ノラガミ

【レポート】舞台「ノラガミ-神と絆-」

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なお、ゲネプロ前に囲み会見があった。登壇したのは鈴木拡樹(夜ト)、植田圭輔(雪音)、長谷川かすみ(壱岐ひより)、安藤彩華(毘沙門)、和田琢磨(兆麻)、糸原美波(小福)、友常勇気(大黒)。初演から演じているキャストだけあって最初から和気あいあいな雰囲気。

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まず鈴木拡樹が「ちょうど1年で戻ってこられたというのが非常に大きい。1年は早く感じるようで、濃い時間を過ごしていたんだなっていうのを、この座組がまた集まったときに感じました。1人ひとりの成長を楽しんでいただけたら。前作より確実にパワーアップしています。1年前にご覧になった方にはいいタイミングだと思います。」と挨拶した。植田圭輔は「舞台『ノラガミ』の魅力はオリジナルストーリー、お芝居の部分がしっかり生かされて、映像や立ち回りと合致して素敵なエンターテイメントになっています」とコメントし、長谷川かすみは「みんな役が出来上がってて、役が深まってパワーアップしています!」と語ったが、各キャスト、安定感もあり、楽しく演じていたのが印象的。安藤彩華は「同じ作品を続けてやらせて頂いて……進化しないと!」と挨拶。和田琢磨は「“神と絆”、さまざまな箇所で絆が深まるシーンが、それを感じられるシーンが盛り込まれています」とコメントしたが、キャラクターとしての絆も感じられるがキャスト同士の絆も感じられており、チームワークの良さもありの感があった。糸原美波は「昨年以上に絆を深めて」、友常勇気は「スタッフや演出の各セクションがより一層大きくなって、強いものがいいものができたと思います!」と語った。鈴木拡樹は「新しい殺陣、戦い方が出てきます」とコメントしたが、細かい動きが正確で、しかもダイナミック、夜トと敢御の対峙は特に見どころ。また、友常勇気が糸原美波を指して「20歳になりました〜」と笑い、思わずそこに居合わせた関係者や記者も思わず笑った。またキャラクターを演じるにあたって鈴木拡樹は「そのキャラクターの一番の理解者になろうと。“彼ならこう答えるかな?”と」とコメントし、他のキャストも大きく頷いた。さらに「関係性が確実に一歩踏み込む、1年前と比べると進歩した」といい、植田圭輔も「今回は結構、細かいやり取りがある。下手すれば僕らにしかわからないようなやり取りをかなり大事にしているので、注目していただけたら」とコメントした。初演から1年、そして同じメンバーで演じることのメリットであろう。
会見中も皆、ワイワイと賑やか、最後に鈴木拡樹が「前作を観ていただいた方には、新たにオリジナルの『ノラガミ』を楽しんでいただきたいです。劇場いっぱいに広がる『ノラガミ』の世界観は、劇場でしか味わえないもの、この生の迫力をお届けするために我々千秋楽まで突っ走っていきます!」
アクションも多く、まずは怪我なく多くの観客を喜ばせることが肝心、いい雰囲気で会見は終了した。

なお、千秋楽のライブビューイング上映も決定した。

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