さよならソルシエ

【レポート】ミュージカル「さよならソルシエ」再演

さよならソルシエ

なお、ゲネプロ時に囲み会見があった。コメントは以下の通り。

テオドルス・ファン・ゴッホ役:良知真次
初演からちょうど一年越しで再演ができる機会はなかなかないことなので大変うれしく思っております。
また 34 歳の誕生日を迎えて最初の主演舞台なので、とにかく気合いを入れて、責任を持って挑んでいきたいです。 教会でのゴッホ兄弟のシーンは、原作でも重点的に描かれていますし、音楽や照明も緊張感を帯びており、みどころ です。ピアノのテンポやそれに対する役者の心情など、この作品は生だからこそ表現できる部分が多いので、ぜひ劇 場で観ていただきたいです。

フィンセント・ファン・ゴッホ役:平野良
昨年の初演からちょうど一年間が経過し、時間を置いたことで、セリフひとつひとつに深みが増し、改めて「こういう作 品だったんだな」と気づかされる場面もありました。
原作の漫画では描かれていない部分、特に若手画家 4 人が明日に向かって歌う「モンマルトルの丘」は、とても明る い気分になれる本作の見どころですので、ぜひご注目ください。

アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック役:反橋宗一郎
初演をただなぞるだけではなく、新たにミュージカル「さよならソルシエ」という作品を作っていくという気持ちで日々緊 張しつつ、しかしとても楽しく稽古できました。僕たち新キャストが入ったことで新しい風を吹かせられるように頑張りま す。音楽もお芝居も、観に来てくださったお客様全員が釘付けになる作品だと思いますので、ぜひ劇場へお越しくだ さい。

エミール・ベルナール役:輝馬
この素敵な作品の魅力を、役者としても作品を大好きなファンとしても伝えていきたいですし、その自信があるので、ぜひ ご覧いただきたいと思います。本作はあまり聴く機会のないプロのピアノの生の音を聴くことができますし、繊細かつ大胆で、 ち密に計算されていますので、ぜひ全ての曲を好きになってほしいです。 稽古場からずっと観ていて飽きないですし、どのシーンのどのキャラクターを観ていても「生きているんだな」と感じられる 作品となっています。僕自身も大好きな作品を是非劇場まで見に来ていただきたいです。

ポール・シニャック役:上田堪大
今回新メンバーとして入らせていただき、日々刺激を受けて楽しく稽古させていただきました。 カンパニー全員で作り上げてきたミュージカル「さよならソルシエ」の世界をお届けできるのがとても楽しみです。 兄弟の絆が素敵に描かれている今作ですが、その二人に僕達、若手画家が舞台上でどう絡んで、どういうふうに生きてい くのか注目していただきたいです。

ポール・ゴーギャン役:Kimeru
初演も素敵なハーモニーだったのですが、今回新キャストが加わり、ハーモニーも変わり、そして舞台上で絵を描いている ときの空気も変わって、今回の方が力強いイメージになっているので、そこを感じ取っていただければと思います。 絵画という芸術を音楽で表現しているところや、原作には登場していない若手画家三人がどうストーリーに絡むかは舞台 ならではなので、今作の見どころだと思います。 ずっと再演してほしいと思っていたのが叶い、キャストみんなやる気十分で挑んでいます。今作は 2.5 次元ミュージカル作 品ですが、予備知識がなくてもどなたでも楽しめる作品となっていますので、ぜひ劇場でご覧ください。

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