【イケメンコレクション】第5回俳優・松村龍之介さんインタビュー

TakiTsukasa
2019.03.20

大好きな先輩からもらった「すべてを疑え」というアドバイス

映像から舞台までさまざまな作品に出ていますが、役者としての分岐点を聞かせてください。
松村：お仕事をはじめたての頃、尊敬している先輩・広瀬友祐さんから「すべてを疑え」とアドバイスをいただいたとき、ですかね。
お芝居は、観る人によって価値観や尺度、感じ方も変わるもの。だから正解なんてない。常に疑っていけ、と教わったんです。

「すべてを疑え」ですか。
松村：はい。それから、自分なりに答えを探す姿勢をつくるようになりました。

たとえば、演出家さんに「このシーンはこう動いて」と言われたとしても、別の可能性を探すんです。他にもあるかもしれない、まだやれる、と。探し続ける過程が大切だと思っているので、これからもいろんな答えを求めて芝居をしたいです。

その言葉を胸に、これからどのような俳優さんになりたいですか？
松村：僕を通して笑顔になってもらえる俳優ですね。僕が演じることによって、僕とかかわった人すべてが笑顔になれるような。「なりたい」ではなく「なる」と決めているので、笑いを国内だけではなく世界に広めます！

4月には舞台『「黒子のバスケ」ULTIMATE-BLAZE』、7月には斬劇『「戦国BASARA」天政奉還』が上演しますね。
松村：はい。『「黒子のバスケ」ULTIMATE-BLAZE』では笠松幸男を、斬劇『「戦国BASARA」天政奉還』では真田幸村を演じるのですが、幸男も幸村も「幸（しあわせ）」の文字が入っているので、皆さんを幸せにできる作品づくりをしたいです。これからも、何度でも観たいと思えるような作品、瞬間、お芝居を届けられるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします！