ダンデビ

【レポート】 ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」

ダンデビ

アニメの主人公である立華リツカは前回同様にダンサーが演じるが、今回は谷桃子バレエ団の中村慶潤が“表現”する。また、原作アニメでも人気だった曲「EMOLIAR」や、「KETTO~譲れない、せめぎ愛~」のアレンジバージョンも歌唱する。
ストーリーは前回公演と同じではあるが、アクションシーンもより立体的で見せ場が多くなっている。もちろんメインキャラクターのソロもあり、全体としては“ショー的”な部分が充実、アニメでおなじみの曲もかかり、アニメを視聴していたファンはテンションが上がるところ。立華リツカはところどころに登場し、その心情や迷いをダンスでたおやかに表現、鉤貫レム(神永圭佑)始め、ヒロインに対する想い、時には切なく熱く、観客に“語りかける”。もとの“ミュージカルアニメ”のテイストを尊重しつつ、舞台らしい表現を用いながら、「Dance with Devils」の世界を構築する。様々な伏線がラストに向かって“集結”する、ドキドキな展開。最後のミニコンサートはペンライトOK、客席にキャストも降りてくるので、気軽に楽しみたい。

ダンデビ

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。