弱虫ペダル

【レポート】舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~スタートライン~

弱虫ペダル

小野田坂道(醍醐虎汰朗)は高校2年生になった。まず、“これまでのお話のおさらい”も兼ねて坂道が独白する。アニメやマンガが大好きで秋葉原に自転車で通ってることや、ひょんなことで自転車競技部に入り、友達が出来たこと、インターハイに出場したことを語る。彼にとっては激動の1年であったが、著しく成長出来た1年でもあった。
総北高校は前年、インターハイで優勝したが、今年もそれを死守しなければならない。レギュラーになりたいのは皆、同じ。3年生の古賀 公貴(田川大樹)は1年生の時にはインターハイに出場出来たが、その後は怪我で2年生の時点では出場出来なかったが整備担当としてチームをサポートしていた。3年生になり、ラストチャンス、合宿でインターハイ出場を賭けて手嶋純太(鯨井康介)に勝負を挑む。この合宿は4日間で1000キロ走る、という過酷な内容だ。後がない古賀、でもそれは手嶋とて同じこと、2年生の時は合宿で1年生3人に敗北し、インターハイには出場出来なかったからだ。真剣勝負、譲れない戦い、どっちかが負けるのは必然だ。また手嶋と青八木一(八島諒)、この2人の絆は固いが、この関係性も舞台ではきっちりと描かれている。また、新しくインターハイメンバーとなった1年生・鏑木一差(江口祐貴)と、段竹竜包(植田慎一郎)の旧知の関係も描かれている。総北メンバーの様々な想いが交錯、チームの心の動きが見える。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。