【3.0リリース】TRUMPシリーズ最新作 ピースピット2017年本公演『グランギニョル』
TRUMPシリーズ最新作
ピースピット2017年本公演
『グランギニョル』
作・演出:末満健一
2017年7月29日(土)~8月6日(日) 東京・サンシャイン劇場
2017年8月18日(金)~20日(日) 大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
主催・企画・製作:ワタナベエンターテインメント
劇作家・末満健一が、ライフワークとして掲げる演劇公演TRUMPシリーズ。
2009年の初演から様々なプロデュースで再演を重ね、また『LILIUM-リリウム少女純潔歌劇-』、『SPECTER』といった関連作品も生まれました。
確立された世界観と作品を超えてリンクする伏線、綿密に練られた脚本が好評を博し、上演ごとに完売公演続出のヒットシリーズになっております。
そして本年7月、2年振りのシリーズ最新作『グランギニョル』を上演致します。
『TRUMP』は不老不死伝説に翻弄される吸血種(ヴァンプ)たちを描いた、「生きる」という永遠のテーマを私たちに突きつける作品です。未来への希望が見出しづらい今だからこそ、「生きる」ということに思いを巡らせるべく、『グランギニョル』の上演を決定致しました。
末満の中には、数千年に亘る『TRUMP』の世界が構築されています。『グランギニョル』は『TRUMP』に描かれたエピソードの14年前、『TRUMP』の主人公ウルの父親であるダリを中心に物語が進行します。
そのダリ役に舞台『刀剣乱舞』、『剣豪将軍義輝』など今や若手舞台俳優としては№1の人気を誇る染谷俊之さんを迎え、ダリに反目するライバル・ゲルハルトを、ミュージカル『手紙』、『黒執事』などで個性的な演技を披露した三浦涼介さんが務めます。また関連作『LILIUM』で吸血種と人間の混血という印象的な役どころを務めた田村芽実さん、遊◎機械/全自動シアターを経て舞台・映像で活躍しNHK連続テレビ小説『ひよっこ』にも出演中のベテラン俳優陰山泰さん、弊社所属では『薄桜鬼』に主演し、今秋『スカーレット・ピンパーネル』にも出演する東啓介、昨年の『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』では勇者を演じた松浦司等が出演致します。
情報公開時には、ツイート数ランキングで4位にランキングされ、作品のファン、出演者のファンは大きく拡がりを見せており、先行販売でも予定枚数を大幅に上回るなど、早くも一般演劇作品としては異例の盛り上がりを見せております。
貴族の、貴族による、貴族のための残酷劇、『グランギニョル』。
この夏、新たなTRUMP伝説が生まれます。
<あらすじ>
特権階級である貴族家系の家督者であり、吸血種の統治機関《血盟議会》の若手議員でもあるダリ・デリコ。
ダリはある日、血盟議会より停職処分を受ける。血盟議会が実施した異教団殲滅作戦の際に、保護されたスーという《人間の女》が身籠った赤子が、ダリの子であるという疑惑が議会にリークされたからだ。もしそのことが明るみとなれば、それは吸血種と人間種の間で締結された《不可侵条約》に違反する行為であり、将来を嘱望されていたダリの失脚に繋がりかねなかった。 だが、停職中であるはずのダリは、上司ヨハネスよりある事件を秘密裏に捜査することを命じられる。
それは、各地で発生していた、吸血種の少年少女たち失踪事件の真相を究明するものであった。ダリは、補佐官に任命された下級議員マルコと、合同捜査官として派遣されたヴァンパイアハンター歌麿と春林らと捜査チームを結成し、事件を追うこととなる。
事件を追う中で、《黒薔薇館》という社交倶楽部が捜査線上に浮かびあがる。その黒薔薇館を主催していたのはダリの同期議員であるゲルハルトであった。
またダリたちはその社交倶楽部で、不老不死を研究するバルラハという男と興行師を名乗るダミアンという人物の姿を発見する。ダミアンは、歌麿と春林が長年追っている、多くの猟奇的な事件の重要参考人とされる吸血種だった。またバルラハの傍にはアンリ、キキ、オズという三人の吸血種の少年少女たちが付き従っていた。三人は、失踪者リストに掲載されている吸血種たちであった。
一方、教団の残党から命を狙われるスーは、デリコ邸に匿われていた。だが、人間である彼女は屋敷の使用人たちから嫌悪され、不遇の扱いを受ける。その彼女を庇ったのは、ダリの妻であるフリーダであった。スーとフリーダは、次第に心を通わせていく。
しかし、スーを身籠らせたダリのスクープを追う新聞記者がデリコ邸の周囲を嗅ぎまわっていた。
混迷する人間関係、血盟議会という巨大組織との対峙、陰謀渦巻く黒薔薇館、そして吸血種の間で伝承される原初の吸血種《TRUMP》の不死伝説──事件を解き明かした先で、ダリがたどりつく真実とは?
<主な登場人物>
◆ダリ・デリコ (染谷俊之)/ヴァンプ界の最高政治機関・血盟議会の将来を嘱望された若手議員。不祥事により停職中に、
失踪事件の調査を担当することになる。
◆李春林 (東啓介)/歌麿の相棒のヴァンパイアハンター
◆歌麿 (松浦司) /ダリの護衛をするために派遣されたヴァンパイアハンター
◆マルコ・ヴァニタス (栗山航)/もう一人の主人公。ダリとともに事件を調査する下流議員。今時の若者で軽い性格、女癖が悪い。
◆アンリ・ガトー (藤木修)/繭期の少年。バルラハの実験台となる。いつも死にたがっている。
◆オズ・ローナン (大久保祥太郎)/繭期の少年。バルラハの実験台となる。ヒューゴという兄がいる。
◆キキ・ワトソン (田村芽実)/繭期の少女。バルラハの実験台となる。
◆ジャック・ブレア(服部武雄)
◆執事ハンス (池村匡紀)
◆情報屋黒猫 (菊池祐太)
◆レイン中級議員 (吉田邑樹)
◆ダミアン・ストーン(日南田顕久)/バルラハに付き従う謎の男。吸血種。全身に火傷の負っているため、包帯姿である。
◆スー・オールセン(田中真琴)/人間でありながらデリコ家の下女として働く。『TRUMP』の主人公の一人・ウルの母親で、バルハラの妹
◆スチューデント (後藤菊之介)
◆フリーダ・デリコ (愛加あゆ) /ダリの妻。スーを親身になって庇う強き女傑
◆バルラハ・ベル(窪寺昭)/繭期の少年少女の失踪事件の首謀者。人間。永遠の命を実現しようとする。本名はウル・オールセン
◆ヨハネス・ヴラド (陰山泰)/血盟議会の幹部。トランプの監視を行っているヴラド機関のメンバーでもある。ダリに一目置いている。
◆ゲルハルト・フラ (三浦涼介)/血盟議会の上流議員。ダリを敵対視しており、その失脚を狙う。『TRUMP』に登場するアンジェリコの父
<公演概要>
『グランギニョル』
◆作・演出:末満健一
◆出演:
染谷俊之/東啓介 松浦司 栗山航 藤木修 大久保祥太郎 田村芽実 服部武雄 池村匡紀 菊池祐太 吉田邑樹 日南田顕久 田中真琴 後藤菊之介/愛加あゆ 窪寺昭 陰山泰/三浦涼介
◆公演日時:
[東京公演] 2017年7月29日(土)~8月6日(日) サンシャイン劇場
[大阪公演] 2017年8月18日(金)~8月20日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
◆チケット料金:7,800円(全席指定・税込)※未就学児入場不可
◆一般発売日:2017年5月27日(土)AM10時~
◆お問合せ:
公演に関するお問合せ…ワタナベエンターテインメント 03-5410-1885(平日11:00~18:00)
チケットに関するお問合せ…
[東京]サンライズプロモーション東京 TEL:0570-00-3337(全日10:00〜18:00)
[大阪]キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888(全日10:00〜18:00)
◆主催・企画・製作:ワタナベエンターテインメント
◆公式HP: http://grandguignol.westage.jp
撮影:中村理生
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