財木琢磨

【イケメンコレクション】第2回 俳優・財木琢磨さんインタビュー

財木琢磨

芸能界入りのきっかけは、工場長の「顔を出す仕事をしたほうがいい」の言葉

――参考になります!(笑)それでは、財木さんご自身についてお伺いします。芸能界入りのきっかけを教えてください。
「もともと高校を卒業してから2年ほど、工場で会社員として働いていたんです。工場では異物混入を防ぐため、顔を専用マスクで覆っていたのですが、工場長たちが『財木くんは顔を出さないともったいない』『もっと顔を出す仕事をしたほうがいい』とよく言ってくださっていたんです」

――工場!?

「はい(笑)。当時は、福岡を出ることも、ひとり暮らしをすることも考えていなかったんです。ですが、同時期にお笑い芸人・平成ノブシコブシさん出演のバラエティ番組を観て、『芸能界って、楽しそうだなあ』と。それを母に話したら、『オーディションを受けてみたら?』と返されて」

――そこで、もう一度ジュノン・スーパーボーイ・コンテストを受けたのですね。

「じつは、中学1年生のときに、第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストを受けているんです。親が勝手に応募して、どんなオーディションかわからないまま2次審査に行って、ベスト40くらいまで残ったのですが落ちてしまって……。

財木琢磨

なので、5年経って芸能界に興味を示したぼくに、母は『受けてみなよ!』とノリノリで。『同じタイミングで工場長からも勧められたし、受けるだけ受けるか!』と、第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストを受け、ファイナリストに残って芸能界にはいりました。コンテストの司会が平成ノブシコブシさんで、運命を感じましたね」

――2015年にミュージカル『テニスの王子様 3rdシーズン(テニミュ)』手塚国光役で舞台デビュー後、多くの舞台に出演されています。
「ぼくが経験してきた作品は、どれも自分を育ててくれたと思っていますが……。とくに思い入れのある作品は、やっぱりテニミュです。初舞台でしたし、”お芝居”を好きになったきっかけでもあって。いまだに舞台上で歌っていたメロディが頭のなかを流れています」

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。