舞台「俺たちマジ校デストロイ」開幕直前！主演・谷水力さんインタビュー

TakiTsukasa
2019.03.19

舞台「俺たちマジ校デストロイ」開幕直前！
主演・谷水力さんインタビュー

2019年3月21日（木）、東京・シアター1010にて舞台「俺たちマジ校デストロイ」が開幕する。

舞台「俺たちマジ校デストロイ」（通称：マジステ）は、男子高校生・トモ（演：谷水力）、ニーナ（演：野口稜介）、メグ（演：熊谷魁人）が女子にモテたいという理由から、誰でもアイドルになれるアプリ『アイドルネオ』でグループ『マジ校デストロイ』を結成し、在籍する麻嶋北（まじまきた）男子高等学校を盛り上げる、青春サクセスストーリーだ。個性豊かな登場人物たちとともに、芝居パート・ライブパートの構成で進められる。

開幕を間近に控えた今回は初座長を務める谷水力さんに、稽古場でのエピソードや意気込みを語った。キャスト全員のサイン入りポスタープレゼントもあるので、奮ってご応募ください！

皆瀬友（トモ）役　谷水力

本日は稽古後にありがとうございます。谷水さんは初座長を務めるんですよね。

谷水：そうなんです。座組が気持ちよく過ごせると良いお芝居ができると思って、今まで出演させていただいた舞台の座長さんも参考にしながら空気づくりをしていきました。

いよいよ開幕ですが、座長としてこれまでどのような点を工夫されたのでしょうか。

谷水：みんなが意見を伝えやすい、居心地のいいカンパニーだと感じてほしくて、稽古がはじまってすぐご飯に行きました。全員で作品を大きくしたいという気持ちを固められたのではないかと思います。

大晦日に開催された、大人気舞台・ミュージカル作品に出演する方たちが作品を越えて集結する「STAGE FES 2018」でお披露目がありましたが、そのときの感触はいかがでしたか？

谷水：実を言うと、初舞台よりも緊張しました（笑）。他作品を観に来たお客様ばかりだったと思うのですが、皆さんとてもあたたかくて……。受け入れてくれていることが伝わって、嬉しかったです。

それでは、稽古場でのエピソードを教えてください。

谷水：やさしいキャストばかりなので、みんなで教えあいながらシーンを作っています。

そうそう、ニーナ役を演じる野口稜介くんがかなり天然なのですが、彼はくだらない親父ギャグを「今やる！？」というタイミングでしてくるんです。
きょうも稽古が終わって片づけをしていたら「これから何があるんですか？」と聞いてきて「取材だよ～」と答えたら「マジですか！？マジステだけに！」って（笑）。稽古場のいいアクセントになっていますね。

「マジ」のギャグだったのですね（笑）。マジステはライブパートもあるんですよね。そちらの稽古はいかがでしょうか。

谷水：もう歌割りも振り入れも終わっているのですが、ダンスはかなり難易度が高いです。僕自身、中学3年生から高校卒業までバンド活動をしていて。音楽はこの業界を目指すきっかけであり、本気で取り組んでいたものなので、こうして音楽と舞台を掛け合わせた作品に出られるのが、有り難いと思っています。

マジステのライブパートは、ユニット曲や日替わり楽曲があるのが見どころかな。日替わり楽曲を聴けるのはその日限りなので、毎公演ちがった楽しみ方ができるんです。作品自体も、芝居の流れからマジ校でライブを観ている気持ちになれるような構成になっています。

劇中で披露される楽曲のプロデュースはAstroNoteSさん、作詞が松井洋平さん・ZAQさんと豪華ですね……！

谷水：楽曲も振り付けも本当にかっこいいんです。つい口ずさんでしまう、キャッチーな曲ばかりで。しかも、フルで歌うので、楽曲の全容をお伝えできると思います。

マジステは麻嶋北（まじまきた）男子高等学校（マジ校）が舞台ですが、自身の高校生活はいかがでしたか？

谷水：僕は中高一貫校出身なのですが、高校は弓道部で活動しながらバンドをやっていました。授業が終わって部活、土日も部活、お昼休みは商店街にご飯を食べに行って……。いま思い返すと、青春していましたね（笑）。マジステの稽古を通して、高校生特有のノリやエネルギッシュさを思い出すことが多いです。