• HOME
  • ブログ
  • ニュース
  • 東野圭吾 原作、藤田俊太郎 演出による『ミュージカル「手紙」2025』東京、大阪、岡山で上演決定!
ミュージカル「手紙」2025

東野圭吾 原作、藤田俊太郎 演出による『ミュージカル「手紙」2025』東京、大阪、岡山で上演決定!

『ミュージカル「手紙」』は、これまで映画やドラマとして映像化されてきた東野圭吾原作の小説「手紙」(文春文庫刊)を、日本発のオリジナルミュージカルとして作り上げ、2016年、2017 年、2022 年に上演。
4度目となる本作の演出は、過去 3 回に続いて、2024 年 2 月に「第 31 回読売演劇大賞」の大賞・最優秀演出家賞を受賞した藤田俊太郎が担当。

出演は、物語の主軸となる兄弟役として『ミュージカル「手紙」2022』で主演を務めた村井良大、spi が続投。
弟の直貴に思いを寄せ、彼の人生に大きな影響を与える女性・由実子は、シンガー・ソングライターとしての活動に加えて、2020年にミュージカル『VIOLET』のオーディションで主役のヴァイオレット役に選ばれた優河が、自身二作目となるミュージカルに挑みます。また、直貴と同じバンドを組む 3人は、グループ活動はもちろん個人でも舞台やミュージカルなどで活躍の幅を広げる少年忍者の鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽が演じます。

さらに、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也という実力派5 名が、『ミュージカル「手紙」2022』に続いて出演。
『ミュージカル「手紙」2025』は、2022年度版から一部シーンの変更や新たな演出を予定。
ミュージカル「手紙」2025

演出:藤田俊太郎 コメント

『ミュージカル「手紙」2025』上演決定に寄せて

オリジナルミュージカル『手紙』はいつも私の心の大切な場所に寄り添い続けている作品です。また、演出家としてこれからも時間をかけて創り続けていきたいと決意している演劇作品でもあります。この素晴らしい演目を再び演出するチャンスをいただけたことに大きな幸せを感じています。

今回の上演は、特にオープニングとエンディングに 2025 年版独自の演出を考えました。これまでなかった役も舞台上に登場します。上演台本は変化と、進化を続けています。新たに参加するメンバーが与えてくれた影響を元に、新曲、曲の新しいアレンジが加わりました。2025 年のこのメンバーでしか創れない鮮烈な『手紙』を上演したいと思っています。2016 年の初演から 9 年が経ちました。たくさんの方の想いと愛がつまったミュージカルです。2016 年、2017 年、2022 年それぞれの上演を共に創った仲間たちに心からの敬意と感謝を込め、思いを胸にしっかりと刻み、一歩一歩大事に進んでいきたいと思います。

創作にあたっては、東野圭吾さんが原作に込めたメッセージに座組一丸となって向き合っていきたいと考えています。舞台は 1990 年代から 2010 年代までの日本、とある兄弟を中心とした物語です。日常、そして音楽が大きなテーマです。話は冒頭、兄が犯した強盗と、兄が人を殺めてしまう罪が描かる場面から始まります。兄弟の姿を通して、人は誰しも被害者、加害者、被害者家族、加害者家族になり得るのだということ。日常はいつも突然変わる可能性を秘めているということ。そして、私たちの日々は、もっとこうすればよかった、もう少し他の行動ができたはずだという、在り得たかもしれない現在を願う後悔の連続ではないかと作品が教えてくれます。兄も弟も全てを失い、他の登場人物も一人一人が必死にもがき生活する中、音楽が寄り添い、今を照らす、かすかな希望の光になります。

たった一人だけの肉親である兄による犯罪。音楽という夢を一度は諦めた弟。劇中、胸が締め付けられる多くの出来事を経て、兄、弟、そして他の人物たちは、経験も、立場も、状況も違う中で、自分の人生の在り方を考えます。そして’帰るべき場所’、ホームはどこにあるのかと問い、生きていきます。帰るべき場所を見つけた弟と、帰るべき場所が今はない兄の別れ。ラストシーンでは、深く豊かな家族の愛の姿を、観客席に手渡したいと強く願っております。

最後になりますが、上演の継続を決めたプロデューサー、製作の皆様、作品の礎を作った、脚本・作詞の高橋知伽江さん、作曲・音楽監督・作詞の深沢桂子さんをはじめとする全カンパニーメンバーと素敵な仕事をしたいと思っています。言葉の強さと音楽の楽しさや温もりを大切に紡ぎ、最愛のお客様にお届けしたいと思っております。全国の劇場にて、お待ちしております。

公演概要

【公演名】ミュージカル「手紙」2025

【原作】東野圭吾「手紙」(文春文庫刊)

【脚本・作詞】高橋知伽江
【作曲・音楽監督・作詞】深沢桂子
【演出】藤田俊太郎

【出演】村井良大、spi、優河、 鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、 染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也

■東京公演
【会場】東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) 東京都豊島区東池袋 1-19-1
【公演日時】2025 年 3 月 7 日(金)~3 月 23 日(日)

■大阪公演
【会場】SkyシアターMBS 大阪府大阪市北区梅田3丁目2-2 JPタワー大阪 6F
【公演日時】2025 年 3 月 29 日(土)~3 月 31 日(月)

■岡山公演
【会場】岡山芸術創造劇場 ハレノワ大劇場 岡山県岡山市北区表町3丁目11番50号
【公演日時】2025 年 4 月 5 日(土)~4 月 6 日(日)

【公式サイト】https://musical-tegami.srptokyo.com/
【X(旧 Twitter)】@musical_tegami

【企画・製作】サンライズプロモーション東京 / MY Promotion / スペースポンド
【お問合せ】サンライズインフォメーション 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。