【3.0レポート】アキオの恋を見逃すな! HitoYasuMi Vo.9公演「恋も知らないで」
平成最後の夏は、下北沢シアター711で。舞台「恋も知らないで」開幕
2018年8月29日(水)下北沢シアター711にてHitoYasuMi Vo.9公演「恋も知らないで」が開幕した。本作で初主演を務める市川大貴を筆頭に、川村美喜(HitoYasuMi)、飯坂泰子(HitoYasuMi)、大村仁望(HitoYasuMi)、吉川柳太、田中愛実、松浦康太、上田うた、天野なつ子、森屋正太郎らが出演。脚本・演出は女三人芝居ユニット『HitoYasuMi』大村仁望が手掛ける。ここでは、初日公演に先立って行われたゲネプロの様子をお届けする。
舞台は、東京の北側にある下町。この町には「オフィスチェルシー」という便利屋が存在する。「オフィスチェルシー」は、犬や猫の捜索や引っ越しのお手伝いといったものから恋人代行(!?)まで、幅広い人助け業務を請け負っている店だ。
物語は、元アルバイト先のコンビニでメグミ(演:川村美喜)に恋をしたアキオ(演:市川大貴)が、メグミの姿を一目見ようと「オフィスチェルシー」に忍び込むシーンからはじまる。あらゆる方法で身を隠すが見つかってしまい、「オフィスチェルシー」の面接に来たと嘘をついてしまう。
メグミの一言がきっかけで「オフィスチェルシー」の一員となったアキオは、業務を通して人助けをしていく。「オフィスチェルシー」で働く人々と交流を深めながら、メグミへの想いを募らせるのだった。次第に、アキオはメグミに対して『なぜ便利屋として働こうと思ったのか』『ここで何を思い、感じているのか』を知りたいと思うようになっていく。片思いのつらさを告白するアキオの台詞は、きっと恋をしたことのある人なら身に染みる言葉だろう。
そんなメグミには、ある過去があった。「この町で本当に助けたい人は誰?」果たしてメグミの過去は何なのか。アキオの恋の行方はどうなるのか。ぜひ劇場で見届けていただきたい。
感情は、人それぞれ形が違う。10人いれば10通りの人助けの方法があるように、10人いれば10通りの恋愛感情があるのだ。HitoYasuMi Vo.9公演「恋も知らないで」は東京・下北沢シアター711にて2018年8月29日(水)から9月2日(日)まで上演。アフタートークもあるため、ぜひ”恋知ら”の世界を楽しんでいただきたい。詳しくは公式Twitter( https://twitter.com/_hitoyasumi_)にて。
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