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2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ第10幕『月歌奇譚 太極伝奇』

【レポート】2.5次元ダンスライブ「ツキステ。」ステージ第10幕『月歌奇譚 太極伝奇』開幕!

【story】
そこは、陰(夜)と陽(昼)の天秤が釣り合わず、陰が支配する世界だった。

陽の存在である人族(じんぞく)は、この世界においてはのけ者だ。
陽の光がさす、わずかな時間だけ活動し、残りの時間は肩を寄せ合い、息をひそめて生きている。
故に人族はこう呼ばれる。
『最弱の種族』と。

一方、長い夜を支配するのは、欲望のままに生き、力こそが正義だという凶暴な魔物たちだ。
中でも人型の魔物──獄族(ごくぞく)は、闇さえ従える力と、
様々な術を使いこなす知性を持って、他の魔物とは一線を画す存在だった。
故に獄族はこう呼ばれる。
『最強の種族』と。

これは、『最弱』と『最強』が出会ってはじまる、世界の存亡をかけた戦いの物語!

第10幕でのお当番は、グラビとプロセラの『年少組』、駆(演:澤邊寧央)、恋(演:鈴木遥太)、涙(演:佐藤友咲)、郁(演:三山凌輝)の4人。
彼らを中心にストーリーが展開してゆく。
また『月歌奇譚 太極伝奇』ではユニットを混ぜて、【人族】始、恋、葵、涙、夜、郁、海 【獄族】駆、春、新、陽、隼 といった、メンバー分けになっている。

2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ第10幕『月歌奇譚 太極伝奇』
物語は、買い物を終え、帰り道を歩く恋の登場から始まる。
いつもなら日が落ちきってから魔物が活動を始めるのだが、今日は違った。まだ日が落ちきっていないのに魔物が現れ、恋と、彼を心配して迎えに来た涙と郁の、3人で戦うことに。

2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ第10幕『月歌奇譚 太極伝奇』
2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ第10幕『月歌奇譚 太極伝奇』
魔物との戦いに苦戦する3人を助けたのは、【獄族】の駆だった。
お腹を空かせていた駆が、恋が持っていたものを食べ物だと勘違いし、それを貰うために魔物を倒してくれたようだ。
しかし、恋が持っていたのは食べ物ではなく「石」だった。諦めきれない駆は「石」でも食べようとしたが、恋が慌てて止めに入る。
そんな恋を引きずり回してみたり、腕に食らいたり、お腹が空いたと叫んでみたりと、自分たちのイメージとはだいぶ違う様子の【獄族】の彼に、3人は首をかしげた。

2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ第10幕『月歌奇譚 太極伝奇』
陰(夜)の時間になり、この辺りを治めている洞磔(演:小笠原 健)と、流れ者の春(演:松田 岳)、2人の【獄族】が出会った。
自由に動くことが出来ない陽(昼)の時間を忌々しく思う洞磔が、何も変わらない世界に飽きたという春に、自分たちの手で世界を変えようと、話を持ちかける…。

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