいと思います。」と、舞台「KING OF PRISM」の見どころを熱く語った。
キャストによる本作の見どころが様々飛び交う中、青葉さん(菱田さん)は、「2年半前の前作が終わったタイミングの打ち上げで、キャストのみんながちやほやしてくれて、次回作をやりたいという気持ちが伝わりました。そのちやほやが嬉しくて続きの脚本を書きました。」とぶっちゃけつつも、「アニメでは描き切れていないオリジナルのストーリーをかなり自由度が高い形で書いている。」と本作の脚本について話し、「自由度が高いということは、ある意味僕とキャストとの戦いみたいなところがあって、といってももう今はもう僕の手元には物語はなく、キャストの方々が熱く、とても面白く演じてくださっています。次はキャストとお客さんとの戦いだと思います。」と、今作の出来栄えについて話した。
最後に橋本さんは、「今作はお客さんが入って、みんなで楽しんでくださることで初めて出来上がる作品だと思います。是非このきらめきを劇場で体験してください。」と話し、囲み会見を締めた。
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