映画『この動画は再⽣できません THE MOVIE』

【オフィシャルレポート】映画『この動画は再⽣できません THE MOVIE』完成披露舞台挨拶の様子が到着

映画『この動画は再⽣できません THE MOVIE』(9⽉13⽇公開)の完成披露舞台挨拶が3⽇、東京・セシオン杉並ホールで⾏われ、主演のかが屋(加賀翔、賀屋壮也)、共演の和⽥雅成、平野良、世古⼝凌、メガホンをとった⾕⼝恒平監督が登壇した。

映画『この動画は再⽣できません THE MOVIE』本作は、かが屋主演で 2022 年と 2023 年にテレビ神奈川で放送された『この動画は再⽣できません』シリーズの劇場版。ホラーDVD「本当にあったガチ恐投稿映像」シリーズを制作する編集マンの江尻(加賀)とオカルトライター⻤頭(加賀)の元に様々ないわくつきの映像が届き、編集マンとしての知識や持ち前の洞察⼒で動画の裏に隠された秘密を推理していく江尻とそれを⾒守る⻤頭だったが…。映像考察系本格ミステリホラーとなっている。

テレビ放送時の反響について聞かれると、⾕⼝監督は「ひっそりと始まりまして、たまたまテレビ神奈川を⾒ていた⽅がザワザワとされて、さらに Amazon ブライムで配信が始まり、それがきっかけでたくさんの⽅に⾒ていただくことができました」と喜び、「まさかこんな形で映画の上映を迎えられるとは思っていませんでした」と感慨深げに語った。

かが屋の 2 ⼈も、映画化されると聞いた際の⼼境について聞かれ、加賀が「そのとき(テレビ時)は 7 ⼈くらいで作っていた」と打ち明けると、賀屋は「監督が⾳声さんの機材をぶら下げて、⼭で 4 ⼈くらいで撮っていたこともあったので、それを思うと映画化は感慨深いですね。めちゃくちゃ嬉しかったです」としみじみと語った。

そして、映画に向けての役作りについて、加賀は「賢くないといけないので、髪の⽑とかを賢そうにしましたね。初期の頃の映像を⾒ると髪が短くて⼦どもっぽいなと思ったので、映画に向けて髪の⽑を伸ばさせていただきました。だいぶマシになったと思います」と満⾜げな表情を浮かべ、劇中では動画編集ソフトを使っているシーンがあるそうで「Premiere という Adobe のソフトがあるんですけど、簡単な編集ができるくらいのレベルになったので、そのシーンも⾒てもらいたいですね。あのシーン、めっちゃかっこいいんですよ︕」と⾃画⾃賛した。
⼀⽅、賀屋は⾒た⽬に変化があってはいけない役だそうで「散髪が難しかったですし、太らないようにということを気にしましたね。でも、ちょっと太ってた…。あと浮腫んでた…」と告⽩して会場の笑いを誘った。

また、倒産した映画会社の倉庫で発⾒された DVD に主演していた俳優・澤村透役を演じる和⽥は、本作への出演が決まった際に同シリーズのことを知ったそうで「⾒させていただきましたけど、解説をドラマ内でやるということで、新しいし、めちゃくちゃ⾯⽩くてびっくりしましたね」と感⼼し、「実際にドラマでも“あれなんだったんだろう”ってことがあるじゃないですか。それが紐解かれていく感じが実際にあったので、すごく⾯⽩かったですね」と⾆を巻いた。

そして、マネージャーが同シリーズのファンだという、『ヒロトの世直しちゃんねる』アシスタントのダイスケ役を演じる平野は「このお 2⼈じゃないとできない作品なんだなと思いますね」と吐露し、『ヒロトの世直しちゃんねる』を主催する動画配信者・ヒロト役を演じる世古⼝も「ホラーだけじゃなくてコメディ要素もあるから温かさもあって⾒やすいです」と絶賛。これに、賀屋は⼩声で「いやいやいや」と謙遜しつつ、まんざらではない表情を浮かべると、加賀は「そういうときはもっと強く否定するんだよ︕(絶賛の嵐を)噛み締めてるじゃん」と突っ込んで会場を沸かせ、賀屋は「それぞれのご意⾒をありがたくいただきます」と頬が緩みっぱなしだった。

改めて、動画配信者役を演じた感想を求められると、平野は「撮影も⻑回しの⼀発撮りでパーンっと終わったので、あまり撮影した記憶が…」と遠くを⾒つめ、世古⼝も「あっという間に終わっちゃいましたね」とポツリ。2 ⼈はかが屋との共演シーンがなかったそうで、平野と世古⼝は「はじめまして」と挨拶すると、賀屋は「やっとお会いできて嬉しいです」と声を弾ませた。
さらに、かが屋 2 ⼈だけのシーンについて「お 2 ⼈にしかできない間の取り⽅」「アドリブなのかな」などと声が⾶び、同シーンは演出などあったのか尋ねられると、賀屋はかっこつけて「やっぱり 2 ⼈の空気感というのが…」と低いトーンでコメントし、和⽥がマイクを通さずに「じゃかあしい」とツッコミを⼊れて賀屋を笑わせると、加賀は「僕ら同世代で、和⽥さんがめっちゃ突っ込んでくれるので、(それに賀屋が)すごく⽢えちゃって(笑)」と笑顔を⾒せた。

改めて、演出の有無について賀屋は「(監督から)『ここは⾃由にお願いします』って⾔ってもらえたシーンはアドリブを⼊れたという感じですね」と明かし、加賀は「『普段の感じでいいですよ』ってシーンのそのほうがラクなんですよね。コントだと思ってやっていいですよという感じがあるので。でも、そのあとの説明セリフの顔がガッチガチなんですよね(笑)。のびのびとやっているところとの差が激しいんですよね…」と苦笑した。

そんなかが屋 2 ⼈だけのシーンについて⾕⼝監督は「完璧にやっていただいた」とフォローし、「テストをやるよりも最初が 1 番いいなというのをドラマから通して、僕たちスタッフみんなの意⾒であったので、今回はテストなしでいきなり回せるようにやろうというプランを⽴てて撮影しました」とこだわりを明かした。

その後、サイン⼊りポスターをかけた抽選会を⾏なってファンと交流し、最後に締めのコメントを求められると、賀屋は「時期的にもホラーというのはいいんじゃないかなと思うんですけど、今後、また映画化されるのか、ドラマに戻るのか、それともゼロになっちゃうのか、みなさんの伝聞にかかっております」と拡散をお願いし、「本当に⾯⽩い映画で、多くの⽅に⾒ていただきたい気持ちはみんな⼀緒だと思いますので、よかったら友だちとかに勧めてください」とお願い。
加賀は「こんなにたくさんの⽅が来てくださったことが嬉しいですし、賀屋も⾔いましたが、次はドラマなのか、また映画になるかわからないんですけど、あの幽霊が出てきてないんですよ。◯◯さん死にましたよ」とアピールして会場から⼤きな拍⼿を浴び、賀屋は「すごいな。死んだでこんなに盛り上がるは…」と⽬を丸くした。

作品概要

映画『この動画は再⽣できません THE MOVIE』映画『この動画は再⽣できません THE MOVIE』
9月13日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開

監督︓⾕⼝恒平 / 脚本︓河⼝芳佳 ⾕⼝恒平
企画・プロデューサー︓河⼝芳佳 / 製作︓三⽊和史 加瀬林亮 遠藤幹彦
撮影︓⾼橋正信/ 照明︓太⽥博 / 録⾳︓百瀬賢⼀/ 装飾︓⼭岸 譲
スタイリスト︓後原利基 / ヘアメイク︓板⾕博美/ 編集︓平野⼀樹
⾳楽︓MOKU / ⾳響効果︓橋本正明 / 助監督︓猪腰弘之 / 制作担当︓⽯川真吾
製作︓ミツウロコ/ビデオプランニング/BBB/tvk(テレビ神奈川)
制作・配給︓ビデオプランニング 宣伝︓とこしえ

<公式HP>http://www.tvk-yokohama.com/konodoga/
<公式X>https://twitter.com/konodoga

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