【インタビュー】舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」舞台初出演 板倉俊之(インパルス) オフィシャルインタビュー
Q. 板倉さんにとって、演劇の魅力はどこにありますか?
A.(本作が初出演なので、)演劇の魅力を語るほど演劇をやっていないんですけど、今回はコメディだから、コントと近いです。笑い声が起こったら多分嬉しいでしょうし、スベったら悲しいでしょうし。
Q. 家城啓之さんが脚色された台本を読んでいて、家城さんっぽいなと思うところはありましたか?
A. 昔僕がネタでよく言っていたことが組み込まれていたりしたから、「ああ、あのネタ覚えててくれたんだ」という感じです。(冒頭の)サバゲーだとかのワードは、僕が決まってから書き直したのかなと思います。他の人だったら入れていないと思います。
Q. 演出の西田大輔さんとは、初めてのタッグですが、ご一緒していていかがですか?
A. 心地いいです。「ここはこうした方がいいんじゃない?」というのも、「ああ本当だ」ということだったりして、「いや、そこ違くないですか?」と思わないんで。伝え方もわかりやすい言葉で、説明してくれるので、やりやすいです。「テメー、違うんだよ、コノヤロー」みたいな人じゃなくてよかったなと。
Q. 演出の西田さんから言われたわけではないけれど取り入れている、自分なりのアイデアなどはあるのでしょうか?
A. 稽古中は、コメディ部分で、西田さんの前で勝手にアドリブを入れて、西田さんが「それ、そのまま入れましょう」と言ったりだとか、自分で「今の違いましたね」ということはあります。
Q. 特番のゲストである演歌歌手役でダイノジの大地洋輔さんも出演されていますが、同じお笑い芸人の方が共演者でいるのは、コメディーの舞台をやる上で、心強いですか?
A. そうですね。あとは、顔合わせの初日に、初めて来る場所で、車がどこから入ったらいいかわからず、遅刻しちゃったんですが、大地さんがニコニコ笑ってくれてたから助かりました。もう少しいじってくれてもいいんじゃないかなと思いましたけど。(笑)いい先輩なんで、大地さんがいない日はちょっと寂しいです。
Q. 読者の皆さんにメッセージをお願いします。
A. 演劇ファンの人とかは、「芸人が主演の演劇なんか行かない」という人もいるかもしれないですけれど、主演っていうほどぶっちぎりでセリフが多いわけでもないんで、そこは安心して観てください。
1978年生まれ。埼玉県出身。
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。
1998年、NSC東京校に4期生として入学し、堤下敦とコンビ・インパルスを結成。
2005年にフジテレビ『はねるのトびら』がゴールデン進出を果たし、本格的にブレイク。
2009年にハードボイルド小説『トリガー』を出版、現在までに、各出版社から5作の書籍を世に送り出している。
「キングオブコント2009」第4位
「キングオブコント2011」第4位
【あらすじ】
10代を中心に絶大な支持を集めるカリスマDJ・ジーザスが持つ番組は伝説的な聴取率を誇っていた。
今日は特番で生放送。いつもより気合いを入れて生放送に臨むスタッフたち。
スポンサー社長が来たり、特番のゲストが来たりといつもより準備が大変だ。
しかし、OA直前になってもジーザスは現れない。
番組を止めるわけにはいかないとプロデューサーはジーザス不在のままOAを指示する。
ジーザスの穴を埋めるため奔走するディレクター、放送作家、音響たちレギュラースタッフ。
に加え、なぜかゲストやスポンサー企業の社長、…演歌歌手など様々な人間を巻き込んで番組が始まってしまう。
様々なトラブルに巻き込まれながら、ジーザス不在で無事に生放送を終えることができるのか?
コメント ( 1 )
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板倉さんのファンであり演劇好きなので、板倉さん主演の舞台というのは最高です!!
観劇の日を楽しみにしています☆