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ミュージカル『憂国のモリアーティ』

【レポート】「現代社会への問題提起を」ミュージカル『憂国のモリアーティ』いよいよ開幕!

ミュージカル『憂国のモリアーティ』

舞台は19世紀末、イギリス。階級社会が人々を支配し、差別が生まれているなか、長男のアルバート・ジェームズ・モリアーティ(演:久保田秀敏)、次男のウィリアム・ジェームズ・モリアーティ(演:鈴木勝吾)、三男のルイス・ジェームズ・モリアーティ(演:山本一慶)の3人がロンドン郊外へ引っ越すシーンから物語は始まる。そこには、土地を支配し、小作民たちを“奴隷”と見なすレニー・ダブリン男爵(演:山岸拓生)がいた。

ミュージカル『憂国のモリアーティ』

フレッド・ポーロック役:赤澤遼太郎

表向きでは実の兄弟であるかのように振る舞う彼らは、ある過去を抱えがながら社会へ反旗を翻すために使用人であるセバスチャン・モラン(演:井澤勇貴)、フレッド・ポーロック(演:赤澤遼太郎)らとともに、さまざまなトリックを仕掛けていく。そんななか、シャーロック・ホームズ(演:平野良)との出会いによって、物語は大きく展開する。ジョン・H・ワトソン(演:鎌苅健太)や家主・ミス・ハドソン(演:七木奏音)を巻き込みながらも好奇心のまま事件に引き寄せられ、謎を解いていく“探偵”シャーロックとモリアーティ兄弟の関係性にも注目だ。

ミュージカル『憂国のモリアーティ』

セバスチャン・モラン役:井澤勇貴

本舞台では、原作コミックより「グレープフルーツのパイ一つ」(第1巻)「ノアティック号事件」(第2巻)「シャーロック・ホームズの研究」(第2巻・第3巻)をミュージカルにて再現。ヴァイオリンとピアノによる生演奏はもちろん、舞台ならではの演出も必見だ。一見対立関係にあるモリアーティとシャーロックそれぞれが抱える正義とは一体なんなのか。謎解きを楽しみながら観劇していただきたい。

ミュージカル『憂国のモリアーティ』

ブリッツ・エンダース伯爵役:小南光司

ミュージカル『憂国のモリアーティ』は東京公演が2019年5月10日(金)~19日(日)東京・天王洲 銀河劇場にて、大阪公演が5月25日(土)~26日(日)柏原市民文化会館リビエールホール 大ホールにて上演。上演時間は2時間30分(途中休憩含む)となっている。詳細は舞台公式サイト(https://www.marv.jp/special/moriarty/)にて。

文・写真:高城つかさ

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