【3.0レポート】劇団アニメ座ハイブリッドー舞台俳優は伊達じゃない!ー
惑星サンドロイドに、日頃のストレス発散のため、観光にやってきた向清太郎(天津 向)。
ところが空港で【ニュータイプでモビルスーツが動かせる少年】にそっくりな人物(若井おさむ)に、「仲間とはぐれてしまったので一緒に探してほしい」と声を掛けられる。
この星には、多数の人気アニメのモチーフになったキャラクターが実在していて、それが彼の仲間らしい。そのキャラクターたちに会えるなら面白そうだ、と向は協力をしようとする。
その時、【モビルスーツが動かせる〔父親にも殴られたことがない〕少年】そっくりな人物(若井おさむ(念のため再掲))を見て、激しくテンションを上げる、アモン(溝口琢矢)という青年に出会う。そのアモンも友人とはぐれ、彼を探しているのだと言う。
どうせ一緒に人探しをするなら一緒にやろう、という話になり、彼らは行動を共にすることになる。
人気アニメキャラを探しつつ、アモンの友人を探すはずだった旅は、いつしか惑星サンドロイドの王位継承問題にまで絡んでいくことになってしまう…。
普段のアニメ座の公演と同じく、人気アニメや漫画のキャラクターに扮した芸人が多数出てくるので、その作品について知っている人なら、キメ台詞の選び方など一つをとってみても面白いだろう。
それを知らなくとも、吉本の真骨頂であるコントシーンや、新喜劇でもあるような真っ当な人情芝居もありで、知らないアニメや漫画がある人も置いて行かれることはないはず。
そして今回の見どころの一つである、舞台俳優による立ち回り、アクションシーン。
普段2.5次元舞台を観劇している人たちにとっては見慣れているシーンかも知れないが、こういう異ジャンルとのコラボレーションによって、さらにその魅力が分かるかと思う。
是非モノマネ芸人と舞台俳優の、シンクロ率200%に達して【ハイブリッド】化をした舞台を見ていただきたい(桜稲垣早希ちゃんが出る日は400%を超えるのだろうか)。
※著作権上一部マニアックな表現がございます事、ご了承ください(笑)
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