舞台『スタンレーの魔女』

【オフィシャルレポート】東京・DDD 青山クロスシアターにて『スタンレーの魔女』が開幕!

東京・DDD 青山クロスシアターにて
『スタンレーの魔女』が開幕!

 
「スタンレーの魔女」は、2006 年 9 月スペースノイドが初めて上演し、2008 年 12 月に脚本・演出家の御笠ノ忠次のユニット「サバダミカンダ」の旗揚げ公演で上演されており、今回で 3 回目の上演となります。

原作は『銀河鉄道 999』や数々のヒット作を生み出してきた松本零士が描く『スタンレーの魔女』です。1973 年に『週刊少年サンデー』に掲載され、その後「戦場まんがシリーズ」(第 23 回小学館漫画賞受賞)として刊行され、シリーズでも名作中の名作です。

この夏、空を目指す“落ちこぼれ”航空隊員たちの熱く儚い挑戦が幕を開けました。ぜひご期待ください!

<あらすじ>
時に冗談を飛ばし、時に本音をぶつけ、そして彼らは夢を語る。仲間と過ごす時間は、いつの時代も、どんな場所でも変わらない。たとえ、たまたま“時代が戦争をしていた”としても。

太平洋戦争中、 ニューブリテン島のラバウルを飛び立った日本軍爆撃隊。その中の一機が最後に挑んだ頂とは……。

「無念の涙をのんでひきかえす私が、 ふと、 ふりかえった時……。 山が笑っていた」

舞台『スタンレーの魔女』

写真左から 松井勇歩 津村知与支 石井凌 御笠ノ忠次 唐橋充 宮下雄也

【オフィシャル会見 コメントはこちら!】

御笠ノ忠次(脚本・演出)
今回の『スタンレーの魔女』は再々演です。もともとは、原作の松本零士先生に「スタンレーの魔女」を舞台で上演したいと直接お願いをしたら、「いいよ」と言って頂いたのが始まりです。なので本作の見どころは、松本零士先生の世界観ですね。
今年の夏に成し遂げたいこととしては、花火がみたいな…と思っています。 演劇が好きな人と演劇が嫌いな人、ぜひどちらの人にも見てもらいたいです。

石井 凌(敷井 役)
出演者みんなが自由に動くお芝居なので、セリフは一緒でも感情の流れとかが、16 公演全部違う『スタンレーの魔女』になると思っています。そこが一番の見どころになると思います。
今年の夏に限らず、将来的に成し遂げたいと思っているのですが、お芝居で日本全国 47 都道府県周りたいです。
毎公演、違う空気感を楽しんで頂けたらいいなと思います。

唐橋充(出戻 役)
今回の『スタンレーの魔女』の稽古では、場の空気の作り方に終始徹していて。稽古では同じことを繰り返しますが、高度な技術を持ったメンバーの集まりなので、毎回新鮮で楽しい稽古でしたね。お客様にもそういった所が伝わると思います。
戦争の「生」の部分だけを描こうとして、でも同時に「死」も描かれる。そんな戦争ものの舞台です。ぜひご観劇頂きたいです。

宮下雄也(大平 役)
むちゃくちゃいいカンパニーです。それぞれに個性があって、それを確実に生かしている座組だと思 います。このメンバーにしかできないことが 1 シーン、1 シーン込められています。稽古と本番を経て変わ
ってくるところもあると思うので、その空気感の違いも演劇の醍醐味が詰まっていて、そこが見どころです。夏に…ぴったりですよ。

松井勇歩(足立 役)
一瞬、「これって戦争を題材にした作品ですよね?」って思えるぐらいくだけたシーンがあったりする作品ですが、ふざけつつもしっかりと道を作ってくれる先輩方と、それに死に物狂いでついていく、年下組の僕や主演の石井くん、宮田くんの相乗効果もあって、観終わった後に心に残るものがあると思います。
最高にふざけてて、最高に面白い男たちのロマンを見届けてください。

津村知与支(石田 役)
出身も個性もバラバラな 9 人が舞台上で、異種格闘技戦のような化学反応を起こしていて、稽古でも毎回新鮮で面白く、そして毎回違うのにある一定のクオリティに達しているんです。それをいよいよお客様の前で見せられることと、石田という役を演じられることが僕自身楽しみです。
男たちの化学変化、ぜひ見に来てください!

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