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雨に唄えば

【3.0レポート】ミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN ~雨に唄えば~』

雨に唄えば

撮影:阿部章仁

2曲目は「Good Morning」、トーキー化を迫られるが、制作ノウハウもなく、試写は散々たる結果に終わり、落ち込むドン。しかし、深夜にコズモ、キャシーらと共に名案を思いつく場面。映画では室内、階段やカウンター、ソファを使い、コートを独創的に使った名シーンでタップが印象的、舞台では屋外(公園)に“変更”、ベンチ等を使い、3人の息のあったタップやダンスは間違いなくショーストッパーなシーンだ。
3曲目は、もちろん!「Singin’ In The Rain」、どういう場面かはもはや解説不要なくらいの有名なシーン、もちろん、ここは大量の雨、雨、雨!それもそのはず、12トン!ジーン・ケリーのダンスとは全く違ったテイストで、アダム・クーパーらしい圧倒的なジャンプ、そしてターン、軽やかで華麗なステップ、最前列は間違いなく、“恵みの雨”にさらされること、間違いなし!演出補のルーク・シェパードより説明があったが、水は濾過され、適温に温められている、とのことで、さらに舞台効果として下からも水が湧く仕組みになっているそうで、ちなみに客席5列目までは“スプラッシュゾーン”と呼んでいるそう。「このシーンを観ているときの観客の顔を観るのが、私達のたのしみ(笑)」とルーク・シェパード。

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